奇跡への絆

図師ひろき

南九州を1つに

2012年11月30日 23時38分15秒 | Weblog

 先日、宮崎・鹿児島・熊本3県で構成する南九州観光振興会議に参加してきました。

 この会議は、国内外から南九州への観光客誘致対策の強化と交通ネットワーク形成のための連携内容を明確にし、結果を出すために組織されています。

 今回はまず各県の知事または副知事によるパネルディスカッションが行われ、3県の実態を明らかにした上で、県境に枠にとらわれることない事業展開の必然性が再確認されました。

    

 なぜか“くまもん”も登場!

  

 続いて、各県議会および行政関係者、旅行業者、航空会社、ホテル関連業者などが一堂に会しての意見交換が行われました。

    

 その中では、さらに踏み込んで、九州新幹線効果を最大限生かした3県合同キャンペーン事業の展開や3県周遊型観光商品の開発、スポーツイベントの誘致などに関する意見が出されました。

 さらに東南アジアに向け、3県連携による積極的誘致活動に努めることや観光振興のインフラとなる高速道路の一層の整備充実を図るため国へ強く働きかけることなどが確認されました。

    

 今後も観光振興に限らず、隣県との繋がりを強化し、スケールメリットを生かした事業展開を促進していきます!






 


大雨のごとく降り注がれる感謝

2012年11月29日 22時20分33秒 | Weblog

 全国和牛共進会連覇を広く県民の方々と祝う“県民感謝祭”に参加してきました。

 生産者の方々がトラックの荷台に乗り込み、県庁前から橘通りを往復するパレードがありました。

 私もパレードに加わり、沿道にかつけた約15000人もの県民と喜びを分かち合わせてもらいました。

    

 小雨まじりではありましたが、沿道からは熱心に小旗を振られ

 「おめでとう!ありがとう!」

 の声援が大雨のごとく生産者や関係者に降り注がれました。

    

 なかには

 「皆さんの頑張りのおかげで、元気が出ました!ありがとう!ありがとう!」

 と涙ながらにハンカチを振られている女性もいらっしゃいました。

 宮崎県民の“絆”が目に見えた思いでした。

 パレードの後は、県庁講堂で表彰式が行われ、華々しい万歳三唱に大声を張り上げてきました。

     

 地元生産者とも記念撮影!

  

 表彰式に後は、県庁南側駐車場で開催されていたイベントにも参加しました。

 ここでは宮崎牛と県産豚肉とのセットが販売されており、ステーキの焼き上がりを待つ方々が、長い長い列ができていました。

      

 この日、タイミングよく福岡から来客があり、この感謝祭も見学していただきました。

 その時、言われたことは・・・

 「宮崎の牛は、優秀なんですね・・・でも牛の全国大会があることは知りませんでした・・・」

 “同じ九州でありながら、宮崎牛連覇のことも知らないのか!!”

 と少しの怒りと同時に、まだまだアピール不足であることを痛感させられました。

 「日本一」というこれ以上ない輝く看板を高く掲げ、トップセールスに汗を流します!


