奇跡への絆

図師ひろき

初心・決心・同心

2008年10月31日 12時50分01秒 | Weblog


 前の勤務先である医療法人同心会“古賀総合病院”の創立60周年記念式典に出席してきました。

 今もそうであるように、あの頃もただがむしゃらに働いていました。

 医療ソーシャルワーカーとして、クライエントの声に耳を傾け、揺れに寄り添い、必要とされれば時間外だろうが、休日だろうが、車をとばして駆けつけていました。

 患者さんからの「ありがとう」が原動力でした。

 職員互助会“親和会”の役員も長くさせていただき、ボウリング大会やバーベキュー大会で職員間の親睦が深まればと汗をかきました。

 職員同士の笑顔が原動力でした。

 労働組合の書記長も務めさせていたできました。
 職員に高いモチベーションで働いてもらうため、快適な労働環境を獲得するため、労使交渉の矢面に立ち声をあげていました。

 労働条件の改善が患者サービスの向上に繋がるという“信念”が原動力でした。

 女子バレーボール部のコーチ、男子バレーボール部のキャプテン、硬式テニス部などの部活動にもワイワイ参加しました。

 勝っても負けても“乾杯”が原動力でした。

 私を育てていただいた、古賀総合病院。

 創立60周年にあたり作成された記念誌に、お祝いとお礼の言葉を載せていただきました。


 タイトル「同心会が“初心”」
                                

                           図師博規
 

 同心会創立60周年にあたり、理事長様をはじめ役職員の皆様方、そして現役職員並びにOB職員の皆様に心よりお慶びを申し上げます。
 
 私は平成4年より医療ソーシャルワーカーとして勤務させていただきました。
 
 10年間ほどの勤務でしたが、親切で優しく、そして厳しい先輩方のおかげで仕事に対する問題意識と気概を持ち続けることができました。

 仕事をすればするほど、医療や福祉の制度を理解すればするほど“何故、同じ疾病・障害なのに住む町によって受けられるサービスが違うんだ!”“何故、在宅での生活を望まれているのに、施設を紹介することしかできないんだ!”といった利用者ニーズに応えきれないストレスが段々大きくなりました。

 そして“医療・福祉の壁は政治にある!”“政治を変えないと、現場は変わらない”と確信し、政治家になりたいと思い始めました。

 しかし、選挙を闘ううえで何をどうやっていくのか全く分からず、知名度もないに等しく、あるのは“情熱”だけでした。

 勝利できる保障はどこにもありません。迷いました。

 そんな中、相談を聞いてくれたのは、患者さんでした。

 精神科病棟に15年以上入院されていた方の援助をさせていただいたことがあります。
 
 その方の頑張りの甲斐あって、退院そして就職、さらに一人暮らしをされ、社会復帰を果たされました。
 
 仕事
が終わって時々、様子伺いがてら顔を見に行っていました。その時

「今度、病院を辞めて、議員に立候補しようと思うけど、どう思いますか?」

 と打ち明けると、
その方は

「ずっさんは、ソーシャルワーカーがむいちょるが!俺がこうやって生活できちょるのも、ずっさんのおかげよ。」

 と言っていただきました。
 
 私は、このとき病院を辞めて立候補しようと決心できました。
 
 自分のやってきた仕事が、間違いじゃなかったんだと感じることができたからです。

「ありがとうございます!もっと皆さんが住みやすい町にするためにも立候補させてください。
頑張りますから・・・」

 泣きながら握手したことを昨日のことのように思い出します。
 
 それから、一軒一軒あいさつ回りを続け、街頭あいさつに立ち挨拶を続け、町議会議員に押し上げていただき、そして今回、県議会議員にならせていただきました。

 “今”があるのは、同心会において職員の方々、そして患者さんとの出会いがあったからこそです。
 
 心から感謝しています。これからも初心を忘れず、保健・医療・福祉の現場を知る議員として、しっかり汗をかいていきます。
 
 最後になりましたが、医療法人同心会のますますのご発展と現役・OB職員のご活躍を祈願いたしまして、記念誌へ寄せる言葉とさせていただきます。
 
               





