奇跡への絆

図師ひろき

ずぶ濡れ

2007年08月29日 14時53分45秒 | Weblog

 高校は高鍋高校でした。
 
片道約15kmを自転車通学。
 この時期に登校すると、学校に着くころには開襟シャツの袖の先まで汗びっしょり。頭から水をかぶった様になっていたのを思い出します。それから課外授業を受けたり、部活(バレー部)をしたりしていたのですから、つくづく元気だったと思います。

 最近も朝からずぶ濡れになってます。
 選挙前毎朝やっていた街頭あいさつを今もできるかぎり続けています。 
「朝夕は随分、過ごしやすくなってきたねぇ」
と聞くようになってきましたが、私には実感できていません・・・

 まだまだ日差しは強く、5分もあいさつをしていると玉のような汗どころか、滝のような汗が噴出してきます。
 30分もするとハンカチを絞ると汗が滴り落ちるようになり、1時間を過ぎる頃には高校のときのようにシャツの袖までびっしょりになります。

 たまたま今日はブルーのシャツだったので、終わる頃には藍色のシャツに変わっていました。背中や脇のところだけ汗に濡れ、まだらになるよりは全部濡れたほうが元からその色だったと思われるからいいか!と開き直り、近くのコンビニで泡の出ないお茶を買いのどを潤しました。
 至福のとき・・・

 それから障害者団体の会合に参加して、移動しながら昼めしをかじり、報道関係の方と打ち合わせをした後、県庁にて財政課からレクチャーを受け、このブログの送信ボタンを押すとすぐに、高千穂町の会合に出向きます。

 今もやっぱり元気です!!


世界陸上

2007年08月26日 22時56分01秒 | Weblog

 今まさに男子100メートル決勝が始まろうとしています。
 このブログを書いている途中に世界王者が決定します。
 世界新記録の更新も期待されています。
 スタートラインに立つ選手はどんな心境なのでしょう!一人一人選手紹介がされています。
 緊張・・・重圧・・・喜び・・・そして孤独・・・
 今、スタート
!!!!!!!!!!!!
 
 タイソン・ゲイ選手優勝!タイム9秒85!!
 
 世界新記録達成はなりませんでしたが、星条旗を羽織ってのトラックを歩く姿は自信と誇りで満ちています。

 日本代表の朝原選手も大健闘!同じ30代ということもあり、大きな勇気をもらいました。

 女子1万メートルの福士選手の走りには驚かされました。途中でシューズが脱げかけたにもかかわらず、一時はトップに立ち最後までベストを尽くしていました。そしてゴール後のインタビューに
「最高に気持ち良かったです」
と満面の笑顔で答えていました。誰の責任にするわけでもなく、ただただ笑顔笑顔・・・練習の苦しさや辛さを乗り越えたからこそ、あの舞台を楽しめるのかもしれません。

 議員活動も
山あり谷ありですが、努力することと笑顔を忘れず頑張ります。

 
 


ただいま

2007年08月24日 23時55分09秒 | Weblog

 生活福祉常任委員会で県外視察調査に行ってきました。
 北海道・札幌、埼玉・秩父、静岡・掛川を3泊4日で巡る強行日程で、汗だく研修となりましたが実り多き調査となりました。
 札幌では、高千穂鉄道復興の切り札的存在とも言えるDMV(電車とバスが合体した乗り物)を視察してきました。
 正直に言います。DMV利用は

 厳しい!

 でもチャンスです!!

 DMVが運行可能となるには、法的整備がまず必要です。今の法律では、北海道の一部を試験的に走ることしかできません。高千穂にDMVを走らせるには国への働きかけが最重要課題です。

 車両価格は、2千万円前後と従来の電車の車両価格と比べると格安です。しかし、DMVを走らせるには踏み切りの改良をはじめ、車両がどこを走っているかを確認するためのGPSシステムの開発など周辺整備に大きな投資が必要となります。

 さらにバス運転と電車運転ができる職員の養成が必要です。

 このほかにも現在のDMVでは最大19名しか乗車できず、車両連結をするなどして採算ベースを維持できる規模に改善する必要があります。

 線路があるところは電車、線路がないところはバス!
 まるで007のような夢の乗り物ですが、乗り越えなければならない障壁は多々あります。

 しかし、チャンスです!