雑感417

2012年11月28日 23時34分44秒 | Weblog

 早いものでもうすぐ師走ですね・・・

 一気に気温も下がり、肌身に凍みますが、せめて心は温かい年の瀬を迎えたいものですが、心まで寒くなる記事が目に留まりました。

 2012年版の犯罪白書によると、高齢者の犯罪摘発件数が過去最多となったようです。

 罪名別データのある65歳以上に数値を見てみると、暴行罪が1992年の約49倍、傷害罪が約9倍にも増えています。

 さらに75歳以上に絞り込むと、前年度から1271人増え、3万2262人が一般刑法犯で摘発されています。

 これは景気の低迷に加え、高齢がゆえに就職が難しく、不安定な生活を送っている高齢者が再犯に至るケースも多く見受けられるようです。

 さらに身元引受人がいない高齢者は、仮釈放されないまま満期出所となることも多く、出所時には身体的にも自立生活が困難な人も少ないとのこと・・・

 以前テレビ番組で、無銭飲食をして逮捕された高齢者が

 「年を越すために捕まったんです・・・刑務所の方が生活しやすいんです・・・」

 旨の言葉をこぼしていたことを覚えています。

 間違いなく刑務所内でも高齢化が進んでおり、今後出所後の受け入れをする高齢者施設整備が必要となってくる可能性は十分にあります。

 何より犯罪を犯してまでも、生活の場を確保しなければならない社会的弱者への社会の受け皿づくりは、被害者を出さないためにも急務といえます。

 本県における動向を調査し、対応を検討します。


いもも心も繋がっている

2012年11月27日 22時40分22秒 | Weblog

 “いも掘り”をしたのは、いつが最後ですか?

 私は先日、いも掘りして来ました!

 去年も行われた、視覚障がい者の方々のいも掘り体験が今年も開催され、お手伝いをさせてもらおうと参加させてもらいました。

 年々参加者も増え、障がい者とボランティアの交流はもちろんのこと、今年も多くの自衛隊員の方々や子どもたちも参加して、世代を超えたふれあいいも掘りとなりました。

      

 演歌歌手の水木大介さんも応援に駆けつけられ、さすがに歌の披露はありませんでしたが、張りのある美声であいさつをされ、花を添えていただきました。

   

 さあ!いよいよいも掘りスタートです!!

    

 いものつるを手繰りながら、土をかき分け、かき分けていくと立派ないもが頭を出してきますが、今年は土が固くて、簡単には掘り出すことができません・・・

 強引に引き抜こうとすれば“パキッ”と折れてしまいまいますし、いもにキズをつけてしまうと傷みが早くなってしまうので、丁寧に丁寧にいもの周りをかき分け進みます。

 ほとんど姿が見えたとしても油断してはいけません・・・不用意に抜こうとすると“パキッ”・・・

 ゆっくり左右に揺らしながら、いもに力がなくなるまで慎重に、慎重に・・・

 そして晴れて輝く大物にご対面です!

       

 視覚障がい者の方々も、見事な手さばきでいもを掘り出されていました。

     

 掘りはじめてから30分ほど過ぎた頃には、誰もが額に汗どころか、上着を脱ぎ、タオルで首筋をぬぐいながらの作業をされていました。

 このイベントを支えられているボランティア“たどり道”の方々のきめ細やかな取り組みには、毎回感心と感謝の気持ちでいっぱいになります。

 心からありがとうございます。

 これからもできるかぎり一緒に、たどり道を歩みます。

 


