川南町文化ホールで“畜産王国みやざきの復興を目指して”と題し、県民フォーラムを開催していただきました。
通常の県民フォーラムは、参加者40~50名で行われるのですが、今回は県側の配慮で児湯地域の畜産農家に案内を出していただき、250名を超える方々が参集されました。
東国原知事は冒頭のあいさつで畜産農家の苦労と努力を労われ、今後国と連携して、いや国をリードする気概で復興にあたることを言葉にされました。
県口蹄疫復興対策本部から復興政策について説明があった後、知事及び農林水産部局との直接意見交換が行われました。
まさに次から次に意見が出され、1秒の油断もないやり取りが続きました。
「感染ルートの解明なしに適切な防疫ができるはずない!」
「補償金に課税することは、再導入に大きく影響する!」
「ここまで自殺者が一人も出ていないことは幸だが、先の見えない不安はまだまだ大きくなっている…支援体制を強化して欲しい…」
「消毒機器の長期無料貸し付け制度をつくって欲しい!」
「家畜共済の払い出し内容の見直しを国に求めていってほしい!」
「今まではサシ(脂身)が多い牛ばかりを追い求めてきたが、これからは健康指向の肉牛生産にも力を入れるべきだ!」
など気持ちのこもる投げ掛けを知事も真剣に受け止められ、私は生産者と県との絆が少しずつ深まっていくのを感じていました。
私も出された意見をすべて記録し、現場では何が不安でどのような政策が必要なのかの理解とシュミレートを繰り返していました。
いよいよ9月3日から定例議会が始まります。
今日、感じたこと学んだことをしっかり練り上げ、登壇します!