 最も不安材料だった、車両が軽いため横風に弱いのではとの疑問には
「重心は従来の電車より低いので、横風には電車よりDMVの方が強い」
という説明を聞くことができました。

 さらに北海道以外、それもほんの一部でしか走行していないDMVを高千穂に持ってくることができれば、まちがいなくマスコミの注目は集まり、試乗ニーズは大きく期待できます。

 通学、通院などの生活優先利用を確立し、観光客についても完全予約制を実施してプレミア化を図ることにより、一過性利用に止まらず、安定収支が期待できます。そのためにも採算ベースに見合う乗客数を確保できる車両改造を急がねばなりません。

 以上のことをクリアできたにしても大きな利益を生む事は難しいでしょう。
 しかし、人間の血管が切れてしまえば、その先の細胞が腐ってしまうことと同じように、鉄道や道路は地域にとっての血管です。これをつなぐ事ができなければ地域を、高千穂を、西臼杵を守ることはできない!

 あきらめてはいけない!!

 地域を守ることこそが、弱い立場にある方を守ることこそが政治の役割です。
 共に闘います!

 


再会

2007年08月21日 00時25分50秒 | Weblog

 14時に県庁の正面玄関で待ち合わせました。
 愛みやざき会派室から迎えに行く途中、昔の想い出をたっどっていると、いつしか小走りになり、近づくつれ胸は高鳴りました。
 あの頃は、夢しかなくてただがむしゃらで、共に悩み、共に喜び、共に築いた数々の想い出・・・時には喧嘩もしましたが、いっぱいいっぱい笑い合ってた頃が懐かしく蘇ってきました。

 そして再会。

 キラキラ!笑顔が飛び込んできました!
「会いたかった!ここまで来た甲斐があったわ!」
「少し痩せたんじゃない?」
「時々、テレビで見てたから段々会いたくなって・・・」

「俺も会いたかったよ!」
「俺がいなくなってからがすごく心配だったよ」

 昔の恋人との再会!

 と言いたいのですが、実は私が以前勤めていた医療機関のデイケアのメンバーさん17名が、わざわざ佐土原から会いに来てくれたのです。
 私が勤務してから立ち上げたデイケアでしたので、建物もないマニュアルもプログラムもないところから、利用者の方々と一つ一つ試行錯誤しながら創り上げた事業でした。
 私の仕事は精神保健福祉士として援助させていただく立場でしたが、どれだけ利用者の方に癒され救われた知れません。私はカウンセリングも専門でしたが、私のカウンセラーは利用者の方々でした。

 議場を案内すると
「これが知事が座る椅子なんだ~でも私は図師さんが座る椅子の方がいいわ~」
なんと嬉しい言葉でしょう!心身ともに疲労骨折しそうな時もありますが、この時はす~っと肩から力が抜け、ほぐされる感覚をいただきました。

「今度は俺から会いに行くからね!」

「約束じゃかいね!」

 心が折れてしまう前に、また話を聞いてください。  


欽ちゃん!

2007年08月20日 01時03分31秒 | Weblog
 カッコよかったですね!
 男が男に惚れるとはこのことです。
 私もフルマラソンにチャレンジしますので、あの苦しみ、膝の痛み、挫けそうになる気持ちはよく分かります。

「俺が辛い顔をすると、周りが心配するから最後まで笑顔で行くよ」
とさりげなく語り、それを実行する。やっぱりかっこいい!!
 
