愛生園という障がい者施設の方々が県庁見学に来てくれました。
私が小学生のときからボランティアに行っている施設で、皆さんとても優しく接してくれます。
県庁内はバリアフリー化されているとはいえ、車椅子の方々には快適な環境とは言い難く、移動を含めると通常の5倍くらいの見学時間がかかりました。
その中で、心温まるサプライズが2つありました。
1つは、たまたま、またまた知事登場!
県庁玄関で記念撮影の準備をしていると、知事が階段を降りてこられて、自然に皆さんの中央へ。思いっきりの笑顔で
“ハイ!チ~ズ”
ならぬ
“ハイ!チ~ジ”
さすがプロ!!ありがとうございました!
そしてもう1つ。
観光リゾート課のガイド担当の方の笑顔。
移動にいくら時間がかかっても笑顔。最後の見送りの時は両手を挙げての笑顔でした。知事が言われる「もてなしの県、日本一!」の素敵な実践者を見ました。
もちろん見学された皆さんも笑顔!笑顔!で、中には感動のあまり涙される方まで!
話はかわりますが、「8日目」という映画があります。
「神様は7日間で世界を創り、8日目に障がい者に生命を吹き込まれた。」をキーワードに、知的障害者と人生を諦めかけた男が、交わりの中から笑顔と温かい心を取り戻していくというストーリーです。
この世に生を享けた者には、すべてに存在意義がある。
でも、それに気づけない人もいる。
主人公の障がい者が雨の中、迎えが来ることを信じて何時間も待ち続けるシーンが印象に残っています。
忘れかけた大切な気持ちを思い出させてくれる作品です。最近疲れが溜まっている方、是非ご覧になってみてください。
県庁見学に来ていただいた皆さん、ありがとう!
皆さんのおかげで、素敵な笑顔にたくさん出会えました。
また頑張れます!