自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

見事なサクラ

2013-04-05 | 日記

4月5日(金)快晴。雲ひとつないポカポカした一日でした。最低気温4.2℃(午前6時9分),最高気温25.0℃(14時48分)。

午前中は,地元保育園の入園式に出席しました。少子化の流れで,園児数は毎年減るばかり。0歳児から5歳児まででちょうど100人。この子らが健やかに育つようにと願っています。式当日としては,まことに印象深い天気になりました。 

午後,近隣市で開かれている美術作家協会展に行きました。絵画・写真・彫塑・書道の分野で活躍されている方々の作品を鑑賞しました。水彩画の世界で,情熱を持って制作に励んでおられるUさんの作品を拝見。題材は古い田舎の風景。色の豊かさには圧倒されました。初対面なのにUさんと絵画のことでたくさんの話ができ,すてきな出会いとなりました。

帰路,サクラが目に止まったので,写真撮影をしました。使ったレンズは魚露目8号のみ。開花状況は満開を少しだけ過ぎた感じでした。

一つ目の場所は,こんな風景です。川の堤にずうっと続くサクラ並木。その下を自動車が走っていきました。

親子連れがやって来ました。 

川面を見ると,花弁がゆっくり渦を巻きながら漂っていました。優雅な風景です。 

二つ目は, 田園の中を流れる川。ここにも並木がありました。これは瀬戸内海側と日本海側をサクラ並木でつなぐサクラ回廊の一部区間を担っています。

両岸に途切れることなく並木が続いています。緩やかなカーブからは自然河川の美が伝わってきます。堤防は農道になっていて,普段ほとんど人の姿を見かけることはないようです。撮影中にすれ違ったのは,一組のお年寄り夫婦とジョギング中の若者だけ。 

下に目を向けると,この水面もサクラだらけ。 傍に架かる橋を自動車が渡っていきました。

田舎の春は,都会よりもずっと遅れてやって来ます。しかも,のどかそのものです。この味わいは田舎ならではなのではないでしょうか。 

こんなわけで,こころに残る一日になりました。