奇跡への絆

図師ひろき

相手を思うということ

2007年09月28日 18時52分44秒 | Weblog
 燃えるように咲いていた彼岸花も、枯れ始めました・・・
 
 花が姿を消すと、今度は葉が顔を出します・・・
 
 葉は太陽の光を受け、たくさんの栄養を球根に注ぎます・・・
 
 来年も凛とした美しい花が咲くようにと・・・
 
 そして花は、葉の思いをしっかり受け止め、再び私たちの心を和ませてくれる。
 
 葉はそんな花を誇らしく思っている・・・
 
 かも知れません。
 
 相手の顔を見合すことはないけれど、相手のことを思い、心尽くして時を待つ・・・
 
 そんな彼岸花を韓国では「相思華」と言うそうです。

 彼岸花の葉も眺めてみてください。

 心のささくれが少しだけなめらかになり、癒されると思います。


8日目

2007年09月26日 16時51分11秒 | Weblog
 愛生園という障がい者施設の方々が県庁見学に来てくれました。
 私が小学生のときからボランティアに行っている施設で、皆さんとても優しく接してくれます。
 県庁内はバリアフリー化されているとはいえ、車椅子の方々には快適な環境とは言い難く、移動を含めると通常の5倍くらいの見学時間がかかりました。
 
 その中で、心温まるサプライズが2つありました。
 1つは、たまたま、またまた知事登場!
 県庁玄関で記念撮影の準備をしていると、知事が階段を降りてこられて、自然に皆さんの中央へ。思いっきりの笑顔で
“ハイ!チ~ズ”
 ならぬ
“ハイ!チ~ジ”
 さすがプロ!!ありがとうございました! 
 
 そしてもう1つ。
 観光リゾート課のガイド担当の方の笑顔。
 移動にいくら時間がかかっても笑顔。最後の見送りの時は両手を挙げての笑顔でした。知事が言われる「もてなしの県、日本一!」の素敵な実践者を見ました。

 もちろん見学された皆さんも笑顔!笑顔!で、中には感動のあまり涙される方まで!

 話はかわりますが、「8日目」という映画があります。
 「神様は7日間で世界を創り、8日目に障がい者に生命を吹き込まれた。」をキーワードに、知的障害者と人生を諦めかけた男が、交わりの中から笑顔と温かい心を取り戻していくというストーリーです。
 この世に生を享けた者には、すべてに存在意義がある。 
 でも、それに気づけない人もいる。
 主人公の障がい者が雨の中、迎えが来ることを信じて何時間も待ち続けるシーンが印象に残っています。
 忘れかけた大切な気持ちを思い出させてくれる作品です。最近疲れが溜まっている方、是非ご覧になってみてください。
 
 県庁見学に来ていただいた皆さん、ありがとう!
 皆さんのおかげで、素敵な笑顔にたくさん出会えました。
 
 また頑張れます!


 

披露宴

2007年09月24日 16時30分00秒 | Weblog

 私が木城町議をしながら隣り街のボウリング場でアルバイトをしていたときの同僚が結婚しました。
 彼は現在、大分県警に勤務しており、県警の上司や同僚もたくさん出席されていましたので、テーブルスピーチの際に
「宮崎のマンゴーは食べていただきましたか?」
と訊くと
「食べたことあるよ!」
と返ってきたので、間髪いれず
「地鶏をお土産に買って帰ってください!!」
と、さりげなくトップセールスをさせていただき
ました。

 偶然なのですが、新婦は准看護学校卒で私の教え子でした。
 笑顔がとても素敵で、幸せオーラが眩しいくらいに出ていました。

 スピーチの最後に
「今日からたくさんの家族ができましたね。
 そしてたくさんの方々に支えられていることに感謝してください。
 これからも周りの方々に“ひろき”心で、愛の“めぐみ”を配ってください。」
と新郎新婦の名前(ひろき&めぐみ)を織り込みました。

 宴もクライマックス・・・

 新婦の手紙。

 泣けました。

 そして新郎のあいさつ。

 もともと口数の少ない彼らしく、ただ新婦を守る強さと来場された方へ感謝の気持ちをとつとつと伝えていました。

 その姿に谷川俊太郎さんの詩を想い出しました。
 「これが私の優しさです」より~祝婚~

「男の若い首すじが
 少しさびしげに見えるのはいい
 いつのまにか男は男の父に似ている

 女のみはった瞳が
 少しいどむようなのはいい
 いつのまにか女は女の母に似ている

 街のいつのもざわめきが
 いつものようなのはいい
 平凡は平凡のままでドラマになろうとしている

(中略)

