6月定例議会が終了しました。
今定例議会は、国の緊急雇用対策15兆円に絡む大型補正予算の審査があり、宮崎県行政機関設置条例の一部を変更する条例や知事の退職手当の特例に関する条例の審査があり、例年の6月定例議会よりは、かなりボリュームがありました。
補正予算については、県民ニーズに呼応し、即効性のある内容になっているかを慎重審議しました。
特に私は環境農林水産常任委員会に属していますので
○伐採促進事業(平成21~23年度)・・・65,062千円
○森林整備促進・林業再生事業(平成21~23年度)・・・2,001,500千円
○未来農業につなぐ「アグリ実践ラボシステム」導入事業・・・35,000千円
○宮崎発・大地に活かす農商工連携ビジネスモデル創設事業基金(平成21~5年度)・・・500,000千円
○農地有効利用支援整備事業・・・58,500千円
などを審議し、原案通り可決しました。
宮崎県行政機関設置条例の一部を変更する条例については原案を否決しました。
この条例の内容は、私が紹介議員となった“高鍋土木事務所の存続を求める請願書”の内容と整合性がとれなかったので、地域の声を代弁するため、反対討論に立ちました。
以下、討論の一部です。
「・・・この再編成案では、災害時における迅速かつ的確な対応や、関係機関との円滑な連携などに困難が生じ、防災対策などにおいても多大な支障が生じることは明らかであります。
・・・県の示す行財政改革の内容には一定の評価はするものの、地域関係団体および議会内での協議、審議、意志の疎通が未成熟と判断し、条例に対する反対の意を表明するものであります。
議員各位のご英断を期待して、討論を終わります。」
この条例案の審議を付託されていた商工建設常任委員会でも、すでに否決されていたこともあり、この条例案は賛成多数により否決となりました。
知事の退職手当の特例に関する条例については、武井議員が賛成討論に立ちました。
結果、賛成多数で可決されました。
これにより知事の退職金は、4,166万4千円から2,083万2千円になります。
この他にも報告すべき内容は沢山ありますので、愛みやざきは県政報告会を開催していきます。
次回は宮崎市の宮交シティ・あじさいホールで開催します。
日時・7月4日(土) 17時30分開場 18時開始
入場無料ですので、お気軽に参加してみてください。