 

走る

2008年10月28日 23時49分41秒 | Weblog

                                 

 午後9時までに帰宅できたら、走ることに決めています。

 残念ながら、週に1回も走れていません。

 今夜は午後8時には帰宅できたので、晩飯も食わず短パンとTシャツに着替えて、街灯も少ない夜の道に駆け出しました。

 そしたら、寒い・・
 この時期に、短パンとTシャツでで無防備と言われても仕方ありません。
 いつもは5キロ程度走っていたのですが、今晩は無性に走りたくなって、約10キロほど走ってきました。

 走っている時間は、孤独そのもの。

 自分と向きあうことのできる、貴重な時間です。

 まだまだたびたび走りつづけます!

 


体罰の定義

2008年10月27日 17時05分06秒 | Weblog

 大阪府の橋下知事と私は同年です。

 それがどうした?

 
 26日(日)橋下知事は“府民らと教育問題を話し合う討論会”に出席され

 「日教組批判などで引責辞任した中山成彬氏の発言はまさに正しい。」

 と発言されたようです。

 この発言から推測するに、大阪府では日教組が、教育現場に悪影響を与えるほどの活動をしているのか!?
 橋下知事が実際学生時代に、日教組に所属している先生から正当な教育を受けることができなかったのか!?

 同年の私としては、小中高校時代に日教組の先生から学力が低下するような教育を受けた記憶はありません。と言うより当時、どの先生が日教組か、そうでないのか、学生には判別がつかなかったと思います。(大阪と宮崎では環境が違ったのかもしれませんが・・・)

 となると、中山氏や橋下知事は実際に日教組が教育現場に悪影響を与えている事実を知っているのか、それとも誤認しているのか・・・

 討論会の中では、橋下知事の発言に対し、場内から教育関係者とは思えないようなヤジが飛び交い、それに対し、知事とは思えないような言葉遣いで応戦されていました。
 この場面を切り取るだけでは、この問題の本質は見えてきませんが、寂しさだけは伝わってきました。

 またこの討論会の中で橋下知事は
 
 「口で言って聞かなければ、手を出さなきゃしょうがない。」

 とも発言されています。

 やはり、この言葉だけを捕らえて理論展開をすることもできませんが、小学校の頃の思い出を紹介したいと思います。

 小学4年生のとき、若いスポーツマン先生が担任でした。

 夏休みの宿題で“ローマ字を覚えてくる”がありました。

 授業が始まり、“ウサギとかめ”のローマ字版を一人ずつ読まされました。

 一人目は、2行目の途中で止まってしまい、ビンタ!

 二人目は、3行まで行きましたが、やはり止まってしまい、ビンタ!

 三人目は、3行目で読み間違えて、ビンタ!

 四人目は、私・・・ ビンタ!
 
 5人目は、女の子でした。順調に読み進みましたが、もう少しの所で・・・ビンタ!

 女の子はビンタの勢いで倒れて、鼻血流していました。

 そこで先生は

 「後ろで寝かしちょけ!次っ!!」

 ビンタは続きました。

 生徒の半分くらいビンタが続いたとき

 「お前らは全然、勉強してきちょらんやないか!もういい、授業はせん!教室から出て行け!!」

 と授業途中で運動場に放り出されました。

 途方に暮れた私たちは、二人一組になって地面にローマ字を書いて、少しずつ勉強を始めました。

 すると冨永さんが

 「先生は夏休みも一緒にプールに行ってくれたりして、私たちと遊んでくれたわ・・・勉強してこんかった私たちが悪いよ。先生に謝ろうよ。」

 と言って、一人教室の方を向いて、グランドに正座しました。

 次から次にその横に並び、一列に正座して

 「先生、ごめんなさい。先生、ごめんなさい。」

 と何度も頭を下げました。

 その声が届いたのか、先生が

 「もういい、あがって来い!」
 
 と呼んでくれました。

 私たちは足に食い込んだ砂利を払いながら、我先にと先生が待つ教室に駆け上がりました。

 それから私たちのクラスは、他のどのクラスよりもローマ字の成績が良かったことは言うまでもありません。


 あの頃は、学校“体罰”と言う言葉は存在しなくて、先生からの鉄拳は甘えや心の歪みを正してくれる“愛情”以外の何ものでもありませんでした。

 私は信頼関係に基づく“愛情ある鉄拳”は必要だと考えます。

      

