池の脇の周回路。砂利道にツマグロヒョウモンのオスがいました。そっと寄っていったのですが,気づかれてしまいました。下写真はトリミングしたものなので,出来はよくありません。
舞い上がったチョウはまた,すこし離れた地表に降りました。そこをキタキチョウが通りかかりました。ツマグロヒョウモンは攻撃をしようと近づきました。まちがいなく縄張り意識があるのです。
次に同じツマグロヒョウモンのオスが縄張りに入って来ました。偶然とはいえ,激しく追いかけてさっさと追い出しに成功。
ツマグロヒョウモンは,また地表に戻りました。わたしは再びカメラを持って近づきました。「撮れる!」と思った瞬間,気づかれました。チョウは垣になったツツジの葉にとまりました。今度こそと思い,前よりずっと慎重に近づいて行きました。今度は成功!
高い空を背景に,チョウは翅を多少開いたり,閉じたりました。
人影のない静かな自然。生きものがのびのびくらしています。秋が深まるにつれ,その生きものが姿を消していきます。