川南町の畜産農家の方から
「あんたに是非会わせたい人がおるから、出てきない。」
と連絡があり、ふたつ返事で出かけてきました。
もしかして、お見合い・・・
なんと、正解!
水牛とのご対面でした!!
たぶん動物園では見たことがあると思うのですが、民家で見るのは初めてでした。
都農町の山の奥の奥に牧場があり、そこに水牛が20頭ほど飼われていました。
以前はダチョウを食肉用として肥育している農家を訪ねたことがあったので、今回の水牛もそうかと思ったら、食肉用は主ではなく、水牛の乳からチーズを作ることに取り組まれるとのことでした。
イタリアでは、モッツァレラやリコッタといったチーズは水牛の乳で作られるのが一般的で、牛乳から作られるそれよりも高値で取引されています。
と、経営者の方から説明していただきました。
「モッツァレラは水牛の乳からなんですね・・・」
と知ったかぶりの感想を口にしてはみたものの、モッツァレラもリコッタもピンときておらず
「試作品があれば、是非試食させてください!」
と苦し紛れにお願いしてみると
「どうぞどうぞ!」
と早速試食会が始まりました。
真っ白なモッツァレラチーズと真っ赤なスライストマトにオリーブオイルをかけバジルをまぶした色鮮やかな皿が出されました。
これが、うまい!!!!!!!!!
チーズがシャキシャキしてるんですよ!!!
まったくチーズ臭さがなくて、バクバク食べました。
写真に撮るのも忘れて・・・
リコッタチーズもまるでまろやかな豆腐を食べてるかのような食感で、こちらもバクバク食べてしまいました。
まだ肥育頭数も少なく、チーズの商品化もこれからということで市場に出回るには、もう少し時間がかかるとのことでしたが、本場イタリアで勉強されてきた経営者の方の説明には“大いなる夢”を感じました。
国内産の“水牛の乳で作ったモッツァレラ、リコッタチーズ”は極めて珍しいようで、燃油高騰のおり、輸入チーズの相場も上がっているようです。
味は最高!着眼点も最高!
あとは経営の歯車がかみ合うことを祈るばかりです。
いや、祈るばかりではなく、応援していきます。
皆さんにも商品ができた時には、ご紹介しますね!
雨の中、木城町消防団操法大会が開催されました。
この日のため、団員は仕事のあと、夜遅くまで練習を続けてきました。
農協の駐車場を会場に午前7時開会。
アスファルトは降りしきる雨に濡れ、コンディションは最悪・・・
全力疾走の選手たちは、滑り、けがをしてしまうことが十分に考えられます。
それでも選手たちは、躊躇なく突っ込んでいきます。
1秒を競い合うから・・・
今までの練習の成果を発揮したいから・・・
いや、それが消防団員の使命だからです。
火災や災害の現場では、住民の生命と財産を守るため危険を省みず、冷静な判断を瞬時にし、突っ込まなければならないのです。
最後まで雨はやむことなく、団員の制服を濡らしましたが、不平を言う団員は一人もいませんでした。
私の所属する部隊は残念ながら、上位入賞は果たせず郡大会には出場できませんが、選手のみんなは最善を尽くしてくれました。
来年か再来年は私が選手をします!(うわぁ~言っちゃった・・・)
これでも3年前は、町大会で優勝した時のメンバーなんですよ。
38歳!団員歴16年!
まだまだ走れます!!
先日、日本政府は再開した日朝協議において、北朝鮮が拉致問題の再調査を行う姿勢を示したことに対して、経済制裁を一部解除するとの方針を発表しました。
基本的には再調査の進展を見極めながら、経済制裁を検討するとの態度ですが、政府が具体的な判断基準を示さないまま制裁解除に言及するということは、今後北朝鮮との交渉を進める上で非常に危険な選択と言わざるを得ません。
もちろん対話は必要です。
日本も正確な史実を認識した上で、とるべき態度はあると考えますが、本来であれば北朝鮮が真摯な調査を実施し、すべての拉致被害者の帰国が実現した段階で制裁解除を検討すべきです。
県内にも拉致被害と疑われる“特定失踪者”が4名いらっしゃいます。
幸せに暮らしていた被害者本人、そしてご家族・関係者を一瞬にして悲劇に陥れる、残酷で卑劣極まりない国家犯罪に対して、日本はもとより国際社会が一致団結して、全容解明と早期解決に取り組まなければなりません。
県議会としては、県民の皆さんとこの問題に取り組みため“めぐみ~引き裂かれた家族の30年~”という映画の鑑賞会&意見交換会を実施することを検討しています。
また日本政府に対し、“制裁解除反対”の意見書を提出するため拉致問題議連が中心となって協議を進めています。
どうか皆さんももう一度、被害者の気持ちになって認識を新たにしていただきたい!