雑感416

2012年11月26日 23時46分06秒 | Weblog

 健康診断に行ってきました。

 一番心配だったのは、血圧でも、視力でも、心電図の結果でもなく、ウエストサイズでした…

 この半年は明らかに運動不足で、最近は明らかに腹部の肉質が変わってきたことを自覚していたので、ある程度覚悟していました…

 それでも最後の悪あがきと、実は昨日サウナに行き、1.5㎏ほど絞ってきました。

 そんなことしても帰って晩酌をすれば元通りになるとは分かっていても、できるかぎり頑張ってみました…

 そして今日の測定はまず体重からでした。

 恐る恐る体重計に乗ってみると…

 体重は去年とほぼ同じの68㎏でした。

 ちょっとホッとしたのはつかの間…ウエストサイズ測定の順番が回ってきました。

 コマーシャルで見たことがあるような

 「力を抜いて、自然にしてください」

 との声が聞こえ、覚悟を決め、メジャーを腹部に回してもらいました…

 サイズは…

 68㎝、でした。

 去年とほとんど一緒の数字にホッとしました。

 採血結果と、バリウムを飲む胃がん検診の結果は、後日になりますが、ひとまず今日の検診結果には、胸をなでおろしました。

 後日の検査結果を神妙に待ちます。

じいちゃんばあちゃん

2012年11月25日 23時24分22秒 | Weblog

 祖父祖母は亡くなりましたが、私にはたくさんのじいちゃんばあちゃんがいます。

 小さい頃から可愛がってもらい、今でも

 「ひろっくん、ひろっくん」

 顔を見る度に手を振ってくれます。

 私もついつい嬉しくて

 「あいこさん!」「いわおさん!」「みよこさん!」「くすおさん!」「ちよりさん!」「ひでこおばちゃん!」

 と苗字ではなく名前で呼び合う付き合いをさせてもらっています。

 今日は老人クラブで県政報告をさせてもらいました。

 県の財政事情や全国和牛共進会連覇の内容、そして古事記編さん1300年記念事業などについて説明をしました。
 
 いつも皆さん熱心に聞いてくださり、話す私もついつい時間が経つのを忘れるほどです。

 遠慮のない意見交換も毎回恒例です。

 今回は、生活保護受給者が増えていることや単身高齢者の見守りについて活発な話が飛び交いました。

 特に高齢者の見守りについては、地区内の単身者を一人ひとり確認しながら、これからも機会あるごとに声をかけるなり、ちょっとのお節介で顔を見に行くことを、みんなで確認しました。

 地元の老人クラブに限らず、最近は老人クラブへの加入者が低下しています。

 加入していても定例会への参加者も年々減っているという現状もあります。

 「ひろっくんが毎回こんげして来てくるれば、出てくる人もふゆっちゃがね…」

 有り難い言葉をいただきました。

 これからもできるかぎり顔を出して、じいちゃんばあちゃんから元気をもらいますね!

いくつもの夢

2012年11月24日 23時47分24秒 | Weblog
 連休の中日にも関わらず、100人もの方々に集っていただき

『第1回木城ドリームスゴルフコンペ』

 を開催することができました!

 総合型地域スポーツクラブ“木城ドリームス”は、地域の方々に気軽にスポーツに参加していただき、地域の絆を再発見してもらう活動を目指しています。

 昨日までの雨模様とは打って変わって、少し肌寒いながらも朝からまさに秋晴れの中でプレーできました。

 私はお飾りの代表をさせてもらっていますが、この日までの準備のために、自らの仕事を休んでまでも、スポンサーまわりをし、参加者を募ったクラブスタッフのみんなには、素直に頭が下がります。

 このイベントを動かしながら、感じていたことがあります…

 “なんだか部活動みたいだな…”

 “なんだか青年団活動みたいだな…”

 忘れかけていた懐かしい感覚の中で、動いていました。

 初めての主催コンペではありましたが、順調に時間は進みました…

 昼食時間のクラブハウスは、どのテーブルも和気あいあいで、明るい雰囲気に満ちていました。

 午後にはさらに天候は穏やかになり、ポカポカ陽気の中、好スコア連発となりました…たぶん…

 参加者が多いがゆえに、閉会式が始まるまでには時間が始まってしまいましたが、多くの方が残っていただきました。

 そして、笑顔満開で第1回コンペを終了することができました。

 たくさんの方々に参加していただき、地域の“絆”を実感することができたことに心から感謝します。

 “40歳を過ぎても、こんな気持ちで地域活動ができるなんて、有り難いかぎりです。”

 これからも木城ドリームスは、地域の笑顔を創っていきます!

雑感415

2012年11月23日 23時18分56秒 | Weblog

 出張の移動中は、出張先の資料を読みあさりますが、それでも時間が余ってしまうような長時間の移動の時には、コンビニや売店にある単行本に手を伸ばします。

 今回、目に留まったのは東邦大学医学部医学博士の有田教授が監修された

 “心のストレスが消える処方箋”

 という本でした。

 よくあるなんちゃって心理学を取り入れたストレス解消法紹介本ではなく、この本の冒頭は

 「ストレスを感じないと困ることもある…」

 逆方向から解説を加えられているところにひかれて購入しました。

 “涙”“日光浴”“笑い”“食事”“発声”などのキーワードを軸に、日常生活を少し変化させるだけで、ストレスが癒されていく流れが解説されてありました。

 どのキーワードからも導き出される到達点は…

 「セロトニンという脳内物質の分泌を増やすことが大切」

 ということでした。

 詳しい医学的なことは理解できないにしても、セレトニン分泌を促す方法が日常生活にあることは、それだけでちょっと安心できます。

 少しの変化キーワードで最も私が嬉しかったのは

 “呼吸”

 でした。

 そして驚くことに、その呼吸法は、先日総合型地域スポーツクラブのメタボ予防教室で教わった腹式呼吸法とほぼ一緒だったことです。

 ダイエット効果もあって、リラックスできてストレス解消できる腹式呼吸って凄いですよね!