 常ならぬこの地上で
 ひとりひとりが誓いあうのはいい
 何かにむかってかそれは知らずに

 そしていつかこの日も
 静かに暮れてゆくのはいい
 初めての夜がくるのはいい」

 二人の将来に幸多からんことを、心から願います。

 


彼岸花

2007年09月22日 23時47分17秒 | Weblog

 優しさの中に凛とした正直さを感じる花です。

 家の裏の畑の土手にいっぱい咲きました。
 
 韓国では彼岸花のことを「相思華」と言います。
 「花は葉を想い、葉は花を想う」ように咲いていることから名付けられたそうです。
 
 彼岸花を見かけたら想い出してください・・・




美味しい酒

2007年09月21日 09時21分40秒 | Weblog

 西村さんの登壇は、その日の一番最後でした。
 一般質問は一人につき約1時間の議論が交わされます。
 通常5番目の登壇の頃は、議員も執行部も疲れのピーク。集中力の限界。議員のなかには居眠りをされる方がチラホラ・・・ではなくゴロゴロ!
 その過酷な状況の中、西村さん登壇!

 壇上から笑顔で議員を押さえ、自分の席に帰ってからもリズムを崩すことなく、知事はじめ執行部としのぎあいが繰り広げられました。
 今議会初、質問中に場内に見えるようなパネルを使って、目にも訴えて議論を展開しました。

 「以上をもちまして、一般質問を終わらせていただきます」
と締めくくったのが、残り時間1秒!
 その約1時間。私が見渡す限り、居眠り議員はいませんでした。
 執行部とすり合わせという名の台本を読みあうだけの一般質問ではなく、一問一答式の醍醐味を存分に発揮できた成果だと思います。

 お疲れさんやったね!

 ということで、慰労のため小さい乾杯をしに街に出ました。
 松田代表はまだ代表質問の疲れが取れないのか、一次会の途中からコックリコックリ・・・
 その隣りでは議会事務局の愛みやざき担当者もコックリコックリ・・・いつも我々の長時間の協議に付き合っていただき、気を遣っていただいて、ありがとうございます。

 長丁場の議会ですが、少し気持ちがほぐれた美味しいお酒でした。


 


今!

2007年09月18日 19時22分54秒 | Weblog
 愛みやざき部室にて、西村さんが明日の一般質問に備え、最終チェックをしています。
 原稿の読み合わせです。
 
 今から、最終チェックの実況中継しますね。
 
 スタート!
 さすが順調な滑り出しです。

 一問一答での一般質問は、質問に対してどのような答弁が返ってくるか分からない部分が多いので、我々が執行部に成り代わり想定問答を繰り返します。

 質問時間は30分。
 400字詰め原稿1枚を約1分かけて言葉にしていきます。これ以上、多く語ろうとすると早すぎて、聞き手に内容が残りにくくなる。遅くするれば間延びする。
 この1分400字のリズムを体に刻まなければなりません。

 私の場合は、原稿以外の発言が多くて、用意していた質問の3分の1を残したままタイムアップでした。

 さぁ!西村さんの最終読み合わせも残り10分を切りました!
 原稿はあとどれくらいのこっているのでしょうか・・・

 終盤になればなるほど焦りもあって、だんだん早口になってきます。
 緊張していればなおのこと・・・

 あと5分!
 ここで本会議場では時間を知らせるブザーが鳴ります。
 これがさらに焦りをあおる・・・

 終了!
 30分以内にまとめ上げました!
 素晴らしい!!

 と言いたいのですが、あくまでも練習。
 想定外の答弁に予定外の再質問が続けば、5~6分はすぐに過ぎてしまいます。
 あとは魔物が住むという本会議場にのまれず、雰囲気を楽しむことができれば、内容の伴う一般質問になるでしょう。

 さぁ!明日、本番!
 西村!頑張れ~!




