新富町の祇園原地区のお祭りに参加させていただきました。
子供たちからおじいちゃんおばあちゃんまで、約100名に方が集まっておられ、会場の公民館はびっしりでした。
乾杯の後、挨拶をさせていただきました。
「今、地域の行事が少なくなっていますが、祇園原は元気ですね~。地域での暮らしを守るのが行政の役目です。これからも安心してこの祇園原で暮らしていただくために、皆さんと・・・」
「よ~し、わかったわかった。挨拶はそんくらいにして、こっち来て飲まんか!」
「まこっちゃ!まこっちゃ!!」
「あらためて、かんぱ~い!」
「おらぁ、あんたを近くで見んのは初めてよ。まぁ、堅苦しい挨拶はいいかい語ろや語ろや。」
一気にどっぷりと車座の中に、溶け込ませていただきました。
農業の話から、県政、国政の話まで話はコップが傾けば傾くほどヒートアップしていきました。
その中でも、老後に不安を抱える話は切実でした。
年金は削られ、保険料は上がる一方。体が動くうちはいいけれど・・・ 介護が必要になったときは、どこか施設に入らなければならない・・・でも今の年金では施設にも入れん・・・
などなど・・・
その時、デンマークでの研修内容を紹介すると、
「そんな国が本当にあっとか・・・」
「家族に頼らんでも、いいのがいいなぁ・・・」
「日本もちっとくらい消費税を上げてもいいかい、安心して暮らしていけるごつして欲しいもんじゃ・・・」
「でも今ん国は、あてにはならんど・・・」
私が、
「いっぺんにはデンマークのごとにならんでも、宮崎からでもできることをどんどん提案して、宮崎は福祉が充実しちょるねぇと言われるごつ頑張りますかいね!」
すると
「あんたんような議員が増ゆっと、宮崎も変わるかもしれんね。頑張らんといかんど!」
「はい!」
祭りの終わりに、せんぐまきがありました。
地区の方に混じり、私も沢山拾わせていただきました。
拾いながらあらためて、この光景を守ることこそ政治の役割なんだと確信しました。