シマアメンボは山間の清流に棲みます。からだには特徴的な縞模様があります。
それを捕獲して来て,撮影しました。
アメンボはふつうせわしなく動きます。止まる瞬間を狙って写真に収めるほかありません。脚は六本。
脚の生えた部位が胸。大きな胸です。水にバランスよく浮いて機敏に動くには,この構造が必須なのでしょう。。胸に詰まった器官を見たくなります。
口吻の先が尖っています。体液を吸うのにふさわしいかたちです。
反対側からも撮っておきました。
正面から見ると,対称になった縞が見事です。
真上からも頭部を撮っておきました。こうして見ると,感覚器官としての複眼の重要性が理解できます。
アメンボは水面に浮かぶカメムシのなかま。生態をよく考えるとふしぎが詰まった,おもしろい生きものです。