ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

お気楽モノですが。   ・・・です。

2018年03月19日 | 日記
2018年3月19日   月曜日


3月に入って 体調不良に悩まされ、 耳鼻科に行っては お薬を処方され、 改善が見られないからと 別の科の受診を勧められ、

別の科に行けば、 そのまた別の科に紹介状を書かれて、 右往左往。

結局 今日は、 胃カメラ検査 + ピロリ菌の検査。

「 ピロリ菌を除去すれば、 胃が若返ります。 」 って先生曰く。 

うーん。 胃だけが若返ってもねぇー。。。。   



私の 小さなぱん小屋は、 すごーく田舎の、 凄ーく辺鄙な、 坂を下った小さな住宅地の入口にある我が家の、









庭の 奥の奥の方に ひっそりとあります。



SNS を 使い熟す事も出来ませんので、 ひっそりと、 コツコツ、 コツコツ、 ぱん焼きに取り組んでいます。

迷ったり、 悩んだり、 凹んだり、 浮かれたりしながら 「 木曜日 ぱん屋 」 に取り組ませて頂いています。


時々、 自分のココロが、 目指す所が 「 迷子 」 になる時が有ります。 

でも・・・・。








自分で焼いたルヴァン酵母のぱん。 生地の美味しいぱんでした。

そうしたら、 「 私は、 今のあり方で、 これで 良いのかもしれない。 」 って、 突然 思いました。
 

本当に、 お気楽モノ。 ですが・・・。








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ハイ。 出ました、 ミーハー。です。 ・・・です。

2018年03月16日 | 日記
2018年3月16日   金曜日


昨日までの 「 春 」 が 嘘の様な、 今日の 「 冬 」です。  寒。


ぱん販売をさせて頂く様になって、「 学び 」 の授業料は、 主人に頼る事無く、 自分で作り出す事が出来る様になりました。

ひなたぱん工房を ご利用頂ける方のお陰で、 前に進む努力を 続ける事が出来ます。  ありがたい。

学ぶ事は 大好き。 です。

残念ながら、 私は、 ゼロから モノを作り出す技量がありませんから、 「 学び 」 を得て、 それを自分のモノに出来る様に努めます。

今日は、 大好きなお菓子の学びで 代官山に。  今回は、平野顕子先生 のご指導です。

平野顕子先生は、 とても素敵な方で、 私は 先生の大ファン。

ビシビシのご指導のが 至福の時間となりますし、 クラスでご一緒するお仲間も 良い方ばかりで、 どちらを向いても 学びの時になります。 

お弟子先生指導の時は、 最前列に陣取りますが、 流石に、 図々しい私と言えども、 平野顕子先生ご指導の時は、 末席で、 オトナシク。


「 17年 学んでいても、 まだ 先生に注意を受けるんですよ。 」 って お向かいの席の 笑顔の素敵なご婦人のお言葉に、

「 おぉー。 」 って、 感嘆のため息が漏れてしまいます。

未熟者のくせに、「 アメリカンなレシピは、 材料が 結構 ジャンキーで。 」 なんて 台詞、 100万年 早かった。



本日の学びは、 「 Lattice Top Apple Pie 」。








「 ショートニングを ココナッツオイルに変換しているので、 融点の差で ダレやすい ウンダ カンダ。 」 書いていたけれど、

お教室で ショートニング使用でも、 私のパイ生地 焼成後に、 ダレとった。 



「 材料の差 」 ちゃうくて、 「  腕の差。 」 でした。。。。

成形後、 私の仕上がりを見て 平野先生、 

「 これやったら、 ダレるわ。 ま、 しゃぁない。 はい。  」 って、 一刀両断。


ショートニングを ココナッツオイルに変換しているので、 融点の差で ダレやすい ウンダ カンダ。 の台詞、 200万年 早かった。


はぁー。 講釈ぶつと、 自分のアホさに気付かされる。 

娘達が小さい頃、 「 そんな事言っていると、 神様に こららぁー。 ってされるぞ。 」 って脅していたけれど、

毎度 毎度、 講釈ぶつと、 神様に 「 こららぁー。 」 される気分。 あっちゃぁー。



そんな未熟者の私は、 大好きな平野先生に、 思わず サインを頂戴してしまいました。



その位、 めちゃくちゃ素敵な方です。 大好きな時。



お教室までの待ち時間、 代官山の蔦屋で、 お気に入りの本を見つけました。

「 これで、 ぱんが売れ残っても、 安心だ。 」 って、 訳の分からん安心を得た、 サブタイトル 「 バゲットが 残ったら 」。