愛する家族が誘拐されたという事実は、絶対に消えない!
忘れるということは、許すということ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/ce/d0eb31f7e7a8a4fee035965b12a148bc_s.jpg)
この写真は、佐土原で行われた拉致被害者家族によるタウンミーティングの様子です。
代表、お疲れ様でした。
延岡からもたくさんの応援団が駆けつけていただき、本会議場はたいへん活気がありました。
ありがとうございました。
緊張の面持ちで登壇されると、いつものように丁寧なお辞儀から始められました。
・知事の政治姿勢について
・県立延岡病院の医師確保対策について
・北川ダムの防災対策について
・漁業支援について
・エコクリーンみやざきについて 等など
実のある答弁を引き出しつつ、議論は展開していきました。
本会議場での座席は、代表の隣りなのですが、そこだけ温度が高くなっているように感じました。
質問を終え、会派室に先回りして拍手で代表を向かえました。
そこで代表が一言
「次の一般質問の準備を始めんといかん!」
すごいバイタリティ!!
自分の一般質問が終わって、少しほっかりしていた私も目が覚めました。
さぁ、議会後半戦!気合入れていきます!!
一般質問最終日です。
13時から、松田代表が登壇されます。
代表はここ4、5日、寝食を忘れるほど頑張られました。
原稿はすでに出来上がっているにもかかわらず、この時間にも原稿に向かわれています。
1つ1つの質問を最後の最後まで研ぎ澄まし、県民の期待に応えようと必死です!
今朝、会派室に入ったら空気が違うんですよ。
ピーンと張り詰めたものがありました。
緊張が伝わるというよりも、充実した空気に満たされているという方が正解ですね。
大丈夫ですよ!代表!
いつもの笑顔いっぱいでいきましょう!!
脊髄、脳幹や大脳皮質の運動ニューロンのみが選択的に障害される病気を運動ニューロン病と総称しています。
この中で最も多いのが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)です。
有病率は10万人に5人程度で、難病に指定されています。
女性よりやや男性に多く、中年以降に発症します。遺伝を示すことはほとんどありません。
残念ながらまだ病気の正確な原因はわかっていませんが、予後を改善する薬も開発されています。
症状は、片側の手指の細かな運動の障害が初発症状となることが多く、その後、手の筋力低下や筋萎縮が認められるようになります。手の筋萎縮は母指球(親指の付け根の筋肉でもりあがったように見える部分)や小指球(小指の付け根の筋肉)にはじまることが多く、上腕筋や肩関節周囲の筋肉の萎縮は遅れて出現します。
筋萎縮とともにれん縮(筋肉がピクピクと自然に動く現象)が出現するようになります。数週あるいは数カ月後に反対側の上肢(手)にも同様の症状が現れます。
その後、筋力低下や筋萎縮は下肢(足)にも広がります。
呼吸筋も障害され、呼吸困難のため人工呼吸器が必要となる場合があります。
先日、日本ALS協会宮崎県支部定期総会に行ってきました。
昨年から会員にさせていただいています。
総会では、福祉器具や介護用具の貸し出しや患者・家族交流会などの活動報告や決算・予算の承認がされた後、“訪問看護の立場から”と題して、一つ葉訪問看護ステーションの方々の講演がありました。
24時間体制で献身的に勤めていただいている活動内容に、ただただ頭が下がるばかりでした。
「宮崎県は訪問看護ステーションの数は、足りているんですか?」
の質問に
「足りていません。看護師が足りず、ニーズに応えきれていません。」
とあらためて現場の切実な声を聞きました。
医療・看護・介護・福祉・・・どの制度をとっても国が・・・
いや!
国が・・・と言って言い逃れはしたくない!
