時間外労働には税金がかかって、
その通称〝残業税〟は月の残業時間が増えるほど税率が上がる累進課税で、
しかも労働者と雇用者が折半で払わなくちゃいけない。
だから、いわゆるサービス残業というのは脱税行為で、
税務調査官と労働基準監督官がペアを組んで調査に回っている――
そんな設定の、もちろんフィクションの、小説なのだけど、
本屋で見かけてなんとなく買ってみたら、これが、
なかなかどうして、面白かった。
残業税をめぐるストーリーと脇筋の描写のほどよい絡み具合で、
ラストに向かってけっこう感動的に盛り上がれる感じ。
読み進むうちになんかこっちが現実なんじゃないかと思えてくるくらい、
リアルに、納得できてしまうというか。
この作家さんの筆力かなぁ。
・・・って、名前忘れちゃったけど。
カレンダー
プロフィール
カテゴリー
ブックマーク
最新コメント
- ヒイラギ/もう腹も立たんくらい達観してきた
- bamboo/もう腹も立たんくらい達観してきた
- ヒイラギ/高木刑事は元太くん
- bamboo/高木刑事は元太くん
- ヒイラギ/ゴールデン?ウィーク2022 〈前編〉
- bamboo/ゴールデン?ウィーク2022 〈前編〉
- ヒイラギ/ワクチン接種 一回目
- bamboo/ワクチン接種 一回目
- ヒイラギ/MSよ、お前はまたか
- bamboo/MSよ、お前はまたか