奇跡への絆

図師ひろき

雑感208

2011年11月30日 23時45分39秒 | Weblog

 枕を変えました。

 今まで寝ちがいで首を痛めることが多く、枕の高さには気を使ってきましたが、なかなか自分にあった枕が分からず、試行錯誤していました…

 低反発枕は心地好いのですが、もともと頭を高くして寝ることに慣れていたので、沈みすぎると首に影響がありそうで、低めの枕の上に低反発を重ねて使っていました。

 そんな時、テレビで高さが合っていない枕は首への負担をかけることになる…とあり、マイ枕をすすめる番組がありました。

 そこで今回、空気を入れたり抜いたりすることにより高さが調整できる枕にしました。

 かなりの優れもので、枕に一昔前の血圧計のような空気を送り込む手動ポンプ(?)が付いていて、寝たままある程度の高さになるまで、空気を入れて、ボタンを押すと徐々に空気が抜ける仕組みになっています。

 そして空気の抜ける音が止まる少し前にボタンから指を放すと、その時の首の状態に合ったマイ枕の完成です!

 その日の首の状態に応じて、枕の高さが変えられることが快適で、さらに横を向いた時にでも頚椎から背骨が一直線になる構造となっています。

 おかげで枕を変えてから、一度も辛い寝ちがい状態になっておらず、とても快調に動き回れています。

 ただ整体の先生から言われていることは

 「図師さんの首から肩にかけてはガチガチよ!自覚症状が出てからではなかなか揉みほぐせんからね!」

 と定期的に通うように促されています。

 マイ枕と適度な運動、そして時々のマッサージで軽快な活動が維持できるよう、体のメンテナンスには今まで以上に気を使っていきます。


受け継がれる結束

2011年11月29日 23時42分14秒 | Weblog



 高鍋高校の支部総会が開催されており、OB祭役員で手分けして、お礼まわりをさせてもらっています。 


 先日は、宮崎市支部総会に木之下実行委員長と参加し、今年度OB祭で協力いただいたことへの感謝の意を伝えてきました。










      

 勢いあまってか、責任感の表れか、総会最後の応援歌斉唱の際、木之下実行委員長は壇上にあがり、自らエールをきって、音頭をとり、盛り上げてくれました。


    

 川南支部では、冒頭OBであられる仕田良光先輩らによる津軽三味線の演奏がありました。

  

 さらにペルーの民族楽器“カホ”とのコラボレーションもあり、聞きほれてしまいました。

  

 川南支部では役員の方々が、交代されるということで旧役員の方々に花束の贈呈がありました。


    

 そして同期を代表して、私の方からOB祭のお礼を言わせていただき、たくさんの労いの言葉をかけていただきました。

 さらに名古屋支部総会にも参加させていただきました。

    

 県外支部の方々からも多大なる支援をいただき、実際OB祭には参加いただいてなくとも、OB祭の成功を我が事のように喜んでいただき、つくづく高鍋高校の結束の強さを感じるお礼まわりとなっています。


 どの支部も最後は、校歌と応援歌を歌うのですが、名古屋の地でホテル中に響く大合唱は特に爽快でした。


 ありがとうございました!






終の棲家

2011年11月28日 23時20分00秒 | Weblog



 新富町新田に完成した高齢者施設を見学させていただきました。


 新田地区には、高齢者施設が少なく、私も地区の方々と話をさせてもらう度に


 「富田の方には、施設はたくさんあるけん、こっちにはないかい、なんとかしてくれんかのぉ・・・」


 との声を聞いていました。



 



 そんな時、モダンで利便性の優れた施設ができると聞きつけ、早速出向かせていただくと・・・

      

 木材をふんだんに使い、空間演出が高齢者施設らしからぬ立派な施設が建設されていました。


 さらに施設長さんは、この施設を開設前に現場経験があられるということで、機能性にこだわりぬいた作りとなっていました。


  

 ちょっと分かりづらいのですが、限られたスペースを最大限有効活用し、かつ高齢者のプライバシーを守りつつ、身体機能を維持していくため
にトイレは、個室と個室の間に設置されていました。

  

 そして何より、この風景です。


 窓の外には田園風景が広がり、高齢者は昔、育った環境に戻ってきた感覚になり、心穏やかに生活していただけることでしょう。


 さらに施設長さんは・・・


 「この施設は、利用者の終の棲家にして欲しいんです。


 ここで看取りができるように、体制を整え、家族の方々と協力して安らぎを提供していきたい。」


 と語ってくださいました。


 在宅での看取りができることが最善ですが、地域に根ざした施設で家族同様の方々に見守られながら最期を迎えられることもたいへん有意義なことだと思います。


 これからも時々、寄らせていただき、お邪魔にならないようにお手伝いをさせていただきたいと思います。

  


2011年11月27日 21時06分25秒 | Weblog


 今年も川南に復活の明かりが灯りました。

 トロンドームが会場の電飾イルミネーション大作戦点灯式に参加させてもらいました。

 見てくださいこの輝きを!!