 (写真は大阪府エコタウン政務調査時のスナップであり、本文の内容とは特に関係ありません)
 

エンヤコ~ラ

2008年10月27日 02時00分34秒 | Weblog

 
 26日(日)午前5時起床。

 木城町消防団秋季撥水訓練のためです。

 眠い目をこすりながらパンをかじり、地区の消防団車庫へ一番乗り。

 ポンプに油が入っているかなどを確認し、出動に備えました。

 訓練では、自信を持って撥水確認。 

 午前7時15分、無事、訓練終了。

 
 帰宅後、即行でシャワーを浴び、午前8時出発。

 一路、門川町へ。

 人工透析治療をされている方々と病院職員のミニバレー大会の開会式に出席するためです。
 
 午前9時15分、体育館到着。

 開会式で挨拶をさせていただき、いっとき大会模様を見学させていただきました。(元バレー部の私としては、一緒にプレーしたかったな・・・)

                      

                     

 午前11時30分、体育館出発。

 一路、高千穂町へ。

 高千穂鉄道復興支援事業に参加するためです。

 13時、高千穂到着。

 15時高千穂駅集合だったので、以前衆議院選挙の応援をした時にお世話になった、皆さまのご自宅を回り挨拶をさせていただきました。

 15時、松田代表と合流。

 スタッフ用ネームプレートを渡された時、ふと気が付いた・・・

 “昼飯食べてない・・・”

 そのまま支援事業のメインイベントである、カウンターテナー“米良美一”さんのコンサート会場の設営とお客様の誘導の仕事に就きました。

                    
          
                                

 小雨降りしきる中にもかかわらず、稲刈りのあとの田んぼを整備して作られた特設会場には、次々とお客様が駆けつけてくださいました。

                   

 陽が暮れたころ、幻想的なコンサートは始まりました。

 あの“もののけ姫”から。・・・
 
 一気にその雰囲気に引き込まれました。

 それにしても、高千穂の夜は、寒かった・・・

 会場の一番後ろに立って、スクワットをしながら聴いていました。
 
        

 赤い点が米良さんです。

 そして、いよいよアンコール。

 最後の曲は“ヨイトマケの歌”でした。

 私は初めて聴きました。

 泣けてきました。

 ボロボロ涙がこぼれてきました。

 隣りでは代表がズルズルと泣かれています。

 この歌は、工事現場で働く母親に育てられた人の歌です。

    ・・・学校でいじめられたその人は、母親のもとに逃げて帰ります。

      その時、母親が男に交じって工事現場で

      “父ちゃんのためなら、エンヤコ~ラ!

       子どものためなら、エンヤコ~ラ!”

      と歌いながら働く母親の姿を見ます。

      そして少年は「勉強するよ」と声に出し、学校に戻ります・・・

  
 “父ちゃんのためなら、エンヤコ~ラ”

 “母ちゃんのためなら、エンヤコ~ラ”

 “じいちゃんたちのためなら、エンヤコ~ラ”

 “ばあちゃんたちのためなら、エンヤコ~ラ”

 “県民のためなら、エンヤコ~ラ!エンヤコ~ラ!!”  
      




