『くりぷとむねじあ歌物語』『くりぷとむねじあ和歌集』の二巻「行き違い」から、採録です。
人間には好き嫌いがあり、相性があります。好きな人のことを思うときは、心が喜び、嫌いな人のことを思うと、不愉快になり、体調も悪くなります。
幸せに生きる工夫の1つは、好きな人のことを、たびたび思い出すことです。今はここにいない人でも、心の中に面影を抱いていることはできます。そのような歌です。
こぞよりわ いずちゆけども うらぐわし いもがゝたみを いだきてあれば
去年よりは いづち行けども うら細し 妹が形見を 抱きてあれば
(去年あなたと会ったときから、どこにいってもそこが美しく見えます。あなたの面影が心に宿っているからです)
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日守麟伍ライブラリ
くりぷとむねじあ歌物語
くりぷとむねじあ和歌集
古語短歌への誘い
人間には好き嫌いがあり、相性があります。好きな人のことを思うときは、心が喜び、嫌いな人のことを思うと、不愉快になり、体調も悪くなります。
幸せに生きる工夫の1つは、好きな人のことを、たびたび思い出すことです。今はここにいない人でも、心の中に面影を抱いていることはできます。そのような歌です。
こぞよりわ いずちゆけども うらぐわし いもがゝたみを いだきてあれば
去年よりは いづち行けども うら細し 妹が形見を 抱きてあれば
(去年あなたと会ったときから、どこにいってもそこが美しく見えます。あなたの面影が心に宿っているからです)
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