彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

阿遅速雄神社(あちはやおじんじゃ)

2019年05月01日 | 史跡
改元の日に、三種の神器に関わる場所に寄ってみたくなり阿遅速雄神社に寄りました。



ここは、放出(はなてん)という地名の由来にもなった場所です。

天智天皇の御代での事、新羅の僧であった道行は熱田神宮から草薙剣を盗み出しました。
船で大和川を降って逃亡していましたが、日本から離れることを嫌がった剣が暴れたために道行は剣を捨てたのです。
その事からこのあたりを「はなつ(放つ)」の意味の放出と呼ばれるようになりました。
また、その草薙剣が一時保管されていたのが阿遅速雄神社だったのです。

また、ここには幕末お蔭参りである「ええじゃないか」に関わるお蔭灯篭が大阪市内で唯一残されています。



関連地:大阪市鶴見区放出東

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