県ができることを考え、政策転換できるように動きます。
個人としてできることを考え、当事者や家族の方に寄り添い、共に活動します。
皆さんもできることがあります。
車いすの方は、平山支部長さんです。
都農町の消防操法大会に行ってきました。
天候が危ぶまれましたが、団員の気持ちが雨雲を遠ざけました。
この日のために、団員は約2ヶ月間、仕事が終わってから集まり、厳しい練習に耐えてきました。
特に都農町は、川南町と並んでOB団員の指導が厳しいことで有名で、1つ1つの節度ある行動からも、それが容易に想像できます。
操法大会とは、いかに正確な行動でいかに早く火を消すか(実際には“火”ではなく“火点といって標識のようなものに水を当てる)”を競う競技です。
町大会の次は郡大会。郡大会の次は県大会。そして全国大会まであります。
競技が始まりました。
1秒でも早くと要員(所属部から選ばれた操法選手)は、走り、叫び、ギリギリまで突っ込んでいきます!
南分団第5部。
素晴らしい速さで走り、部長が火点にホースの先を向け、ポンプから水が送られてくるのを、グッと腰に力を入れ待ちました。
誰もが好タイムを疑わなかった、次の瞬間!
水が出ない!
あと少しで水が出るというところで、ホースにねじれがあり、水が止まりました。
ホースの先からは水が出始めたものの、火点に届くほどの勢いがありません・・・
時間が過ぎていきます・・・
30秒・・・
40秒・・・
決められた手技以外をすると減点もしくは失格になってしまいます・・・
要員にとってはどんなに長く感じたことでしょう・・・
私も消防団員です。
その時間の長さは肌で分かります。
“頼む!出てくれ!!”
会場全員の願い虚しく、火点に水は当たりませんでした。
それでも南分団第5部要員は、競技を放棄することなく最後まで立派な操法を見せてくれました。
閉会式のとき、来賓紹介があり、名前を呼ばれるだけなのですが、黙っておれず
「南分団第5部の皆さん、よく頑張りました。ありがとうございました!」
と叫びました。
優勝された部は、南分団第5部の想いも背に、郡大会では頑張ってほしいと思います。
私の所属する部も来週、町大会に臨みます。
共に頑張ります!!
なんとか一般質問を終えました。
今回の質問では、ささやかなチャレンジをしました。
“導入部分の発言は、原稿を見ない”
次数にして約1500字。
自治体の税収格差対策に関して、まず国と地方自治体の財政状況を比較して、今後国に追従するのではなく、地方は道州制も視野にいれ、足腰の強い財政再建を図らなければならない・・・旨の発言をしました。
議場からは
「そんなことは国会で言え!」
などの野次も飛んできましたが、動じず続けました。
原稿を読んだほうがスムースに流れたのかもしれませんが、原稿に目を落とすことなく、自分の言葉に気持ちを乗せて訴えたかったのです。
壇上の質問を終え、あとは自分の席に帰ってきた時には、残り時間23分。
後は時間との闘いです。
用意していた追跡質問は、約30問。
1問1分使っても、時間が足りません。
早口になっては、聞き手に真意は伝わりません。
途中、いくつかの質問は割愛せざるを得なくなってしまいましたが、昨夜寝ずに練り上げた“医療事故対策について”も繰り出すことができ、最後の項目であったエコクリーンプラザみやざきについては予定していた質問は、すべて問いかける事ができました。
詳細については、是非是非インターネット配信をご覧下さい。
今回の質問を創り上げる際に、愛みやざきの仲間にはたくさん支えていただきました。
心からありがとう!
そして、執行部との調整役としてお手伝いしていただいた財政課の岩切さん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!
最後になりましたが、たくさんの傍聴者の方々にも心から感謝します。
ありがとうございました。
この達筆は、松田代表の書です。
のはずだったのですが・・・
30分の質問時間をフルに使えるように原稿を用意しました。
字数のして7500~8000字で議論が深まるように、余計な表現は削り、直球表現に徹しました。
一問一答の切り返しシュミレーションをし、何パターンかの再質問も考えました。
ところがここにきて、県病院での採血用器具の使い回しが発覚しました。
質問項目に“医療事故”に関する内容を用意していたことが、今回の件と重なります。
一般質問は、前もって提出している質問項目以外は質問することができませんが、今回のように関連する内容は、追加したり差し替えたりすることができます。
採血用の針は交換されていても、器具に付着した血液からB型肝炎やC型肝炎に感染する可能性があります。
いつから使い回しが行われていたのか?
いくつの診療科で行われていたのか?
何人の方に行われていたのか?
感染された方は、何人と推測されるのか?
感染された方がいるとするならば、どのようにして救済するのか?
その時の検査費用は?治療費は?
