先日、愛みやざきで県政報告会を兼ねたセミナーを開催しました。
今回は宮崎市高岡町での開催で、同僚の有岡議員がすべての段取りをされました。
まずはじめにエレガントなフルートとピアノの演奏ではじまり、会場に雰囲気が和んだところで、我々が一人ずつ県政報告をしました。
私は愛みやざきの3人が何故、無所属で活動しているのかや議会改革に取り組み続ける姿勢についてなどを報告させてもらいました。
それぞれの報告後、鹿児島大学大学院准教授の井村隆介先生から「大規模災害の後方支援」と題した講演をしていただきました。
井村先生は、地学、環境地質学の専門で、この日も映像と具体的な数字を交えながら大胆かつ分かりやすい話をしてくださいました。
特にマスコミが取り上げることの少なくなった、東日本大震災の映像を取り上げながら
「もう遠い記憶になっていませんか!
この規模の震災は九州にも必ずやってきます。
発生する確率も年々、いや日に日に高くなっています。」
いきなりビンタされたような感覚になるくらいの勢いで語り掛けられました。
さらに
「間違いなく死者が出ます。
定期的に震災に襲われ、九州より意識の高かった東北でさえあれだけの被害が出たんです。
特に宮崎のように時間的距離があるところの支援は、後回しにされます。」
往復ビンタをもらい目が覚めたかのように会場の集中力は高く維持されたままでした。
垂直非難の重要性や車で非難することにとり発生するグリッドロック現象についてなど東日本大震災から学ばなくていけない重要な事象の解説は、被災時のとるべき行動を再認識することに大変役立ちました。
「時間が全然足りません・・・」
1時間の予定で講演をお願いしていましたが、井村先生も我々もまだまだ時間を共有したい気持ちでいっぱいでした
今回の講演内容をしっかり刻み、県内の防災意識向上のため活動をしていきます!