奇跡への絆

図師ひろき

青い思い出

2008年01月31日 17時37分51秒 | Weblog

 愛みやざきの政務調査で東京に来ています。
 全員での研修は今日の午前中で終わり、昼食ミーティングをして解散となりました。
 私はその後、霞ヶ関に向かい、厚生労働省に行ってきました。
 厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官室情報化企画係長に会うためです。
 小学校の時の同級生なんです。
 
 宮崎の福祉をどんげかするため、コーヒーを4杯飲みながら、熱く語ってきました。
 障がい者の社会復帰について、療養型病床群の廃止問題について、社会保障カード導入についてなどなど・・・しっかりレクチャーを受けてきましたので、しっかり政策提言していきます。

 昔話にも花が咲きました。
 体育の時間にコーナーキックからヘディングシュートを決めたこと、仲良しの女の子と三人でピクニックに行ったけど途中で喧嘩してバラバラに帰ったこと、学級委員の選挙で二人で争ったことなどなど・・・そのときの情景が鮮明によみがえって来ました。
「ずっぴんが着ちょったTシャツが欲しくて、同じやつを買ってもらったちゃが。」
とすっかり宮崎弁もよみがえり
「あ~ぁ、あの白地に青色でバイクの絵がはいちょったやつやろ!」
「そうそうバイクがウィリーしちょったやつよ!」

 覚えているもんですね~。もう30年前のことですよ。

 別れ際に
「東京と宮崎じゃけん、住民の福祉向上のため俺は議会で頑張るかい、力を貸してくりぃよ!」
と手を差し出すと
「お前の言うことやったら、できる限りのことをしちゃるが!いつか一緒に仕事がしてぇな!!」
と思いっきり握り返してくれました。
 
 ありがとう!
 心が温かくなるのを通り越して、情熱がメラメラと燃え上がるのを感じつつ厚労省を後にしました。


 







 


福士!福士!福士!

2008年01月28日 01時22分43秒 | Weblog
 34km地点。
 福士加代子選手の意識も薄れにつれ、北京オリンピックへの切符も遠のいてい行った・・・
 それでも走り続けた。
 スピードが遅くなればなるほど、沿道の伴走者の数は増え続けた。
 
 転んだ。
 アスファルトに膝を打ちつけ、骨が削れる音が聞こえた。
 痛みに顔は歪まない。
 痛みを感じないから・・・

 何かに引き上げられるように、スーッと立ち上がり走り続けた。
 スピードはさらに落ち、歩くほどの早さになっても歩かない。
 沿道の伴走者も誰一人として歩いていない。

 監督が叫んでいる。
 「もうやめろ!止まれ!」
 アナウンサーが言う。
 「トラックの女王、福士!屈辱的な走りです。」

 (アナウンサーを辞めたほうがいい。)

 トラックが見えてきた!

 また転んだ。崩れるように・・・
 また転んだ。壊れるように・・・
 また転んだ。撃ち抜かれたように・・・

 それでも立ち上がる。
 脚は気持ちに引きずられ、気持ちはかすかに届く声援に導かれ・・・
 
 そして、拍手の中にゴール!
 そして、温かい涙にゴール!
 そして、みんなの心にゴール!
  

 再びあの愛くるしい笑顔は帰ってくる。
 必ずあの愛くるしい笑顔が走ってくる。
 絶対あの愛くるしい笑顔を待っている。
 
 福士!福士!福士!福士!福士!
 福士!福士!福士!福士!福士!

 勇気をありがとう!
 いつまでも応援するから!!




