日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「早風に」1首

2016年05月09日 | 日記
 数日前、夜更けから明け方にかけて風雨が強く、しばらくして雨脚が弱まりました。強風に雲がつぎつぎに流れていき、光が強まったり陰ったり、めまぐるしく点滅したかと思うと、あたり一面に強い日差しが照り付けました。

はやかぜに とびゆくくもの きれぎれに ひかげをゆらし かつはれわたる
早風に 飛び行く雲の
切れ切れに 日影を揺らし
かつ晴れわたる

(強風に雲がつぎつぎに飛ばされ、光が強まったり陰ったりめまぐるしく点滅しながら、やがてあたり一面を、強い日差しが照り付けました)

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