愛みやざきで挑んだ初めての定例議会が終わりました。
個人的には一般質問に立ち、いよいよ議会人としての一歩を踏み出したという感があります。そして、委員会審議においても医療福祉の現場で培った知識と経験でとことん議論しました。
今回の議会は、愛みやざきを立ち上げ、マスコミに取り上げられることにより大きくなった県民の期待に対し、仕事で応えなければならないプレッシャーと知事をはじめ執行部の方と議論する緊張感、さらには先輩議員に若いだけの虚勢会派ではないと認めてもらうための挑戦もあり、とにかくがむしゃらに取り組んだ1ヶ月でした。
「きつかった~」
正直な感想です。
最終日に愛みやざきを代表して西村議員が企業局の予算に対して、反対討論に立ちました。単に今回の予算に反対するものではなく、同様の事業の検証を促すためにも声を上げたのですが、かなりの勇気を要する行動でした。
討論が始まると同時に、議場には野次が飛び交いました。
冷静を装いながらもこみ上げてくる熱情は行き場を失い、握りこぶしが震えました。
「西村!がんばれ!!がんばってくれ!!!」
討論が終盤に入るとさらに野次るボリュームは大きくなりましたが、屈することなく討論を言い切ってくれました。その時、西村議員が逞しく見えたのは私だけではなかったはずです。
そして採決。反対の意を貫き、起立することなく議長の
「賛成多数。よって本案は原案通り可決いたしました。」
を聞きました。その間、約数秒でしたが、大きなものに立ち向かっているのだという恐怖心と孤独感に陥りました。
諦めません。この恐怖心や孤独感から逃げ出すことなく、愛する宮崎のため愛みやざきのメンバーと共に挑み続けます。