日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

返し、「術魂の」1首

2015年11月28日 | 日記
 私たちは人々への思いを歌に詠み、それへの応答として、相手から歌が返ってくることもあります。これは「返し(歌)」です。また、人間の祈り言葉(祝詞)に応じて、神々が託宣を下すことがあり、これは「返し祝詞」となります。
 前回の歌に対応するような、神々からの「返し(歌、祝詞)」は、つぎのようになるでしょうか。

ばけたまの すさびあらぶる よをなごめ さちあらしめよ ひのもとのたみ
術魂の すさび荒ぶる 世を和め 幸あらしめよ
日の本の民

(悪化狂変した魂たちが荒ぶるこの世界を、言向け和して平和の世となしなさい、日の本の国の民たちよ)

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「禍津日の」1首

2015年11月20日 | 日記
 欧州と中東をめぐる武力の応酬が止まりません。大和の国、日の本の国からの、平和の使者の訪れが、望まれています。

まがつひの すさびあらぶる よをなごめ さきはえたまえ ひのもとのかみ
禍津日の すさび荒ぶる 世を和め 幸はへたまへ
日の本の神

(すさんだ魂どもの暴れまわる世界が、やまとの平和の神々によって和らぎ、この世に平和が広がりますように)

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