 本当は座禅を組ながらの腹式呼吸がいいようですが、イスに座った姿勢でも効果はあるそうです。

 ということで、今は車を運転するときは意識して腹式呼吸しています。

 ていうか、そんなにストレスが溜まっているのか!と突っ込まれそうですが、あくまでも予防…予防です。

 でも単行本に頼るくらいだから、やっぱり…

 大丈夫です!

雑感414

2012年11月22日 23時35分41秒 | Weblog

 先日、精神保健福祉士として自殺対策相談電話の任務にあたらせてもらいました。

 昨年度から月1回くらいの間隔で夜間の対応をしています。 

 寄せられる声は切実で、なんとしてでも命をつなぎ止めようと、できるかぎりの心を注ぎ、傾聴に努めます。

 「落ち着きました…」

 「また電話していいですか…」
 との声が聞けると、わずかながら役に立てているのかもしれないと感じますが、電話を切ってから電話の向こう側がどんな様子なのかは常に気になります…

 相談内容は様々ですが、経済的困窮から生活に絶望され、行き場のない思いを伝えてこられる方も少なくありません。

 困窮の原因が多重債務のような場合は、新たな専門機関を紹介することになりますが、まずは相談者がその状況に陥るまでの経緯や自己評価が低くなっている気持ちをしっかり受け止めていきます。

 宮崎県における自殺原因の中でも多重債務が関係しているであろうケースは少なくありません。

 それでも昨年度、県の消費生活センターや法テラス宮崎などに寄せられた多重債務相談件数が減少したという記事を読みました。

 前年度と比べると約1000件少ない4219件だったようです。

 それでも4000件を超えているのですね…

 これは収入の3分の1以上を超える借り入れが禁止された改正貸金業法の効果とも言えます。

 全国的にみても5社以上から借り入れをしている消費者の数は、改正貸金業法が施工される前は、111万人いたのが、今年9月時点では39万人まで減少しているとのこと。

 それでも無登録業者やヤミ金業者から借り入れる人も後を絶たないとも…

 法的救済は弁護士の方々に任せるするとし、相談者に心と自信を取り戻してもらうために、これからの電話で心に寄り添っていきます。

白鬚神社からの力

2012年11月21日 22時26分11秒 | Weblog


 川南町にある白鬚神社の例大祭に参加させていただきました。

 境内には多くの畜産関係者が集われ、経営安定と繁盛を祈願されていました。

   

 私も祭事において玉ぐしを捧げさせていただき、全国和牛能力共進会連覇のお礼と口蹄疫などの被災が二度と繰り返されないよう心を込めて祈りました。

 この例大祭で恒例となっているのが、これです!

   

 お清めのための塩が大量に配られ、参加者が手分けして撒きます。

      

 みるみる雪が降ったかのように玉砂利が白くなっていきます。

 私もボール5杯ほど撒かせてもらいました。

 そして手伝われた参加者には、自宅用の塩も配られました。

     

 その後、護摩祈祷が行われました。

     

 神主さんが神妙に火を付けられると・・・

     

 けたたましい音とともに、勢いよく煙が立ち昇り・・・

 煙が風に流されたと思ったら・・・

     

 龍のような火が悠々と姿を現しました。

 そして一気にしめ縄を焼き切りました。

 神主さんの説明では、このしめ縄が切れたところから災いが飛んでなくなるということでした。

 そして・・・

   

 くみ上げられていた炭も崩れ落ち、災難が見事に打ち払われました。

 その幻想的神事に、まさに救いを見たかのようでした。

 と同時に、一層宮崎農業発展のため尽力することの意を強くしました。

 これからも生産者とともに歩みます!