川南と都農の漁港をまわり、漁師の方や仲買の方々と話をしてきました。
「魚価は下がる一方、燃油は上がる一方…」
「東北の港がやられたから、こっちが忙しくなるかと思ったら、都市部での消費が低迷してて、こっちまで影響がでている…」
「東北の漁港の方々を、受け入れたい!浜の人間は陸にあがればただの人…浜は浜で引き受けるから、漁港関係者を優先的に避難させてくれ!」
「漁をしてきて、ただ売るだけでは限界がある…加工施設をつくり、付加価値を高めることができるよう、県にもバックアップして欲しい!」
「“金ふぐ(しろさばふぐ)”はブランド認定されたが、県は認定シールと旗を作ってくれただけ…」
「地元では何十年も前から金ふぐは肝も一緒に食べてきた!肝ごと売れるように条例を見直せ!」
「県はしろさばふぐとどくさばふぐは見分けが難しいと言うが、地元の人間なら間違いなく選別できる。」
「事故が起きたのは、よその者が釣って、勝手に食べたからなのに、全部のふぐの肝が食べられんなった。」
「肝が食べられんふぐは、ふぐじゃない!」
などなど苦境からの打開策を模索する話が、次々に届けられました。
今まで以上に漁業振興策に取り組まなければならないと感じるとともに、漁村の暮らしを守らなければないないことを痛感しました。
このまま中山間地同様、高齢化が急速に進み、後継者不足から、地域全体の活気が低迷していくことは明らかです。
魚価をあげるためにも、加工施設を拠点とした6次産業化を推進し、国内市場にとどまらず、東南アジア諸国の大都市に向けての販路拡大は必然と考えます。
すでに長崎県は、中国に活魚を輸出し、高値での取引に成功しています。
長崎にできて、宮崎にできないはずはない!
行政力・政治力をフル活用し、山村・漁村の暮らしを守るために働き続けます!
そのためにも2期目、なんとしてでもはい上がってきます!