教育は“共育”

2008年10月25日 23時54分01秒 | Weblog

 新富町で行われた平成20年度“みやざき子ども教育週間推進大会”に参加してきました。

 オープニングでは、新富町の伝統芸能である“元禄坊主踊り”が披露されました。
 踊りの終盤には、踊り手が会場内に降りてきて、子どもたちを肩に担いでステージに連れて行く場面があり、会場の雰囲気は一気に和やかになりました。

         

 オープニングメッセージとして、宮崎西高校付属中学校の橋口さんが

 「家族の絆を大切にしてください!」
 「ありがとうを言葉にしてください!」

 などなど訴え、中学生ならではのストレートな表現が、私の心臓をわしづかみにしました。

     

 続いて読み聞かせコンサート。
 童謡やアニメの主題歌が心地よく流れました。

 途中にあった絵本“ともだち”の読み聞かせは、友情の大切さを訴えていました。

    

 休憩中には、別のホールで開催されていた県内農業高校で作った農作物や加工品の販売コーナーにも顔を出してきました。

 特に高鍋農業高校が販売していたお茶が、甘みがあってたいへん美味しかったことと販売係をしていた男子高校生の清々しい丁寧な対応には感心させられました。

          

 休憩後、宮崎大宮高校演劇部の“家族ごっこ”が上演され、現代家族の問題をリアルに描いた内容に場内は静寂に包まれましたが、続いての今回メインイベントでもある、東国原知事が司会を務める“わいわいディスカッション”テーマ「家庭・学校・地域の絆」が始まると、場内は照明が明るさを増したかのような雰囲気になりました。

 知事と小学生から高校生、保護者や青年団を含む10人のパネラーとのやり取りは非常に聞きごたえがありました。

 特に保護者代表の宮田さんが言われた

 「子どもたちは親のやっていること、大人のやっていることをちゃんと見ていますよ。だから親から大人からもっと子どもに向き合い、愛情をしっかり伝えなきゃだめです!」

 との言葉が印象的でした。

 今大会参加を通して、あらためて子育ては、親が、大人が地域が成長する最後の機会であることを認識しました。

 教育とは、子どもと共に育つことも意味しています。

 
 私も頑張ります。
 
            

                    

スーパーエコタウン

2008年10月24日 17時03分24秒 | Weblog

 
 群馬県太田市にある“PalTown城西の杜”の視察・研修に行ってきました。

 ここは、777区画のうち553戸に屋根置き方の太陽光発電システムを設置しています。
 
 太陽光発電システムの普及拡大に資することを目的として、太陽光発電システムが特定の配電系統に集中連携された場合の、システム性能や配電系統への影響を明らかにするための対策技術を実証研究するために事業化されました。

 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施主体となり、住民の協力を得ながら研究展開しています。

 研究期間は、平成14年から20年3月末までで、事業規模は約97億円です。

 太陽光発電システム研究に必要なソーラーパネルの費用等は、すべて国の研究費用でまかなわれ、事業協力世帯には機材一式が無償譲渡されるそうです。

 太陽光発電の必要性、重要性をあらためて認識するとともに、街を一望できる建物の屋上から、きれいに並ぶソーラーパネルを眺めながら

 “このような研究事業をはじめ、国から事業を引っ張ってくることが、県の浮揚策になる!県民生活が潤うことになる!!”

 と確信しました。

 
 今、伊丹空港です。

 搭乗までの待ち時間を利用して、このブログを書いています。

 帰ったら、詳しく政務調査報告をします。


       

   


エコリュックサック

2008年10月22日 23時10分48秒 | Weblog


 “世界最軽量の携帯電話が、20キロ!?”

 “便利に持ち歩いているノートパソコンが、200キロ!?”

 “なんと金のネックレスは、2000キロ!?”

 その重さの正体が、「エコリュックサック」なんです。

 金、銀、銅、鉄、アルミニウムなどの資源採掘から製錬、加工、物流、廃棄・・・の製品ライフサイクルの中で発生する環境負荷の合計です。

 ある天然資源1kgを得るために、何kgの鉱石や土砂、水、その他もろもろの物質が、どれほど動かされたを環境負荷重量で表し、人がリュックサックを背負っている姿に例えたのが「エコリュックサック」の概念です。

 恥ずかしいことに私は、この概念を今回の政務調査で初めて知りました。

 今回の研修先である(株)リーテムは、廃棄物となったパソコンや携帯電話の部品として使用されている金や銅などのレアメタル素材の分析・回収・再利用に取り組んでいます。

 製品内のレアメタル素材を再利用することで、環境負荷を軽減できる。

 このことは、企業が商業ベースで取り組めることはもちろんのこと、私たちも製品を丁寧に扱い、安易な買い換えを控え、製品寿命を延ばすことに努めれば、環境負荷を軽減することに貢献できることを意味します。

 モノが溢れ、どんどん便利になっていく生活の裏側で、どんどん重くなっていく地球への環境負荷のことを、あらためて私たちは考え直す時にきているのではないでしょうか?

