ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

酔っぱらい おばちゃんです。 ・・・・です。

2020年04月26日 | 日記
2020年4月26日   日曜日

日曜日に成りたての今の時間。 目が覚めてしまって、 眠ることが出来ずに、 安ワイン片手に、 酔っぱらいの勢いでブログ 更新しています。

飲酒に然程 強くない私でも、 アルコール摂取量が増してしまう程 気が付けば ワインを飲んでいて、 

「 コロナ騒動で、 アルコール依存症の人、 増えるだろうなぁー。 」 と、 わが身を顧みながら 感じております。。。。



相変わらず、 コロナ感染拡大は 先が見えず、 小さなパン屋さんの取り組みを 早々に 休業に入った上に、 「 繋がり 」 をコンセプトにした 

大切な 「 味噌ぱん 」 で取り組ませて頂いていた 高山村の道の駅も、 先週の19日から 来月の10日までの休業宣言の突然の決定で、

 ( ← 事情が 事情だから、 当然と言えば、 当然 )

「 ぱん焼き好きだから、 取り組ませて頂いて、 材料分だけ、 ほんの少しだけ、 お仕事で 取り組ませて頂きます。 」 って言っていた ほんの小さな取り組みり組も、 全て ゼロになりました。



ほんの 2週間ほどの (← これからの流れでは、 本当を言えば、 自粛の期間の 先は、 見えません、、、) 「 自粛 」 の取り組みなのに、 

「 自分の有るべき姿 」 を見失って 迷走してしまう 情けない自分が居ます。



パン販売のお休みに 入る前に、 「 ぱん練習、 一生懸命します。 」 とか、 いつもの様に ほざいていたけれど、

パン焼き練習しても、 それは、 何だか、 いつも 撃沈で、 少ない我が家の家族での消費に苦労しなければならないし、









 


焼いて、 「 何だかなぁー。 」 って呟いて、 そのまま、 消費も追いつかず、 自動的に 冷凍庫に直行の流れに、

ぱんを焼いても しあわせも、 喜びも、 充実感も感じる事ができず、 冷凍庫から 日々出して来ては、 朝食に 消費する 悲しいパン焼きだけで、

今では それも 楽しさを感じる事ができず、 私のパン人生の 唯一の財産である ルヴァン酵母を、 「 取りあえず繋ぐ 」 それだけは死守している状況です。



へそ曲がりで、 全てに於いて、 偏屈なおばちゃんの私は、 インスタで 連日、 素晴らしい日常や 輝かしい 自分の成果をアップされる人の心理を 余り 理解する事ができませんし、

自分には そんな 自慢できるモノは 何一つ 存在もせず、 持ち得ても居ません。 だから、 パン販売取り組みのご報告が無くなってしまった今は、 インスタをアップする事もサボっています。


へそ曲がりで、 全てに於いて、 偏屈なおばちゃんの私は、 ブログで 連日、 自分の取り組み、 成果を 等々と書く気にもなれません。


でも、 敢えて、 今の 私の日常を 書かせて頂こうと思います。

伝わる方には 伝わって、 伝わらない方には 伝わらない。 それで、 充分だと思います。


事実、 私も、 「 ボランティアに 走り回っています。 」 って、 公言されているブログを読んだ時、 「 この人、 自己顕示欲の固まりじゃん。 」 って 感じていましたし、、、、



私は 今、 ぱん練習もせず、 ダカダカ ダカダカ、 ミシンの踏んで、 少しだけ手に入れる事の出来た オーガニックネル生地と、 抗菌ダブルガーゼと、 ソフトゴムとで、

日がな一日 ぺっぽこマスクを作り続けています。


しがないパン販売で得る事の出来たお金は、 本当に 微々たるもので、 



ドイツで購入したお菓子の缶の おじさん缶に 貯めていました。 

このおじさん缶に有ったへそくりを全部使って、 少しの 生地と少しのゴムを、 どうにかこうにか手に入れて、 


先日 遂に ご臨終になった お嫁入りの時からのミシンに変わって、 ← ミシンが壊れて ため息ばかりついていた私に、 主人が お嫁入りの時の10分の一の価格のミシンを買ってくれました。