などなど、明確にしなければならない事項は次から次に出てきます。
原稿を書き直すか・・・
そうすればどれかの質問と差し替えなければ、時間が足りなくなります。
次の一般質問のときにするか・・・
そうすれば事象が風化してしまう・・・
採血を受けた方は、今まさに不安を抱かれている。
やっぱり今から原稿を書き直します。
明日は、真っ赤な目で登壇することになるかもしれませんが、やれるだけやってみます。
一般質問の原稿作成に取り組んでいます。
寝不足です・・・
一問一答に備え、この内容の答弁がかえってきたら、この質問で切り替えそう。でもこの内容だったらこう質問でさらに追求しようと答弁シュミレーションをしながら着々と原稿を積み上げています。
30前後の質問を用意し、本番に臨みます。
もちろん原稿をそのまま読み上げるのではなく、想定外の答弁も帰ってきますので臨機応変さが求められます。
そのうちの1つですが、原稿を公開します。
少しでも本会議の臨場感が伝わればと思います。
平成20年6月定例議会一般質問原稿
1-1
それでは先般通告しておりました“自治体の税収格差対策について”から順次質問してまいります。
我々はこの税制問題を考える時に共通認識を持たなくてはなりません。それは“国の財政は破綻状態にある”“国はすでに沈没している”ということです。
自治体の財政状況を判断する4つの指標、つまり「実質赤字比率」「連結実質赤字比率」「実質公債費比率」そして「将来負担比率」がありますが、国と地方公共団体の財政状況を比較するために、収入に対し借金の元利支払い分がどれだけ大きいかを示す「実質公債費比率」を抜き出し計算してみると、財政再建団体になった北海道夕張市は38.1%、長野県滝沢村は42.2%、国はなんと80.4%と驚くべき数字です。
これは財政健全化に取り組むこととなる、いわゆる財政再生基準の35%の2.3倍にあたります。このことは中央政府のリーダーシップを期待できないことはもちろんのこと、地方自治体が護送船団を組み、国を引っ張っていくようなもの(間をおく)でもなく、地方の力で沈没船を引き上げなければならない時代になっていると言っても過言ではありません。
そのために、国は徹底した歳出削減を図り、補助金漬けとか官僚の天下り先ともいわれる特殊法人という重荷を捨て、また国会議員を削減するなどして大ナタを振るう必要があり、不明朗な浪費スパイラルに歯止めをかけるためにも税制改革は必然であります。
三位一体改革では、交付税・補助金はカットされ、事務事業の押し付けが目に付き、国と地方の税源配分を5対5にすることを目指した地方6団体の“地方分権推進決議”はどれだけ尊重されているか甚だ疑問です。
それでも今後地方は、足腰の強い自治体運営を目指し、道州制をも視野に入れ税収確保を図らなければなりません。特に現在、地方経済の盛衰で顕著となった都市部との税収格差是正には、あらゆる手段を講じ取り組まなければなりません。
その一助として考案されたのが、“ふるさと納税制度”ですが、正直言ってこの制度にも私はがっかりです。この制度の考案当初は、個人住民税を自分のふるさともしくは自ら納付先を選定し、都道府県及び市町村に納められるものと協議されていたと理解していますが、実際の内容は、従来実施されていた寄付金制度を拡充したに過ぎないものになっています。
個人住民税は、納付先を選定できるものの、控除の対象となるのは個人住民税所得割額の1割が限度となっており、つまりふるさとのために納税をすればするほど控除額が増えるといったものではないため、納税意欲を促進するものは言い難いのが現状です。
それでもふるさとを想い、宮崎を愛する方からの納付は有り難い限りで、納税額の大小に関わらず、宮崎に関心を持っていただくことは、宮崎への帰省に繋がり、県産品の購入にも繋がるなどの相乗効果も期待でき、ふるさと納税促進PRは有益と考えます。
そこで、平成20年1月から受付が開始されたこの制度へどのくらい申し込みがあり、総額がどうなっているのか県内市町村の状況も含めお答えください。
そして鹿児島県ではふるさと納税目標金額を○億円と決め、県外事務所にふるさと納税専属職員を配置し精力的に動いているようです。知事としてはこの納税制度をどのように評価され、今後PR活動にどのように取り組まれるお考えがあるかお聞かせください。
といった感じで議論を深めていきます。
議場に来ていただきことが難しい方は、是非インターネット配信で、引きつった顔をお楽しみください