 時間と行事に追われる生活の中、トレーニングを怠けてしまっている私に再び火をつけてくれました。

 また走り出します。

 うわぁ~言っちゃった・・・


じいちゃん

2007年08月17日 15時34分05秒 | Weblog
 10年も前の出来事です。
 田んぼの畦の草刈りに精を出したじいちゃんが、わき腹が痛いと言い出しました。次の日に病院に連れて行ったら
「筋肉痛でしょう」
ということで湿布をもらったのですが、その次の日にはわき腹から背中にかけて帯状疱疹が出てしまいました。1ヵ月半入院となり、それを境にじいちゃんは徐々に歩行困難になっていきました。
 寝たきりになって5年。家族介護も限界になり今では町内の老人ホームにお世話になっています。
 先日、お盆外泊で帰宅したじいちゃんに
「俺は誰か分かるね!」
と話しかけると、ニコニコ微笑むばかり・・・
わき腹をくすぐり、もう一度
「誰かね!!」

「ひろきじゃ!ひろき!!もうやめんか!」

「正解!」
帯状疱疹が出てからは、薬を塗ったり患部確認のため、頻繁にわき腹をさすることからコミュニケーションをとっていたことを覚えてくれているのです。

 寝たきりでありながら愛嬌たっぷりのじいちゃんにできる限りの孝行をします。
 
 寝たきりという言葉のない国があります。
 北欧です。
 寝たきりという言葉がない代わりに、寝たきりにさせないだけの福祉制度があるのです。
 いつか現地に行き、しっかり目に焼きつけ、体と心で感じたことを政策に生かします。



優しい盆踊り

2007年08月15日 10時33分27秒 | Weblog

 まだ木の香り漂うやぐらが組まれ、色とりどりの盆提灯からは優しい光がこぼれています。太鼓台の叩き手の腕が威勢よく振り下ろされ、盆踊りは始まりました。
 都農町の心見(こころみ)という地区があります。
 今では珍しくなった地区での盆踊りが、ここでは脈々と受け継がれています。
 広場の正面には、この一年に亡くなられた方の写真が飾られ、その方々の里帰りを地区全員で偲び、そして舞う。
 一緒に踊らせていただきました!
 満天の星空のもと、汗だくになりながらひたすら踊る。踊りの輪の外を子供たちは走り回り、おじいちゃんおばあちゃんは腰掛け、満面の笑みで眺めている。
 なんと美しい光景でしょう。

 安倍首相の言う
 「美しい国 日本」
 とは正にこのことを意味するのではないでしょうか。

 物質的に満たされることで豊かさを感じるのではなく、心の豊かさを実感できる社会創りが必要です。
 優しい気持ちになれたひと時でした。

 


昼下がりの・・・

2007年08月12日 19時49分11秒 | Weblog

 朝5時起床!
 木城と高鍋の青年団!K&Tサークルの活動に参加しました。
 高鍋の海岸清掃をしました。今年で4回目になります。
 この海岸は、ウミガメの産卵場所としても知られ、地域の
方が定期的に見回りをされている所でもあります。
 台風の影響で、浜には無数のゴミが・・・
 活動に賛同していただける方々が親子で約40名参加していただきました。ゴミ拾いを開始して、何分もしないうちにゴミ袋の山ができました。
 参加していただいた方には、心から感謝します。ありがとうございました。

 早朝とはいえ、思いっきり汗をかいたのでシャワーを浴び、止まることなく挨拶回りに飛び出しました。一軒一軒、日頃のお礼と県政の報告をさせていただきました。皆さん、真剣に話を聞いていただくので、ついつい話が長くなってしまい、再び汗びっしょり・・・
 気が付けば午後2時。さすがに腹が減ったので、コンビニでスパゲッティーと1リットルのお茶を買って昼食。どこか日陰はないかと車を走らせると、小丸川にかかる橋の下に涼める場所を見つけました。
 川の流れを眺めながらのスパゲッティーは、なかなか美味でした・・・
 腹も膨れ、ちょっと休憩と思い車のシートを倒して音楽を聴いていたら、いつの間にか寝てしまい、ビクッと起きたときには1時間半が過ぎていました!
 車を停めたときには、橋の影だった
のですが起きたときには日なたになっていて、思いっきり寝汗をかいていました。朝が早かったからか、疲れがたまっているからなのか・・・何はともあれ一人でも多くの方に会うために再び車を走らせました。

 

 


