『くりぷとむねじあ歌物語』『くりぷとむねじあ和歌集』の四の巻、「別れ」から、採録します。
近所では梅が見ごろとなりました。暖かさと寒さを繰り返して、桜の季節ももうすぐです。季語が3つもあって、これはこれでいいという確信犯ですが、文学史に詳しいある人から、「規則は規則だから、大事にしないと」と言われました。
すらりと詠めた歌なので、いじらないことにしました。
うめさきて さくらまちいる あおぞらに こしかたみえぬ ゆきまいちろう
梅咲きて 桜待ちゐる 青空に 来し方見えぬ 雪舞ひ散らふ
(あなたを恋しく思っていると、梅が咲いて、桜が待たれるこの季節、青空から春の雪が、こぼれるように降ってきました)
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日守麟伍ライブラリ
くりぷとむねじあ歌物語
くりぷとむねじあ和歌集
古語短歌への誘い
近所では梅が見ごろとなりました。暖かさと寒さを繰り返して、桜の季節ももうすぐです。季語が3つもあって、これはこれでいいという確信犯ですが、文学史に詳しいある人から、「規則は規則だから、大事にしないと」と言われました。
すらりと詠めた歌なので、いじらないことにしました。
うめさきて さくらまちいる あおぞらに こしかたみえぬ ゆきまいちろう
梅咲きて 桜待ちゐる 青空に 来し方見えぬ 雪舞ひ散らふ
(あなたを恋しく思っていると、梅が咲いて、桜が待たれるこの季節、青空から春の雪が、こぼれるように降ってきました)
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