新エネルギーの重要性は日に日に増大しています・ “新エネルギー”とは、再生可能なエネルギーのうち、その普及のために支援を必要とするものを指します。 具体的には、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、バイオマス由来廃棄物発電などがあります。 日本のエネルギー自給率は、約20%で、このうち原子力発電を除くと4%程しかありません。 宮崎県は、県の特性を活かした新エネルギー開発・拡大を図っています。 日照時間の長さを利用した太陽光発電、家畜の排泄物を焼却及びメタン発酵させるバイオマス発電、さらには間伐材などを利用し、木質ペレットを製造し、代替エネルギーとするなど、石油に代わる新エネルギー開発については先進的な取り組みをしていると言えます。 特に家畜の排泄物については、年間400~500万トンが排出されていますが、たい肥化処理も含め、焼却・メタン発酵発電により、かなりの割合で再利用が図られています。 そんな中、口蹄疫と鳥インフルエンザ被災により、多数の家畜が殺処分されることになり、同時に移動制限区域設定により家畜とともに排泄物の動きが止まりました。 そして排泄物処理するバイオマス施設の機能も一気に低下しました。 移動制限中にも家畜の排泄はもちろん続き、バイオマス施設にストックされていた排泄物は枯渇に近づいていく・・・ 私は防疫体制強化と1日も早い移動制限緩和のため、国と県、そして生産者と業者との連結、連携のためパイプ役に徹していました。 そして今、街頭あいさつをしていると、家畜を運搬する大型車両を頻繁に見かけるようになり、少しずつではありますが安堵の気持ちを抱くよいうになりました。 これからも宮崎の特性を最大限に活かした新エネルギー拡充に尽力していきます。
中東情勢が日に日に悪化しています・・・