    

 今年の鮮やかさは格別です!

 それは今まで使用していた電球をLEDに変えたことにより、明るさは倍増!電気消費量は約4割カットされたとのことです。

 そんな現実的なこと以上に、やはり川南は口蹄疫被害の爆心地であり、その川南の闇夜を照らすイルミネーションだからこそ一段と輝いて見えるのだと思います。

 川南が、児湯が、復興の明かりを掲げることが東日本大震災の被災者の方々に、大きな勇気を届けることに繋がると思います。

 児湯がそうであるように、東日本の方々の今、最大のより所は、国や行政ではなく、これかもしれません・・・

  

 地域の方々との絆、そして遠く離れていても、何かで繋がり、できる限りの支援を続ける・・・まさに“絆”があればこそ苦境を乗り越えられるのだと思います。

 そして忘れてならないことは・・・ 

  

 この笑顔!

 点灯式の傍らで、女性部の方々が活き活きと振る舞い餅を丸められていました。

  


 川南を、児湯を元気付けていただき、東日本も被災者の方々へ思いを馳せてもらうことができる川南のイルミネーションに是非、足を運んでみてください!

 

 

 


上を向いて歩こうが聴こえる

2011年11月26日 23時16分43秒 | Weblog


 木城町にある身体障がい者施設“愛が生まれる園”「愛生園」の秋祭りに参加させていただきました。

 この日は4つほど行事を掛け持ちしていて、私が園を訪れることができたのは午後最初のプログラムからでした。

 冒頭、あいさつをさせていただき

 「昨年から宮崎はたいへんな状況が続きました・・・そして3月11日には日本全体が涙する大惨事が起こりました・・・いつも私たちは皆さんの明るさからたくさんの元気をいただき感謝しています・・・今日は被災者の方々に元気を届けるくらい元気はつらつで演奏をお願いします!」

 

 最初のプログラムは音楽クラブによる発表でした。

    

 指揮者の演奏開始の合図に合わせて、太鼓、タンバリン、カスタネットなどが勢いよくリズムを刻み始めました。

    

 障がいが故に、身体の可動域に限りがあられる方がほとんどで、テンポよく楽器を打ち鳴らすにも全身を使い、一生懸命に指揮者の合図を追いかけていかれます・・・

 そして奏でられいる曲目は“上を向いて歩こう”でした。

 まさに被災者に届けとばかりに、心が込められた演奏でした。

    

 演奏のお返しとばかりに高鍋のエイサーチームの披露もありました。

 私がこの施設に通わせていただくようになって、もう20年以上が経ちます・・・始めは、車イスを掃除させてもらったり、窓ガラスを拭いたりと入所者の方々とコミュニケーションをあまり取れませんでしたが、今は視覚障がいがあられる方も私が玄関で

 「こんにちは、遊びに来ました!」

 とあいさつをすると

 「ずっさん、来たねぇ!ずっさん、話してぇことがあっかいこっちに来てん!」

 と呼び止めてくださるほど、親しくさせてもらっています。

 職員の方々も、とにかく明るく、そして何より長年勤務されている方が多く、青年団で共に活動した仲間も、結婚後も勤務を続けていて、女性は出産後もまた職場復帰している方も複数いて、施設の雰囲気からして、働きやすい職場であることは一目瞭然です。

 しかし施設は老朽化し、立地的にも入所者の適しているとは言いがたい環境にあります。

 そこで来年度、木城の街なかに施設移転することが決まり、すでに本体工事が始まっています。

 これからも愛が生まれる温かい施設を見守り、入所者も職員の方も安心して生活できるようにできる限りの支援をさせていただきます。



県外政務調査報告3

2011年11月25日 23時34分34秒 | Weblog

 
 都内のホテルで開催されていた宮崎県産品フェアと農産品を使用した試食会にも足を運んできました。

  

 “宮崎佳品づくし”と銘うたれたイベントは、ホテルのフロア全体使って所狭しと宮崎県産品の紹介がされていました。

   

 農産品をもちろんのこと、加工品やお土産品も並べられ、ホテル側の宣伝効果も合間って、平日にもかかわらずロビーは多くの人で埋め尽くされていました。

 そしてステージでは、宮崎県産品があたる抽選会が行われていました。

   

 少し図々しいかとは思いましたが、主催者の配慮で私たちもこのステージに上がらせてもらい、県産品のトップセールスをさせていただきました。

 その県産品の販売エリアとは別に、宮崎の食材を使った試食会も開催されていました。

 ホテル側が、今後メニュー化する前提での、試食会ということもあり和食から中華、洋食まで様々なメニューが並んでいました。

 3000円で一人5品まで選べるのですが、さすがに目移りしてしまい、かなり時間をかけて取り揃えた品々がこれです!

