久しぶりの投稿になりました、「晴れた夜は、宇宙が地上まで降りてくる」、という短文は、何十年も前に思いついたのですが、なかなか歌になりませんでした。今回は、夜の散歩の途中、ようやく形になりました。何度か、推敲することになるかもしれません。
晴れた夜は、宇宙の常闇が、地上まで降りてきます。常闇の中を行くと、まっすぐな道の正面に月が浮いていました。この道はさながら、天の川の河原ようです。
星空を 月に向ひて
歩みゆく 道さながらに
天の川原
(星空の下、地上に降りてきた宇宙の闇を、月に向かって歩いていくと、細道が天の川に続いているようです)
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日守麟伍『古語短歌――日本の頂点文化』
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日守麟伍『くりぷとむねじあ和歌集――言霊の森』
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晴れた夜は、宇宙の常闇が、地上まで降りてきます。常闇の中を行くと、まっすぐな道の正面に月が浮いていました。この道はさながら、天の川の河原ようです。
星空を 月に向ひて
歩みゆく 道さながらに
天の川原
(星空の下、地上に降りてきた宇宙の闇を、月に向かって歩いていくと、細道が天の川に続いているようです)
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