自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

クロアゲハ,孵化間近の一コマ

2018-08-27 | クロアゲハ

今年の夏はクロアゲハの孵化観察をたのしみました。おもしろいほどにたくさんの卵が産み付けられたお蔭です。

なかには,孵化直前のこんな幻想的な風景にも出合えました。これは葉の表側からフラッシュ光を当てたことによる効果です。  

 

実際はこんな卵です。 

 

若い葉の表に産み付けられた卵です。

 

孵化が近づいています。

 

すがたそのものは見えませんが,黒い影が中央付近にあります。

 

できるだけ丹念に変化を追っていると,いろんなチャンスに巡り合えます。観察を怠るわけにはいきません。

 


この孵化,何テントウ?(続)

2018-08-27 | 昆虫

孵化直後の観察については前回記事にしました。その翌日のこと。今度は別の集団が孵化しました。その様子を始めから撮影できたので,ご紹介します。

間もなく孵化する卵ばかりが並んでいます。中の黒い影は頭部と脚です。そのうちの一つの卵で孵化が始まりました。ゆっくりゆっくり頭部が出て来ました。

 

 

ほんとうにゆっくりした動きです。

 

 

透明感のあるからだ。大きな脚。

 

 

全身が出て来ました。無事に誕生! 瑞々しいからだ! 

 

 

撮影はまったく慌てることなくできました。 ゆっくりした動きのお陰です。この幼虫の正体がわかれば最高なのですが。

                              (つづく)