8月10日

2007年08月11日 14時03分57秒 | Weblog

 38回目の誕生日でした・・・
  
  7時30分 愛みやざき勉強会
          マスコミ関係者と公立大学生と
                        の意見交換会。

  9時    議員定数・選挙区調査特別委員
                    
会正副委員長打ち合わせ。

 10時    議員定数・選挙区調査特別委員会
          「1人区をどう取り扱うのか?」
          「全国的には90名の県議削減と
                       
なっている。現状維持はありえな
                        い。」
          「単純な判断で議員削減を語る
                        べきではない。」
          等々、議論が交わされ、最終的
                        には委員長の
          「前回平成17年特別委員会に
                        おいて、“定数に関しては抜本
                        的に見直す”ことが確認されて
                        います。今回の特別委員会に
          おいてもその方針に変更はあ
          
りません。」
          との一喝を各委員しっかり受け
          止め閉会。
          次回委員会からいよいよ見直し
          のための具体的方法論に入っ
          ていきます。

 12時30分 ボランティア団体関係者とのラン
         チミーティング。
          青少年の健全育成のため地域
          と行政がいかに連携すべきかを
          語る。

 15時     県議会対抗野球大会のための練
          習試合。
          先発 愛みやざき西村議員。1
         
回を無失点に抑える。
          リリーフ 私。2回1失点。負け投
         手。試合終了後、丸山議員と肩慣
         らし中ふくらはぎ痙攣。
          運動不足痛感!

 19時30分 西村議員後援会総会参加。
          400名を超える参加者にビック
          リ!
          大いに刺激を受け、ますます頑
          張る力をいただきました。

 21時30分 西村議員後援会総会二次会。
          若手ばかりこれからの宮崎を熱
          く語る。後半はろれつがうまく回
          らなくなりつつも熱く語る。

 24時    日向駅前ホテルにて就寝。
          歯磨きはしたもののシャワーも
          浴びずバタンキュウ・・・

 このように38歳の1日目は過ぎていきました。
 朝、会派室に入るといきなりハッピーバースデイとともに苺のケーキがプレゼントされ感激!
 夜には西村後援会の皆さんから生クリームの特大ケーキがプレゼントされまたまた感激!!
 8月10日は夏休み期間ということもあり、子供のころは友達から祝ってもらった記憶はあまりないのですが、この歳になって1日に2個のケーキで祝ってもらえるなんて、私は幸せ者です。

 時に多忙と孤独に負けそうになりますが、365日分の力をもらった平成19年8月10日でした。

                     


医師不足の実態

2007年08月07日 19時44分55秒 | Weblog

 地域医療対策特別委員会の政務調査で西都救急病院に行ってきました。
 西都救急病院は、西都児湯二次医療圏における中核病院であり、休日及び夜間24時間の救急医療体制を持つ、西都児湯唯一の病院です。
 
 平成 8年   小児科診療廃止
 平成16年   外科医師2名派遣中止
 平成17年   内科医師3名より2名へ1名減
 平成19年3月 内科医師2名より1名へ1名減
   同  5月 内科勤務医師0名 内科外来診療及び病棟閉鎖

 現在は、脳神経外科医が3名。
 夜間は、東西児湯医師会医師及び県立富養園医師が交代で勤務されています。(23時まで)

 西都市の消防署によると内科医師がいなくなった6月7月の2ヶ月間で、心肺停止状態により搬送された患者は、実に9名。このうち西都市内の別の病院に搬送さてた方は6名。残りの3名の方は西都から30分ほどかかる宮崎市内の病院に搬送。
 1秒1秒が生命を左右する救急搬送にとって、30分という時間は殺人的としか言いようがありません。このままでは年間60~70名の救うことのできる命が危険にさらされてしまいます。
 暮らす地域によって、救われる命と救われない命が区別される。
 これはあってはならないことです!
 

 医師不足に至った原因は、卒後研修制度導入や医師数の絶対的不足など複数あげられますが、議会も含めた行政側の対応の遅さや予測のあまさにもその原因はあります。

「我々もあらゆる手段で懸命に医師を探しています。議員の皆さんも制度上から、また人脈の中から力を貸してください」
 医師会長の悲鳴にもにた訴えが胸に刺さりました。
 現場の先生からも行政に対する貴重な提案もいただきました。しっかり受け止め、現場の代弁者として活動を続けていきます。
 県民の皆様も、知り合いで力を貸してくださる方がいらっしゃれば情報をください。お願いします。