冬,室内に置いていたホテイアオイが無事に越冬し終えました。ずっと以前(1月5日)に書いた話題なのですが,きちんと結果が出たのでそれについて書いておこうと思います。
水田で見かけたホテイアオイの株を持ち帰り,植木鉢に植えて冬越しさせようと試みたのでした。もともと水生植物であっても,湿った土に植えておけば,植生環境としては問題はないはず。室内の窓際なら,弱い冬の日差しであっても当たるには当たります。わずかであっても,ちゃんと,そしてきちんと光合成をするでしょう。
それを期待して,台所の窓際に置いていました。台所は,真冬氷点下近くに冷え込んだのではないでしょうか。たとえば5℃ぐらいにはなったに違いありません。もっと下がったかもしれません。それでも氷点下以下にはならなかったでしょう。そんな低温でも,冬を越えるという事実を見届けることができました。霜害を受けたり,凍ったりしない限り育つようです。大丈夫と思ってはいたものの,これで確信が持てました。大きな収穫です。
親株からは小さな株がたくさんできています。殖える兆候がはっきり見えます。
ここからいえるのは以下の点です。
- ホテイアオイは土に植えても育つ。
- 株が凍り付かない環境に置いていけば,冬越しできる。
頭で考えるてあれこれ想像するより,「やってみな。そうすりゃ,はっきりするさ」というわけです。事実の重みを実感しました。