何だか 「 残った 違い。 」 の気もするけれど、 代官山の蔦屋、 こちらも又、 めちゃくちゃ素敵な空間 でした。


どちらを向いても、 どこに行っても、 何をやっても、 今日は、 ウキウキ。  完全に、 ミーハーおばさんの私。 でした。





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明日も 頑張ります。

2018年03月14日 | 日記
2018年3月14日   水曜日



とても暖かな一日で、 春の日差しの中、 パタパタしていて、 こんな時間になってしまいました。


明日は、 週一 木曜日ぱん屋 の日です。


ドルチェは、 無農薬紅玉りんごの、 クリームチーズパイ をご用意 致しました。

シングルクラストのパイ生地も 上手に出来て、 嬉しい。 です。



今は この状態ですが、 明日、 カットした後、 カラメルソースとロースト胡桃をトッピングします。

国産小麦、 よつば無塩バター、 オーガニックココナッツオイル、 きび砂糖、 国産海塩、 無農薬紅玉りんごと、

キリクリームチーズ、 サワークリーム、 生クリーム等々使用の、 安心なアメリカンなお味、 お楽しみください。




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ひなたぱん工房の今。  ・・・・です。

2018年03月13日 | 酵母ぱん
2018年3月13日   火曜日



春の風と、 春の日差し で、 気持ちの良い今日。 です。


週一 木曜日ぱん屋に備えて、 火曜日はいつも、ルヴァン酵母つなぎと、 液状酵母から オーガニック全粒粉を使用しての生地状酵母。の作業です。








 
無農薬オレンジから抽出した酵母を 液状ルヴァン酵母の状態で保存し、 つなぎながら使用します。

残念ながら 今は 閉鎖となった Ecole Levain D'antan  で、 ルヴァン種使用の製法を学びました。

Ecole Levain D'antan での学びは、 生イーストを添加してのぱんの製法でしたが、

イースト臭がとても苦手な私は、 ルヴァン酵母のみ のぱんの取り組みをしています。

その方法が正しいか 間違っているのかは分かりませんが、 ひなたぱん工房のぱんは、 そうやって作ります。

自分で調べて、 自分で取り組んで、 自分だけの方法 を、 やっとこどうにか見つける事が出来ました。

オーガニック全粒粉での生地状酵母は、 酸味が出ますので、 ドライフルーツやナッツの入ったぱんに使用し、

液状ルヴァン酵母は、 あまり酸味を出したくない物に使用します。

イーストで膨らんでいるパンではないので、 どっしり重い、 けれども、 味のあるぱん。 だと、 私は思っています。



その他に、 ホシノ丹沢天然酵母を使用したぱんも焼きます。

南部小麦で作るピッコリーノ方式のぱんは、 シンプルですが 誤魔化しの効かない、 「 最も難しいぱん 」 だと、 毎回 思います。

特に 3斤食パンで取り組んでいる 「 エース生地 」 は、 発酵が上手く行くと 素晴らしい香りのぱんになります。

伊藤先生が本でも書いておられるように、 「 腕試し 」 の生地で、 新しいロットの南部小麦粉になった途端、 

3斤食パンのボウズ 続きで、 焼き上げる事が出来なくなってしまいました。

先生とのラインでのやり取りでの学びで、 原因は、 粉。 があるかもという事を知り、

「 それだけ 南部小麦は 難しい粉です。 」 と言う先生のお返事に、 先生の経験の深さを感じました。

エース生地の食パンで作る、 アローカナ卵使用の卵サンドは、 ひなたぱん工房の自慢のサンドイッチなのに、

3斤食パン ボウズ続きで、 サンドイッチ用の お店の保冷庫は、 お休みしてばかりです。

別のぱん教室の先生は、 「 南部小麦は、 うどん粉 でしょ。 あれで、 ぱんを焼くの? 」 と、 仰っておられました。 

けれども、 南部小麦は、 本当に香りの良い粉 です。 

それを 活かせるのも、 活かせないのも、 焼く者の腕 になってしまいます。

「 たかがパン。  されどパン。 」 なのです。

もうここまで来ると、 お商売 の世界ではなく、 「 ぱんオタク 」 の世界で、 それが めちゃくちゃ面白いのです。

流行りの先生の学びを受ける事もせず、 既に 時代遅れに近い、 中年おばさんのぱんオタクの世界。

いつまで経っても、終着地点に到達できません。


色々な形と、 色々な考えと、 色々な方法と。  決まり事、 正解は、 自分の焼きたいぱん を焼く事。



