日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「道にくつろぐ」1首

2019年05月24日 | 日記
 久しぶりに、1首できました。

 夏日の続く夕方、森から帰る途中の道で、ゆるやかな風が吹き始めました。道端の草むらで、伸びた草がゆらぎ、かすかな音をたてました。

夕風に 吹かれてゆらぐ 夏草の 音やはらかき 道にくつろぐ
(夕方、暑さの残る道を通ると、ゆるやかな風が吹き、かたわらの伸びた草がゆらぎ、柔らかい音をたてました。一吹きの風が止んで、草はふたたび静まって、ゆったりとくつろいでいます)

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お知らせ
ホームページ『日守麟伍ライブラリ』(『古語短歌への誘い』『くりぷとむねじあ歌物語』など)の閉鎖(先方geocities側の都合)にともない、新たな公開方法を検討していましたところ、アマゾン・キンドル、およびOD出版の目途が立ちました。
1、2ケ月内に、公開いたします。



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