身を切る覚悟

2008年01月25日 17時36分43秒 | Weblog
 議員定数・選挙区調査特別委員会が開催されました。
 今年度に入り、数々の調査と協議を重ね、先日の県外研修及び市町村議会議長会役員の方々との意見交換会を経て、いよいよ結論を出すときが迫ってきました。
 今日の会議では、特別委員会の委員長と副委員長である私が、削減についての試案を提出し、それをたたき台にして議論する・・・はずでしたが、委員会を開会する前から紛糾し、開会が約1時間ほど遅れてしまいました。

 委員長と私は、定数を削るときにどの選挙区も同じ痛みを負うこと。そして面積の広い山間地を抱える選挙区への配慮を念頭に置き案を作成しました。
 具体的には、現在16ある選挙区を9にし、東臼杵選挙区、西都・西米良選挙区を除くすべての選挙区から1名ずつ削減する案です。つまり、7名削減し総定数を現在の45名から38名とするものです。もちろん私の地元である児湯選挙区からも1名削る案です。
 ところが他の議員からは
「38名に限定することなく、選択肢に幅を持たせるべきだ。」
「総定数を43名にした場合の資料の提出を求める。」
等の意見が出されたため、その資料作成に時間を要し、委員会の正式開会が遅れてしまいました。
 
 いざ委員会が開会されると、試案に対する意見らしい意見はほとんど出ず、結局、総定数を38~43名にした場合の案を各会派に持ち帰り、次回の委員会までにまとめてくることとなりました。
 こうなると、最大会派である自民党がどのような結果を出してくるかが、大きなウェイトを占めてきます。

 今、宮崎県は改革期にあります。
 県民の方々にも、その痛みを強いています。
 執行部に対しても改革を求めていく以上、まず議会が率先していく必要があります。

 議員一人ひとりが腹をくくり、身を切る覚悟をしなければ成らないときです。
 次回委員会は、2月18日です。
 





まさか・・・

2008年01月24日 21時34分28秒 | Weblog

 今でも高校時代にはいていたGパンがはけます。(今時ではあり得ないシルエットなので外でははけませんが・・・)
 大学入学の時に作ったスーツを今でも着ています。(物持ちもいいでしょ!)

 好き嫌いもありませんので、バランスの良い食事をしています。(おまけに味音痴なので、高級寿司も回転寿司も私にとっては大差なく、何を食べても美味しいです)
 スポーツも大好きです。(先日も木城のジョギング大会に、知事と同じ宮崎印のはっぴを着て出場!見事な成績で完走!?)
 
  
 それでも中性脂肪が高い! 
 昨年暮れに健康診断を受けました。
 結果が届き、自信を持って封を切ると、“要観察”“再検査を受けることをおすすめします”の文字が・・・
 注意事項には、“アルコールは控えめに”“適量は1日焼酎なら0.5合、ビールならコップ1杯程度です”の文字が・・・
 そんな少量でおさまることはあり得ない・・・

 とは言ってもアルコールは飲んでも飲まなくてもいい私にとっては、さほど苦しいことではないのですが、飲むことも半分は仕事のような立場なのでついつい・・・
 昨夜もビールをジョッキで1杯、焼酎を4杯(それも25度)・・・

 摂生します!
 同級生が私のあだ名のミニバレーチーム“ズッピン”をつくってくれたのですが、ここ半年練習にも試合にも行けていません。
 時間を創って、行きます!
 つくづく政治は体力だと思いますので、今まで以上に健康管理に気を付け、動き回ります!



 


ただいま

2008年01月23日 15時09分37秒 | Weblog

 昨夜、日向市東郷町で西村さんの県政報告会が開催され、愛みやざき集合!
 冷たい雨が降っていたにもかかわらず、100名を超える方々のご参集を賜り、温かい笑顔の包まれました。
 松田代表の挨拶を皮切りに、4人がそれぞれ演台に立ちました。
 代表が10分くらいで話を終え、私の番です。通常なら
「冷え込みが厳しいなか、またお足元の悪いなか、お集まりいただき・・・」
と入っていくところですが、私は
「ただいま。」
と始めました。
 場内、キョトンとされる方もいらっしゃいましたが、ほとんどの方は満面の笑みを返してくださいました。
「覚えてくださっていますか?」
と投げかけると、あちこちから
「覚えちょるが~」「覚えちょっど!」
幸せを全身で感じました。

