ここ数年の海外からの訪問者は、ヨーロッパ在住の日本人、外国人のクライアントや受講生のお迎えが増えています。
水道橋→川崎にヒューマン&トラスト研究所が移転した頃は海外からのお迎えはスペイン語・ポルトガル語圏が非常に多く、グループで来日した際に国際交流会やレイドウレイキの伝授などを大人数でも開催して参りました。
そして、4年前に大井町にヒューマン&トラスト研究所が移転してからは、また違った展開がやってきているのでしょう。外国人の方でも個人でここを訪れる人が増えて、来日観光も団体旅行ではなく個人旅行が増えたのを実感します。また海外在住の日本人でもご結婚されている方がレイキを学びに来られています、それでもあえて「日本」でレイキを学ぶということは、やはり霊気療法発祥の地が日本であり、そのスピリットが日本の中に息づいていることを何か嗅ぎ分けて、多くの教室の中でヒューマン&トラスト研究所のレイドウレイキヒーラー養成コースを選択していただけることを心より歓迎しています。
研究所の1999年著書「ヒーリング・ザ・レイキ」では代替療法としてレイキ療法が活用されることを書きました。その後の欧米ではレイキヒーリングはかなり浸透して2000年のコリンズの英英辞典には「Reiki」という単語が「天ぷら」「ラーメン」「カラオケ」などと同じように掲載された経緯もある位、言葉として日常や新聞雑誌テレビなどでレイキという言葉が普及しているのです。
そして2000年には統合医療のエネルギー部門としてレイキの存在は明確に表すことが出来るようになりました。
英国は数十年前には、代替補完医療に自然療法が組み込まれてレイキ療法も積極的に取り入れらえてきたのですが、それがさらにヨーロッパ各国に広がっていったのでしょう。レイキはエネルギー療法としての代替補完医療分野、健康維持やストレスケアにも大いに役立ちます。肉体・感情の調和を図ることは健康的生活の中で大事なことだとは皆が認めるところです。また、エネルギー療法であると同時に霊療法としてスピリチュアルケアの役割がレイキにはあります。「スピリチュアル」はオーラとか守護霊とか前世・過去生などの概念だけでなく、もっと広い概念があり、生き方や魂に関わることです。通常の医療の中ではなかなかそこまでをケアすることは難しいのですが現実的問題として、民間で提供するレイキヒーリングの場合はその三位一体を探究することの可能性が含まれています。