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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋,“虫の目”でとらえた虫たち ~コバネイナゴ(続々)~

2018-11-22 | 昆虫

 小さな川の,小さな堤防を歩いていると,コバネイナゴが出て来ました。気温が低めなので動きが鈍く,割合簡単にピントを合わせることができました。

 

横向きになった瞬間があって,シャッターを押しました。

 

イナゴは歩いて草の方に移動。そこでしばらくじっとしていました。こういうときはできるだけ近寄るのがこの種の写真を撮るコツかと思います。

 

また歩いて枯草の上に。こういう構図は,イナゴが遠望しているようで,平凡ながらマア合格かなというところです。

 

枯草の一本に移ったところを撮ると,左の後脚をケガしていることがわかりました。なにかに襲われたのでしょうか。なんだか痛々しい。

 

イナゴの季節が間もなく終わります。 

 


2018秋,ジャガイモ播種物語(9)

2018-11-22 | ジャガイモ

11月20日(火)。仕事は休み。空中イモの様子を報告します。第1節に塊茎が集まるのは当然のこと。ジャガイモは地下に養分を貯蔵しようとするのです。あふれた養分は第2節にも蓄えられます。

 

第4節にも,ごく小さな塊茎(脇芽)が形成されています。

 

それぞれの塊茎が充実した大きさに生長しています。 

 

第1節には何もありません。その分,第2節から第5節まで養分が蓄えられられています。

 

この株は第4節まで塊茎ができています。第1節がとてもおもしろい様相を見せています。

 

近寄って確認しましょう。右方向へ伸びるストロンの途中から別のストロンが出て先に塊茎を形成したり,長いストロンの途中に塊茎を形成したり。地中のイモを掘り上げているとき,これとそっくりの姿が見られることがよくあります。

 

こういう多様な現象を観察していると,ジャガイモのイモは茎が太ったものである,サツマイモのイモとはまったく異なる,という点がくっきり見えて来ます。