手にする事の出来たミシンで、



けれども、 40年の 「 進化 」 は素晴らしいもので、 10分の一の価格でも、 使い勝手は 100倍 素晴らしい物になって居ました。。。







ダカダカ、 ダカダカ じゃなくて、 スイスイ、 スイスイ 日がな一日、 それでも やっぱり 頼りにもならないマスクを 作り続けています。



それは 崇高な精神でも無く、 輝かしい志でも無く、 只々、 そうする事で、 私の精神の平穏を頂戴する事の出来る、 自分勝手な思いなのです。


「 自己満足 」 「 自己の平穏 」 を得る為の、 自分の為だけの行為です。


そうして、 私は、 私の ミシンを与えてくれた主人のお蔭で、 私に この時間を与えてくれた やっぱり、 主人のお蔭で、 自分のココロの平穏を享受させて頂いているのです。


この 私に ココロの均衡をもたらしてくれる マスク作りで作る事の出来た、 微々たる、 本当に 数える程の、 へっぽこマスクを 何だかのカタチで、 誰かのお役に立てる事の出来る事を願っています。


人は、 一人では 生きられないと 私は 思っています。


パンを焼く事にしあわせを感じる事ができるのは、 私の焼いたぱんを 受け入れて下さる方が存在するから 感じる事ができるしあわせだと思います。


ぱんを学ぶ事で感じる事の出来た充実感は、 私が学んだ事を 受け入れて、 共に 共感して下さる方が存在するから 学びへのエネルギーを維持できるのだと思います。


へっぽこマスクを作り続ける思いを維持できるのは、 へっぽこマスクでも、 それを受け取った方の姿を想像できるから 日々、 取り組む事が出来るのだと思います。

マスクを作って、 売る。  その見返りは、 「 お金 」 。    「 お金を 得る為に 売る。 」   売る事は 簡単です。    



子育ても終わり、 自分の人生、 然程 残す時間もありません。

見栄も、 自己顕示欲も、 輝くモノに対しても、 欲も ありません。

私は、 格好の悪い、  おしゃれでも、 優雅でも無く、、 フツーの、  田舎のおばちゃんですから、 一番の仕事、 役目は、 「 娘たちの お母さん 」 だと思っています。


沢山の物を 必要としません。 ただ、 望む事は、 娘たちが しあわせで有ります様に。   ただ、 思う事は、 主人が しあわせで有ります様に。  そうして、 私が、 今の自分で有れます様に。  

それだけで、 充分で、 それだけが、 最大の 希望、 望み。 です。 



だから、 ぱん練習も せず、 新しく買ってもらったミシンで、 スイスイ、 スイスイ、 少しだけ手に入れる事の出来た生地で、 相も変わらず へっぽこマスク 作ります。

そんでもって、 それを、 「 どこかに 寄付出来たら。。。 」 と 思っています。 ほんの数枚で、 アリンコ並みの取り組みです。


それでも、 「 お腹の大きい ママさんに届くと 嬉しいな。 」 「 長生きして欲しい 年齢の方に届くと嬉しいな。 」 って、 夢は広がります。


そんな想像を抱ける事、 その思いを私に与えてい頂けている物事は、 本当に有難い程 沢山有ります。



スイスイ、 スイスイ、 ミシンを踏みながら、 大好きなアメリカンカントリーのお菓子の練習にも取り組んでいます。

コルドンに通う前、 代官山の松之助NYで お菓子の学びに 2年間ほど取り組みました。

基本的な アメリカンカントリー菓子の学びは得ていますので、 STAY HOME の今、 学びに通う事が出来ないので、 本を頼りに 取り組んでみました。







はっきり言って、 本を頼りでは、 「 これが 正解のお味です。 」 を知る事が出来ませんので、 

「 カタチは、 良くても、 味は、、、、 解りません。 」 が 現実で、 

ピッコリーノの 伊藤先生がいつも仰っていた、 「 写真写りは良いけれど、、、 」 が 一番 恐ろしく、  

やっぱり、 相も変わらず 迷走中です。



明日は 晴れの日の予報です。


あ、 既に、 明日ではなく、 今日。  です。


先日、 ご近所さんから 新鮮な ほうれん草を頂戴しました。

手作りの 素晴らしく美味しいこんにゃくを頂戴しました。

お店で注文するよりも美味しい 手打ちそばを頂きました。


お礼に、 主人の手作り トーマス窯で焼いたピザを 皆様にお届けしようと計画しています。


南部小麦の白生地も仕込みました。  トマトソースも作りました。 バジルも 手に入れました。


この 日常が いかに しあわせで、 いかに輝いた物で、 いかに素晴らしい物だったかと言うを、 神様に教えられています。


日々 あるべきことが、 有れる事が、  感謝 しかなかった事、  今更になって、 感じています。






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