自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

接写がたのしい夏(5) ~シマアメンボ~

2018-08-20 | 昆虫

シマアメンボは山間の清流に棲みます。からだには特徴的な縞模様があります。

 

 

それを捕獲して来て,撮影しました。

 

 

アメンボはふつうせわしなく動きます。止まる瞬間を狙って写真に収めるほかありません。脚は六本。

 

 

脚の生えた部位が胸。大きな胸です。水にバランスよく浮いて機敏に動くには,この構造が必須なのでしょう。。胸に詰まった器官を見たくなります。

 

 

口吻の先が尖っています。体液を吸うのにふさわしいかたちです。

 

反対側からも撮っておきました。

 

正面から見ると,対称になった縞が見事です。

 

真上からも頭部を撮っておきました。こうして見ると,感覚器官としての複眼の重要性が理解できます。

 

アメンボは水面に浮かぶカメムシのなかま。生態をよく考えるとふしぎが詰まった,おもしろい生きものです。