日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「春の雨」再録

2024年03月29日 | 日記
 昨夜から今日の午前中にかけて、関東は春の嵐で、やや強い雨風でした、午後から日もさして、森の中は初夏のようでした。そのような雨上がりの森を詠んだ歌を、再録します(『古語短歌』57頁。『くりぷとむねじあ和歌集』36、106頁)。初期の自賛歌の1つです。

春の雨は 森の雫(しずく)と 下垂(したた)りて 静まる中に 鳥鳴き渡る
(春の雨が樹冠のまばらな森に降ってきて、ところどころで雫になって滴り、静かな音をたてる中に、鳥が一声長く鳴いて、飛んでいきました)

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