 ちょうど1年程前、県議選を控え、私と西村さんは互いの決起集会の応援弁士として、それぞれの会場で宮崎県に対する熱い想いを語っていました。
 東郷会場では
「西村さんも懸命に頑張っています。どうか皆さんも“西村を頼む”“さとしに力を貸してくれ”と声をつなげ続けて下さい。そうすれば無投票という結果を勝ち取れるかもしれません!」
と拳を握り、東郷の方々の大きな声のおかげもあって、見事な勝利でした。
 
「私も勝ちます!東郷と同じくらいの小さな町からの大きな挑戦ですが、勝って皆さん方に恩返しをさせてください!そして、今度は県議となって皆さんの前に帰ってきます!!」
と約束をさせていただいていたのです。

「ただいま。」
約束を果たせた安堵感から、自然にこぼれた言葉でした。

 不適正な事務処理問題と議員定数削減への取り組みについてを説明をしていると、あっという間に15分が過ぎていました。
 “やばいっ!主役は西村さんだ”と我に返り、話をまとめました。

 最後に
「皆さんの応援に恥じないよう頑張ってきます。そしてまた皆さんの声を聞かせていただくために、ここに帰ってきます。いってきます!」

 たくさんの拍手をいただきました。
 心から感謝します。
 ありがとうございました。


 



月曜サスペンス

2008年01月21日 23時57分06秒 | Weblog
 家に帰ると、おやじとおふくろが台所にあるテレビを食い入るように見ていました。
 月曜サスペンス劇場でした。
 私はご飯を食べようと
「今夜のおかずは何やったと?」
と聞くと
「湯豆腐と刺身。」
おふくろの目線はテレビのまま・・・
冷蔵庫を開けて
「どこにあると?」
刺身を探す。
「もうないよ。昨日のカレーがあるかい、温めて食べない。」
とあっさり。

 確かに、いつも帰りが不規則で、家では晩ご飯を食べたり食べなかったりなので、文句も言えません・・・
 仕方ないので、チキンラーメンにお湯をかけ、食べごろのなったところでお湯を切り、それに温めたカレーをかけて食べました。

 ん~これがなかなか美味しかったですよ!

 月曜サスペンスの内容が、温泉旅館を舞台に繰り広げられるドラマでした。
 特製ラーメンカレーを食べ終え、どんぶりを流し台に持って行こうと立ち上がったときに、おふくろがボソッと
「こんな温泉でゆっくりしたいねぇ~」
ギクッとして振り返ると、おやじが何も言わずうなづいていました・・・

 分かりました!
 約束した家族での温泉旅行にはちゃんと連れて行きますから!!




改革と痛みそして評価

2008年01月20日 22時39分55秒 | Weblog

 三重県の方々と話す中で、行政改革で生じた歪みを垣間見ました。
 三重県議会の方々からのレクチャーを受けたときには、見えなかった歪みです。
 三重県庁には“畜産課”という名称がないそうです。
 松阪牛や伊賀牛のように全国にその名をとどろかすブランド牛を有する自治体であり、国内はもちろんのこと国外にも消費拡大を戦略的に働きかける専門課はあって然りとも考えますが・・・当時の執行部は更にその戦略を横断的に先進的にと
改革を行われたようですが、生産者は困惑されている方もいました。
 改革は前例がないことに取り組むからこそ意義あるものとなるのですが、未知の領域を突き進み、住民を牽引していくためにはリーダーの揺るぎない自信と住民に安心してもらえる微笑み、つまり説明が必要です。
 どこまで、どのような説明をすれば、住民の多数が理解してもらえるのか・・・それは行政の最大課題の1つでしょう。
 
