はた目には普通にしか見えない不調の類は、
おそらく本人もまず自覚したり受け入れたりに難がある。
さる妃殿下の療養が想像を絶する長さになっていることもうなずける。
自分なりのつたない理解では、
診断名に●●病とついていないのは、
不調の度合いがその手前の境界領域にあるということだと思う。
なので自覚するというのがますます難しい。
それでも休養生活のなかで気づいたバロメーターが一つ。
調子が悪かろうがなんだろうがとにかく生きるために食べる。
その、食べ物を用意する、料理、というプロセスでは、
自分が〝ふつうじゃない〟部分が顕著に表れて、気づかずにはいられない。
材料の下ごしらえの順番や調理の段取り。
今までなら考えないでできていたようなことが、
なぜだか普段通りにできなかったり。
こうしないように気をつけなくちゃと意識したことを敢えてやったり。
脳機能にダメージを受けるというのはこういうことなのかー。
人間関係に地雷を抱えている世の中の被害者予備軍の皆さん、
よくよく気をつけましょう。
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