日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

A sigh of breeze 「風のためいき」英訳

2018年11月02日 | 日記
2014年3月30日に初出、4月2日に推敲、2018年3月2日に再録した歌を英訳してみます。

めぐむきに あからむもりの うすあおき そらにふくらむ かぜのためいき
芽ぐむ木に あからむ森の
薄青き 空にふくらむ
風のため息


掛け言葉などがありますので、パラフレイズします。

芽ぐむ木々で
森が明るく赤くなる
風が吹きすぎる
寒々とした青い空を背景に
森が膨らむ
ため息のような風が吹きすぎる
膨らんだ森がため息をつく

これを訳します。

Budding boughs
The forest reddens, brightens
A wind blowing by
Swells on pale sky
Then deflates
A sigh of breeze


原文も英訳も、要は最後の1行です。

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