日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「雨音の」1首

2024年06月28日 | 日記
 関東地方も、先週から梅雨入りとなったようです。窓を開けて聞いていると、ホワイトノイズのような降り続く雨音に、ときおり路面や屋根を打つ音、集まって流れていく音が、不規則に混ざります。

雨音の 心をすすぎ 流れゆく 千々の思ひの あとやとどまる
(雨音を聞いていると、さまざまな物思いが、水に注がれて、行方もしれず流れていくようでもあり、残っているようでもあります)

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