彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

『「直虎」と「直政」彦根につながる井伊家の系譜』聴講

2016年05月26日 | 講演
彦根市でもついに井伊直虎を知ろうとする動きが始まりました。
彦根市議会議院さんが作られた議員連盟主催で、井伊家の現当主・井伊直岳さんによる講演『「直虎」と「直政」 彦根につながる井伊家の系譜』が行われました。


井伊家の始まりとなる井伊共保が井戸で拾われた伝説から、『保元物語』の井ノ八郎、『吾妻鏡』の記述、南北朝時代の井伊家から、今川家との確執。
そして、直平、直宗、直満、直義、直盛、直親が今川家に関わったために不幸な亡くなり方をしたこと、直虎が今川氏真からの徳政令要求を突っぱねていたが、遂に今川家の命に従わざる得なくなりその時点で井伊谷の地頭としての終焉を迎えたこと、そしてその後の直政の活躍と、新参者であるはずの直政が、徳川家康との近い血縁を持っていたことなどを話されました。

今の彦根市民が目指すべき直虎の情報を感じてきました。

質問として、
直虎という名前は、虎松(直政の幼名)に繋ぐ意思表示なのか?と訊ねますと、「ドラマとしての演出とするならば面白いかもしれません」とのこと。
また、井伊家当主として大河ドラマのどの人物に注目するといいと思いますか?と訊ねますと、直親とのお返事でした。

終演後に、直平がこの頃の井伊家の重要な人物ではないか?とのお話もいただきました。

これから、もっと学んで彦根から発信する井伊直虎を盛り上げて行きたいです。


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