 今、使っている携帯電話はコンパクトなのですが、ボタンが小さくて操作しづらく感じています・・・

 パソコンも次から次に新機種が発表され、誘惑されます・・・

 いっそのこと・・・

 いやいや、エコリュックサックを知った今!

 考え直します。

 
 
 明日からの研修も、どんな“目から鱗”に出会えるか楽しみです。

 一つの言葉も、一つの取り組みも見逃すことなく、しっかり研修してきます!
  

              

 コメント以外の意見交換は、ホームページのメールでお願いします。


特別委員会政務調査

2008年10月22日 01時10分20秒 | Weblog
 
 環境・新エネルギー対策特別委員会に所属しています。

 この特別委員会は、温暖化や廃棄物処理等の環境問題対策や太陽光発電やバイオマス事業といった新エネルギーの開発・普及に取り組むために調査、研究するための委員会です。

 明日からこの特別委員会で、県外研修に行ってきます。

 行き先は、まず東京都大田区の“東京スーパーエコタウン”内にある(株)リサイクル・ピアという会社に行き、建設混合廃棄物のリサイクル事業の研修をします。
 さらに同タウン内の(株)リーテムにて、廃情報機器廃棄物のリサイクル事業の研修を受けます。

 今までは産業廃棄物として、埋め立てるか焼却していた廃棄物のリサイクルに取り組む、国内最先端の事業内容を学んできます。

 次の日は、群馬県に移動し、太田市の取り組む“次世代エネルギーパーク構想及び太陽光システム奨励金制度”の内容を研修します。

 そして太田市内にある、太陽光発電を積極意的に導入している“パルタウン城西の杜”を視察します。

 そしてそして同じ日に神奈川県川崎市に移動し、独立行政法人新エネルギー・産業産業技術総合開発機構(NEDO)にて、今後どのような新エネルギー導入に向けた取り組みが予定されているのか、国内最新の情報と技術を学んできます。

 さらに次の日は、大阪府堺市に移動し、(株)関西再資源ネットワークにて食品系・木質系廃棄物リサイクル事業の取り組みについて研修します。

 さらにさらに移動して、バイオエタノール・ジャパン関西(株)にてバイオエタノール製造技術を学びます。

 バイオエタノールは、サトウキビ、とうもろこし、廃木材などのバイオマス資源を発酵し、蒸留して作られる植物性のエチルアルコールで、新たな燃料用エネルギーとして注目されています。

 バイオエタノール製造施設で作られたエタノールは、自動車やボイラー等の燃料として利用されます。


 以上、2泊3日の行程です。

 時に、政務調査は議員の旅行かのように批判されますが、決してそのようなことはありません。

 研修したことは、今後の特別委員会協議の中で政策としてまとめ、執行部に提言し、また一般質問で取り上げるなどしてしっかり活動に活かします。 

       


     

 (上記の写真は、先日文教警察企業常任委員会で県内のダムを視察研修した時のもので、本文との直接的関係はありません。)



誘惑に勝つ

2008年10月20日 19時31分39秒 | Weblog


 先日、後援会の方に誘われてゴルフに行ってきました。

 実は、憂鬱なんです・・・

 ゴルフに誘われるようになってから2年ほど経ちますが、打ちっぱなしの練習に行ったことは1度だけ・・・

 とにかく下手くそなんです・・・

 一度なんか、スタートのホールで、参加者全員が見守る中、第一打を打ったとき事件が起こりました。
 ボールをティアップしてスイングを始め、思い切って振りぬくと、ボールは遥かかなたへ飛んで行ったかに見えました・・・
 
