自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋,“虫の目”でとらえた虫たち ~ツマグロヒョウモン~

2018-11-13 | 昆虫

池の脇の周回路。砂利道にツマグロヒョウモンのオスがいました。そっと寄っていったのですが,気づかれてしまいました。下写真はトリミングしたものなので,出来はよくありません。

 

舞い上がったチョウはまた,すこし離れた地表に降りました。そこをキタキチョウが通りかかりました。ツマグロヒョウモンは攻撃をしようと近づきました。まちがいなく縄張り意識があるのです。

次に同じツマグロヒョウモンのオスが縄張りに入って来ました。偶然とはいえ,激しく追いかけてさっさと追い出しに成功。

ツマグロヒョウモンは,また地表に戻りました。わたしは再びカメラを持って近づきました。「撮れる!」と思った瞬間,気づかれました。チョウは垣になったツツジの葉にとまりました。今度こそと思い,前よりずっと慎重に近づいて行きました。今度は成功!

 

高い空を背景に,チョウは翅を多少開いたり,閉じたりました。

 

人影のない静かな自然。生きものがのびのびくらしています。秋が深まるにつれ,その生きものが姿を消していきます。 

 


2018秋,ジャガイモ播種物語(6)

2018-11-13 | ジャガイモ

11月12日(月)。一昨日,知人が「秋植えのジャガイモを掘らなあかんから,忙しくなるわ」といっていました。ジャガイモは一年に二度栽培できるので,"二度芋"なのです。夏に種蒔きをして育ててきたジャガイモも,同じように晩秋塊茎(イモ)が太ります。

ストロンが出始めてからもう一カ月。途中,支柱を立てて茎が倒れないようにしました。その後ずいぶん育って,本葉が増えています。地上で膨らんだイモが並んでいます。地中に入らなかったら,光が当たって緑や赤色をしています。赤色になるのはアントシアニン系の色素が形成されているためです。

塊茎はあくまで茎の一部が太ったもの。ですから,太った茎からも新たな茎が複数出たり,葉が付いたり。最初にポットに植え直し,台風で折れた株では,茎が二股に出て来ました。第一節に大きめのイモが。頂芽がしっかり出ています。第二節にも小さなイモが見えます。養分が上の方にも貯蔵されているのです。これは空中イモと形容してもよいものです。

 

第一節の塊茎を大きく写してみました。

 

連結ポットで芽生え,育つ株にもイモができています。なんと赤い!