  

 彩りも鮮やかで、見て良し、味も良し、ただ欲を言えばもう少しボリュームが・・・

 私にとっては、どれもお上品過ぎて、ペロリと食べ終わってしまい、あと3セットくらいはいけそうな感じでした。

 一番美味しかったのは、宮崎牛のサイコロステーキにとろろがかかっている料理で、贅沢極まりない一品を一口でほお張り、肉汁と山芋のコラボを堪能しました。

 今、思い出すだけでも唾が・・・

 今回のイベントは、ホテル側が主催ということもあり、県側の予算は最小限で最大限の効果をあげていることは一目瞭然でした。

 これからも同様な仕掛けは、迷うことなく推し進め、県産品の販路拡大と消費定着が図れるよう支援していきます! 



県外政務調査報告2

2011年11月24日 23時33分27秒 | Weblog


 農林水産省と国土交通省職員との意見交換のあとは、トップへの直訴です!

 

 総理官邸で野田首相との面会は叶いませんでしたが、鹿野農林水産大臣とは直接お話ができました。

    

 鹿野大臣は、熱心に我々の話に耳を傾けていただき、また要望書にもじっくり目を通していただきました。

 そして私から

 「口蹄疫の爆心地が私の地元です。

 今でも爪痕深く、畜産農家に限らず商工業も観光も被災前の状況には戻っていません。

 それでもピンチをチャンスにかえるべく、養豚の新生プロジェクトや牛の白血病検査体制拡充など地域住民は懸命に前進しています。

 どうかさらに宮崎に陽をあててください!」

 と訴えたところ、大臣は

 「宮崎独自の取り組みについては把握しています。

 言葉だけではなく、具体的な支援策を実行しなければならないと考えています。

 農林水産省としても宮崎県一次産業復興のため力を注いでいく!」

 と力強く明言していただきました。

 高ぶる気持ちのまま島津国土交通省政務官、奥村文部科学省副大臣、城井文部科学省政務官と続けて面会させていただき、要望活動をさせていただきました。

    



 教育関係では、30人学級編成など少人数学級を制度化し、必要となる財源措置を講ずることや学校の耐震化に必要な財源を引き続き確保することなどを要望してきました。

 タイトな陳情ではありましたが、それぞれの大臣、副大臣、政務官が粋に感じてもらい、中身の濃い、手応えのある活動となりました。



県外政務調査報告1

2011年11月23日 23時16分09秒 | Weblog


 定例議会と定例議会の合間を縫うように、国への要望活動と政務調査を続けています。

 今回は、宮崎県議会会派“新みやざき”の方々と、関係省庁と宮城県視察を行ってきました。

 その内容を順次、報告します。

 まず、樽床民主党幹事長代行の本県の実情を直訴し、具体的支援を取り付けるべく懸命に食い下がってきました。

      

 ご存知の通り、樽床幹事長代行は以前民主党代表選に出馬されるなど、党内でも中堅リーダーとして存在感を増し続けられています。

 特に本県の遅れている社会資本整備の推進と口蹄疫被害からの再生、復興、振興に関する内容を1つ1つ申し述べ理解を求めました。

 すると・・・

 「皆さんの熱意は十分に伝わりましたので、地元選出国会議員と関係省庁と連携し、さらなる支援策の検討に入ります!」

 という旨の返事をいただきましたので、早速地元選出国会議員に同行していただき、関係省庁に出向き、担当課との意見交換、陳情活動をさせていただきました。

 まずは農林水産省です。

      

 ここでは畜産企画課、食肉鶏卵課、園芸作物課、地域作物課、動物衛生課、農地資源課、農村整備課などの職員に集まっていただき、口蹄疫から高病原性鳥インフルエンザ、そして新燃岳被災が本県の基幹産業及び観光産業、流通産業にまで未曾有の被害を及ぼしている実態を訴え、特段の措置を講じていただくよう重ね重ね直訴しました。

 私は特に、農山村地域整備の促進を取り上げ、整備水準の低い条件不利地域に対し、手厚い配分となるように訴えました。

 次に国土交通省に出向き、インフラの早期整備と今後の展望について意見交換しました。

 ここにも、高速道路課、国道防災課、環境安全課、企画課などの職員に集まっていただき、繰り返しになりますが本県の遅れている実態を再認識していただき、特段の措置を直訴しました。

 特に、東九州自動車道、九州中央自動車道、高規格道路「都城志武志道路」の整備促進を地図を広げ、事細かに説明をしてきました。

 本県は高速道路共用率全国最低ランク及び国県道改良率全国38位、これは九州最下位・・・これらは防災、減災対策と緊急輸送道路確保の観点からも低水準にあることを意味しています。

 何としてでも国内の格差あるインフラ整備の是正を成し遂げるべく、活動を続けます!