 ところが飛んでいったのは、ボールを支える“ティ”でした。
 
 ボールはというと、1ミリメートルも前には飛ばず、そのままポトリと地面に落ちました。

 そう、まるでだるま落としのように・・・ポトリと・・・

 会場は一瞬静まり返り
 「おぉ~!ある意味すげぇ~!」
 
 「俺、始めて見た!!」

 とパラパラと拍手が起こり

 「もう1回やれ~!」
 
 の冷やかしのあと、爆笑が沸き起こりました。

 ボールより私のほうが、穴に入りたかったです・・・


 今回のゴルフも笑顔とは裏腹に
 “今日もどんな失敗をするのやら・・・”
 “周りの人に迷惑をかけなきゃいいが・・・”
 “今日もどれだけ走ることやら・・・” 

 などなどブツブツ嘆いていました。

 私の場合、ゴルフに行くというより、マラソンに行く覚悟でゴルフ場に向かいます。
 まっすぐ飛ぶことのないボールは、左90度横に向いて打ったほうがいいのではないか思うほど大きく右に曲がります。
 人が1打で進むところが3打くらいかかります・・・
 プレーを遅らせてはならないと、とにかく打っては走り、走っては打ちの繰り返しなんです。

 やはりこの日も事件が起こりました。

 プレーも終盤。残り2ホール。
 第1打を残された力の限り振りぬくと、ボールは例のごとく大きく右へ・・・

 なんと隣りのホールまで飛んで行ってしまいました。

 走って走って、ボールを捜しに行くと、誰も居ない隣りのフェアウェイど真ん中にポツリとありました。

 持って行ったクラブを握りしめ、到底見えることのないグリーンの方めがけてフルスイング!

 ところがボールは、チョロ・・・
 50センチくらい斜め右に転がっただけでした・・・

 さすがに隣りのホールまではキャディーさんは着いて来てくれず、周りを見渡しても誰もいませんでした。
 
 “目撃者は誰も居ない・・・1打ごまかしてしまえ・・・”

 悪魔がささやきます・・・
 私はもう一度周りを見渡して

 「なわけね~だろ!バ~カ!」
 と声に出し、誘惑を振り払い、集中して次の1打でもとのホールに帰ることができました。
 結局、このホールはパー4のところ10打かかってしまいました。(ごまかしてませんよ!)

 終わってみると、参加者32人中、特等席の“ブービー”でした。

 ゴルフは“メンタルなスポーツ”とも言われますが、下手な私も私なりにメンタル面を鍛えられた一日でした。
 

               


黄色信号

2008年10月17日 17時22分34秒 | Weblog


  ヘルペスが出てしまいました。
 
 へルペスというのは“単純疱疹”と“帯状疱疹”の2種類あり、私の場合は単純疱疹で、発疹が顔面、特に口の周囲にできます。

 最初は皮膚に赤く変化して、ムズ痒く(またはヒリヒリ)なり、数時間後にはその部分に小水疱ができます。

 いったん発症してしまうと、なかなか治らず、パンチをくらったような顔が続きます。
 
 原因は、睡眠不足、暴飲暴食、そしてストレス・・・

 自分がやりたいl仕事ができている充実感いっぱいで、ストレスなんか感じてないはずなんですが・・・

 体は正直ですね・・・ 

 “少し休みなさい”の黄色信号サインなのですが、時間に追われる生活が続きます。

 体力や抵抗力が落ちていると、ちょっとした刺激が潜伏しているウイルスを暴れさせてしまうわけです。

 現在では特効的な抗ヘルペスウイルス剤(写真)があり、これを用いて治療すると、治癒が早まるだけでなく、不快な自覚症状が大幅に軽減するので、早めに薬を使うといいのですが、今回は寝ている間に発症していたため、朝、鏡を見てびっくりでした!!

 今夜も飲み会です。

 暴飲暴食・・・

 睡眠不足・・・

 せめて楽しく飲んできます。