 今、宮崎は改革期にあります。
 知事の支持率は依然高い数値を維持しているものと思われますが、県民は知事の描く改革後の宮崎県をどれほど理解しているでしょうか?
 知事が就任して1年が過ぎようとしています。
 県民は知事のさらなる微笑を待っています。
 
 行政は継続です。
 現在の行政改革が10年後20年後の県民にとっても有益なものになるよう、知事が描く宮崎県というキャンバスがより輝きを放つよう、新色となり得る政策提言を積極的に行っていきます。

 愛みやざきは新政策創造集団です。



  




 


緑白綬有功章

2008年01月19日 17時49分27秒 | Weblog
 私の農業関係の師匠でもあられる方が、国の「緑白綬有功章」を受章され、記念式典に参加するため三重県伊賀市に行ってきました。
 その方は、伊賀市と宮崎県に900頭を超える和牛を肥育されており、繁殖、子牛育成、肥育のそれぞれのステージごとに研究を重ね、繁殖肥育一貫経営を確立されています。
 その多年にわたる功績が認められ今回の受章となったわけですが、「緑白綬有功章」とは・・・
 明治14年にわが国初の農業団体として設立された“大日本農会”が農事功労者を表章する制度で、現在の総裁は桂宮宜仁親王殿下であられます。

 その式典で祝辞を述べさせてもらったのですが、さすがに緊張しました。
 それでもしっかり宮崎弁で宮崎のPRをしてきましたよ!

 祝辞の中でも触れたのですが、その方の人となりを象徴する出来事があります。
 昨年、愛みやざきで伊賀牛と松阪牛の肥育技術を研修するため生産農家を訪れた際、
「宮崎の子牛を伊賀と宮崎で肥育していただいていることは有難い事なのですが、松阪周辺で松阪牛として多頭肥育した方が経営的には有利なのではないですか?」
と尋ねると
「確かに肥育技術が確立していれば松阪で育成したが経営的には有利なのかもしれない。でも私は伊賀で牛飼いを覚えたから、伊賀に恩返しがしたいんです。宮崎からもいい子牛を入れていただいて、たくさんの方にお世話になっています。その方々のへも恩返しがしたい。私はただ牛飼いではいやなんです。“伊賀牛”“宮崎牛”が飼いたいんです。」
ときっぱり!

 先見性のあるち密な経営内容ももちろんすばらしいのですが、この経営理念、プロ根性に感銘を受けています。
 感謝の気持ちこそがこの方を突き動かしているのだろうと考えます。

 たくさんの刺激をいただいた記念式典参加でした。
 ますますもりもり動き回って、県民の方に恩返しができる政策提言をしていきます。


和歌山にて

2008年01月17日 01時40分36秒 | Weblog
 今まで飲んでました!
 
 議員の定数を調査検討する特別委員会で和歌山県に来ています。
 先輩議員と飲みながら、腹を割って話してきました。
 
 あまりアルコールの得意ではない私でも、先輩議員の本音が聞けるならとことん付き合います。
 今まで付き合わせていただいた先輩議員とは意気投合することができました。
 なんとしてでも県民の方に納得してもらえる改革をしなくては、愛みやざきの存在意義はありません。
 身を削る改革になりますが、とことん議論を尽くして結果を出します。

プライド

2008年01月15日 19時54分06秒 | Weblog
 “プライドを持つ。プライドを捨てる。”
 一昔、テレビのCMでこんなフレーズを聞いたことがあります。
 懸命に動き、成果を出し続けるにもかかわらず、評価してもらえない時には虚しくなるものです。

 闘っていますか?

 私は闘っている人の力になりたいと思います。
 そんな人からは私も力をもらうことができます。
 仕事や役割は違っても、あえて坂道に挑む人とはひと時に間に分かり合えるものがあります。

 時には、その誇りをなじられても笑っていなければならないときがあります。
 プロであればなおの事。
 心の中で沸々と情熱をたぎらせ、最高の笑顔を創っていきましょう。
 
 見てくれている人は、見てくれています。