ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

そしてこうゆうときにかぎって次のお稽古まで間があいてない

2015-09-14 15:03:03 | 芸能人ヒイラギ

「御山獅子(みやまじし)」ってのはですね。
京風手事物なんて呼ばれる種類の筝曲の、まあ大曲の一つで。

歌もあるんだけど歌と歌の間の器楽部分が聴かせどこなんです、っていう形式なので。
この手事といふ器楽部分の演奏がけっこう大変だったりして。

しかもこの曲、化政年間の二大スタア菊岡検校&八重崎検校のコラボで。
八重崎検校が手を付けた筝曲って、まーとにかく素敵なぶん弾く方は気の休まるスキマがない。

天気が悪くて引きこもっていた間も、
仕事っぽい時間の合間合間に予習復習に励んだものの。

イヤーこれをすました顔してしれーっと優雅に弾きこなすには、
相当の鍛錬とピッカピカのセンスが必要とみた。

そして歌のある部分も容赦ないぞと。
(毎度思うがどーして手と歌で音程も旋律もリズムも全然ちがうのさ

知り合いの物書きさんの言葉を借りれば、
“遅々として進んでます”

うまいなー

コメント
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