一歩、引く。

2007年09月16日 23時33分48秒 | Weblog
 今回の議会は、県政の信頼回復を一番に掲げ、不適正な事務処理問題いわゆる「裏金問題」を徹底的に解明しなければならない。
 それは執行部を攻め立てるだけの、意味のない議論に終始してはいけない。
「反省すべきは反省し、再出発のための議会にしなければいけない!」
「県民は知事に言った“膿を出し切る”の言葉を信じています。県民からは議員にも厳しい視線は注がれています。職員の中には処分の対象になっていないにもかかわらず、自ら信頼回復にため処分を求める者もいます。愛みやざきも同感です!」
と代表質問で松田代表は言ってくれました。
 
 愛みやざきにとっては、「何の矛盾もない」言葉です。
 
 議会は執行の監視役が、1つの仕事です。
 だから執行部だけに責任を押し付けるつもりはありません。

 今だから、前例や条例に捕らわれることなく、議員も県民から納得してもらえる行動を起こすときです。
 
 しかし、それが今、行動で示すことができません・・・
 残念ながら、ここではあまり多くを語ることができません・・・
 
 ただこれだけは言いたい!
「たとえ表に出ることはなくとも、愛みやざきは県民目線で身を削る改革案を提出し続けます!」

 今回は、引きます。

 2度目は引きません。



雨のち虹

2007年09月14日 08時41分45秒 | Weblog
 朝からどしゃ降りですね・・・

 でもこんな日は、虹がかかりますよ!!

 昨日の代表質問には、激しい雨にもかかわらず多くの方が、傍聴に来ていただきました。
 傍聴者の服がびっしょり濡れていたので、雨の激しさに気づかされましたが、議会中は雨には全く気づきませんでした。

 虹がかかっていたら、教えてください!

 いってきます。

50分間

2007年09月13日 20時02分46秒 | Weblog

 愛みやざき初代表質問、終了しました。
 質問できる時間は50分間。知事をはじめとする執行部の答弁時間を合わせると、約2時間の真剣勝負です。
 
 壇上にでの松田代表の顔は、明らかに引きつっていました。その表情で、さらに愛みやざきの緊張感は高まりました。
 質問が始まって10分。
 高千穂線存続の項目に入ったところで、代表が感極まって涙がこぼれそうに・・・
 当然、原稿を読み上げることも止まってしまい・・・
 どうなるんだ・・・
 なんとか涙がこぼれるのは持ちこたえて、進みはじめました。
 壇上での質問時間、24分間。予定通り!
 ここからは自分の席での一問一答式の再質問になります。

 ・知事の政治姿勢について
 ・不適正な事務処理(裏金)について
 ・高千穂線存続運動について
 ・台風災害の対策について
 ・入札制度急変による本県経済への影響について
 ・みやざき観光振興について
 ・交通安全対策について

 次から次に質問と答弁が続きます。
 私は本会議場でも松田代表の隣りの席なので、代表が質問する原稿を順番に渡していきます。
 ヒートアップしてくると、代表は原稿も見ずに立ち向かって行きます!

 今回特に力を入れたのが「裏金」の件です。
「知事の“膿を出し切る”という言葉を県民は信じています!この質問は、県政信頼回復のための質問です。反省すべきは反省し、けじめをつけ再出発となるような明確な答弁を求めます!
 さらに裏金問題については、執行部だけではなく、我々議員も県民の厳しい目にさらされているということは、しっかり認識しています。その自覚にたって質問に入ります。」
と前置きし、県民目線で県民が納得してもらえるように、ただただその一念で質問を続けました。
 中には、執行部にとっては辛いことを訊きましたが、ただ執行部を責めるだけではなく、我々も同様の責任を負う覚悟を持っての言及でした。

 短い50分間ではありませんでした。山あり谷あり、笑いあり涙ありの50分間でした。
 内容評価は、見ていただいた方にお任せしますが、県民と共に歩むという愛みやざきとしての姿勢、愛みやざきらしさは発揮できたと思います。

 県庁のホームページから本会議の中継録画を見ることができますので、是非ご覧いただき、感想を聞かせてください。

 代表、疲れたね。
 ここ3日はろくに食べれてないし寝れなかったね。
 今夜はゆっくり寝てくださいと言いたいけど、今夜も付き合いがあると言ってましたね。
 まだ、走れますか?
 倒れる時は、私が支えますから!
 これが愛みやざきですね!!

 

 




ドキドキ

2007年09月11日 21時32分01秒 | Weblog
 愛みやざき部室で私の隣りが松田代表の机です。
 正直、余裕がなくなってきています。
 それでも代表は、丁寧な言動で冷静をよそおっています。
 でも最近は、家族よりも一緒にいる時間が長くなっている愛みやざきです。
 代表の緊張感が、残暑の熱気とあいまってムンムンと伝わってきます。
 これが、以心伝心というものでしょうね!

 「大丈夫ですよ!代表!!」
と声をかけると、気が抜けて積み上げてきたものが崩れそうで、怖い・・・

 今から部室をチェックアウト。
 場所を変えて、さらに積み上げてきます。
 今夜は、徹夜になるかも・・・