10月31日にまさか届くとは、なんと粋な観音さまの御計らいでしょう。
それは西国三十三観音霊場そして百観音満願の寺、華厳寺の久保寺美好菅長からの封筒でした。
封を開けるとそこには二つの満願の証があるではありませんか!!なんと嬉しいお届けものでしょう。
先日4年の時間をかけて巡った御遍路の結願の寺、華厳寺に台風が近づくなか無事に辿りつくことができました。
西国の遍路は二府六県にまたがり点在してこれを満願することは至難の業です。毎回訪ねるのは天候に恵まれる10月にもかかわらず何度か台風に遭遇しながら、そのたびに何かに守られて被害にあうことがありませんでした。それは本当に不思議な遍路の旅だったと振り返ります。
華厳寺もまた同じように浄化の台風が近づくという条件でしたが、遍路の旅を守護してくれる神々の力で結願することができました。
西国三十三観音と百観音のそれぞれの満願打ち納めなので、それを証明する満願の証をお願いしようと思っておりましたが、生憎の空模様ましてや大切な証を雨に濡らすこともできないと思案しておりました。
御寺では関西方面からの遍路の人はあまり満願の証は求めないのだそうですが、東京からの遍路満願なので何とかならないだろうかと御寺の方にご相談したら、快くそれなら菅長に書いてもらいましょうということで手配してくれました。
その証が今日、私の手元に届いたということです。
今日のブログにも書きましたが父の祥月命日の日にそれが届くとはなんと光栄なことでしょう、父があちらから満願の喜びを返礼してくれているような感じがしてなんとも嬉しく思いました。
父がやりたくてもできなかったことを、私が供養を添えて巡れたことはきっと親孝行にもなったのでしょう。
明日の伝統霊気の講座に集まる皆さんからご覧いただこうと思います。
幸運な10月に心から感謝して、その喜びを11月1日に繋いでいきましょう。