ひなたぱん工房の ひなたおばさんのお家に、 「 ぱん作りを楽しむ事の出来る場所 」 製作途中。です。

後は、 武蔵オーヴンの到着を待つのみ。









ここに オーヴン設置の予定です。


他のぱん屋さんのぱんとは違う 「 ぱんの香り 」 が味わえます。


こんな田舎で、 ぱんオタク の取り組み。 わくわく、 どきどき。 ですよ。


ってか、 その前に、 明日は 仕込みで、 明後日のぱん、 頑張らねば。 ですが・・・・。








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カメの歩みと、 蟻の一歩と。 ・・・です。

2018年03月11日 | 日記
2018年3月11日   日曜日


3.11の今日、 あの時を思い出します。

主人は 仕事場の東京の高層ビルで、 次女は 大学のお友達と、 長女は、 留学先からの帰国途中で、 私は、 群馬で。

それぞれに、 その時を迎え、 

「 日本が 大変な状態なので、 着陸できませんので、 急遽、 韓国に入ります。 」 となった長女とも連絡が取れず、

主人の様子も、 次女の今を知る事も出来ず、 只々、 TVで流れる津波の映像に言葉を失くした時でした。


「 入国した韓国のニュースで、 初めて事情が分かって、 愕然とした。 」 と言う長女の言葉も、

「 高層ビルの仕事場、 船が揺れる様に揺れて、 部屋の端から端まで、 椅子の滑車で滑ったよ。 」 と言う主人の言葉も、

「 丁度 お友達と一緒に居て、 その日は、 交通機関がストップして、お友達のお家に避難させてもらったんだ。 」 と言う次女の言葉も、

「 兎に角、 兎に角、 群馬に帰って来て。 」 って言う思いが実現できて聞く事が出来ました。

けれど、 本人の口から その時の出来事を聞く事の出来なくなってしまった方達が、 沢山いらっしゃいました。

それぞれが、 一人で向き合った時間を、 家族で共有する事が出来る事を、 神様に感謝した事を覚えていますし、

今も 同じ様に 感謝しています。


寄る年波か 相変わらず 体調ではっきりしない部分もありますし、

相変わらず この性格の偏屈さから 人と上手にやる事は出来ないし、

相変わらず 3斤ぱんで ボウズはお出ましになるし、

ぱん屋さんは、 皆さんに援けられて、 どうにかこうにか続けられている状態だし、 ってか、 続けられてるかも 解らん程度だし、

どれだけ取り組んでも、 自分の 「 ぱん力 」 に自信が無いし、 

相変わらず、 驚く程 美味しいぱんを焼く事も出来ないし、

へそくりにへそくりに重ねて 購入依頼した武蔵オーヴンは、 部品納入の遅延で、 届かないし、 

その他 諸々。


けれど、  それ + その他 諸々の 愚痴もへっぽこココロも、 全てが、 今、 存在できる事が、 神様のお陰なんだろうと思います。


人に笑われても、 理解されなくても、 偏屈おばさんだ。 って言われても、 

自分の人生を 自分で大切にしなければ、 絶対、 バチが当たってしまう程、 感謝しなければならない事なんだ。


人に笑われても、 理解されなくても、 カメの歩みと 蟻の一歩でも、 進む努力をしなければ。


体調に悩まされた時ほど、 なーんにも考えずにバタバタ出来ていたしあわせを 知る事が出来ます。

歳を重ねても、 相変わらず 未熟な自分です。



そんな時は・・・・。

特に信仰は持たないけれど、 いつも いつも、 大好きな本の、 大好きな文章を繰り返します。


ある兵士の祈り

大きなことを成し遂げるために力が欲しいと神に求めたのに 謙虚を学ぶようにと弱さを授かった

より偉大なことが出来るように健康を求めたのに より良きことが出来るようにと病弱を与えられた

幸せになろうとして富を求めたのに 賢明であるようにと貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようと成功を求めたのに 得意にならないようにと失敗を授かった

人生を享受しようとあらゆるものを求めたのに あらゆることを喜べるようにと生命を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが 願いは全て聞き届けられた

神の意に沿わぬものであるにもかかわらず 心の中の言い表せないものは全て叶えられた

私はあらゆる人の中でもっとも豊かに祝福されたのだ

( 鈴木秀子さんの本から。 訳 G・グリフィン牧師 )


カメと、 蟻でも、 行こう。



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