自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

今冬のマンサクと昆虫(11)

2017-02-23 | マンサク

2月12日(日)。午後。気温4℃ほど。冷たい風が吹いています。

この環境下でも,きっちり昆虫は活動しています。これまでの事例報告と重複しますが,書きとどめておきます。新たな視点は花粉です。からだに花粉が付着しているというのは,送受粉に貢献している姿である証拠。

ユスリカのなかまが頭・胸部に花粉をどっさり付けていました。見た瞬間,「ほ,ほーっ!」と唸ってしまいました。

 


別の個体も花粉を付けていました。 

 
後日,晴れ上がった日のこと。花の中をしっかり覗いている姿をとらえました。

 
花粉を付けて,活動中の個体も。

 
気持ちよさそうに,花から花へ歩いて移っていきました。


ちがった種のユスリカもまた,花粉をたくさん付けて活動中でした。葯から花粉があふれ出る頃になりました。 


小さないのちの躍動を見逃しては申し訳ありません。しっかり観察眼をはたらかせなくちゃ。