動きます!
TPPの波が迫りくるなか、待って耐え忍ぶばかりではなく、宮崎の農畜産物の新たな販路を開拓するため、インドネシアに行ってきます。
今回のプロジェクトは、生産者と加工業者の方々と連携し、インドネシアのジャカルタで直接商談をしてきます。
具体的には、日本インドネシア経済協力事業協会にコーディネイトを依頼し、宮崎の畜産農家と共にインドネシアに乗り込み、インドネシアの畜産事情と市場を調査し、現地で農畜産物を取り扱っている業者と会い、トップセールスをします。
また宮崎茶を持参し、お土産として渡すだけではなく、会合の度にそのお茶を出してもらい、日本の味を知ってもらうというミッションもあります。
インドネシアは紅茶を飲む習慣はあるようですが、日本のように急須でお茶を煎じる習慣はないようなので、今回持ち込む宮崎茶はティーパックに入れたものを用意してもらい、なおかつ水出しでも美味しい茶葉を準備しました。
もちろんその場で、大口の商談がまとまるほど甘いものでは二ことは百も承知で、あらゆる可能性を求めて貪欲に動き回って来たいと思っています。
また企業だけではなく、インドネシアの州や県の行政関係者とも会談をする予定となっていて、ターゲットをどこに絞るのか、コストの折り合いはつくのか、また法的な制限をどこまで広げることができるのか・・・などなど現地に入らないと見えてこない障壁もたくさんあります。
もともと私とインドネシア経済協力事業協会との関係は、インドネシアから看護師や介護福祉士候補生を受け入れる動きをしたときから続いていて、インドネシアを訪れるのはこれが2度目になります。
現在のインドネシアは、高度経済成長期にあり、人口も日本の2倍以上です。
所得水準は日本と比べると低いのですが、天然ガスなどの資源国であり、何より日系企業の進出は年々増加しており、近年ではチャイナリスクを避ける外国企業が続々と工場を立てています。
富裕層や海外から派遣されている労働者の中では、和牛への関心は高く、完全に供給が追い付いていないという情報もあります。
とにかく肌で学んできます!
現地での反応をしっかりと焼き付け、可能性の糸を手繰り、宮崎とインドネシアの扉をこじ開けるべく、積極果敢に動いてきます。
明日、出発しますが、現地でのブログアップが困難なため、1週間ほどブログを休ませてもらうことをご了承ください。
帰国後の報告を楽しみ待っていてください。
行ってきます!