どーも。プーカプカです。
昔々まじめにブログを書いていた頃<今も真面目ですよ、奥さん!<だれ
今の自分が読んでみても、なかなかエェこと言っとったよーである。
(再掲)
もし。
糖質制限、というコトバに拒否感がある糖尿病患者がいらっしゃるのであれば、こう考えてはどうだろうか。
糖質摂取量で、血糖値をコントロールする食事療法、だというふうに。
ベースになる自分の血糖値というものがあって、例えば自分は100前後だと思われる。
平均的な2型糖尿病の患者は、糖質1gで血糖値が3上昇する事を覚えておく。
血糖値は180を超えると、血管をダイレクトに傷つけ始める。
そして、高値と低値の差が大きくなる事でも、血管、特に毛細血管を傷つける。
だから、血糖値の許容範囲である180(できればそれよりチョイ下を…)から、自分のベースである血糖値をマイナスして出た数字、それが1回の食事で上がっても良い血糖値の幅だと設定する。
自分の場合は160を上限として目標に掲げているので、空腹時の血糖値100を引くと、1回の食事で60の上昇幅が許容範囲である。
糖質1gで血糖値3上昇であるから、60÷3=糖質量は20g以内まで
これだけである。
これだけのことである。
糖質摂取量で、血糖値をコントロールする食事療法やってるだけだ。
痩身法でもなく。
健康法でもなく。
銭商売でもなく。
自分の四肢と、眼球と、腎臓を、テミスの秤に載せてやっている。
今はもっとユルい気持ちです。(糖質制限量が緩くなったワケではありません~)
きっちきちに張りつめとったんやろ、と存じます。
どんな業界?においても、一番最初に習い覚えて成長すべき黄金の期間というのは、きっちきちで結構かと存じます。
自分にしては、追い込んで頑張った。エライなぁ。被災収束直後やったから?
今、発覚していたら、もうちょっと対応が違ったかもしれません。
人間の運命とは、そういうもの。
自分がどういう状態の時に、その出来事に出会うのか。
その時の自分ができた、精一杯の事は、全体から見てどのレベルなのか。
考え出すとキリがありませんから、その時は精一杯やったんだ、という事を大切にしたいと存じます。
で、今はもう「その時」では無いので、プーカプカに残されていた唯一の?課題である体重減を、1月の健康診断に向けてスタートさせようかしらん…
なんだ、この煮え切らない態度は(笑)
いや~
四十肩のリハビリも、絶対卒業に持ち込もうと、8月はヨガストレッチを8回もぶっこんで、肩はホンマに一気に良くなりました。
が。
肩の先に残る腕の拘縮が痛くてたまらん。
これはもう、全身運動を続けて解いていくしかないんやて。
全身運動!!
ひぃえぇー<なんでやねん
で、さっき書いた以前のブログ記事のところで、運動したら血糖値下がる?運動を見越して糖質を余分に摂取しても大丈夫かな?というコメントを頂いておりました。
その時の返事。
運動と血糖値については、まずは大前提があります。
1.運動で血糖値が上がるか下がるか
2.どのタイミングの運動で血糖値が上がるか下がるか
3.上がるにしても下がるにしてもその幅はどれくらいか
1~3全て、患者一人一人によって違っているという事実があります。
その為にも、「血糖値自己測定器を所有して、自分自身はどうなのかを把握する必要がある」というのが、教科書通りの回答になると思うのですが…
自分は経済的状況から測定器を持っていませんので、ハードに運動していた最初の3か月間ほどの検査結果で、運動効果の判断をしました。
これらの経緯から自分は「運動は、その時の血糖値を素早く劇的に上下させる効果よりも、空腹時血糖値のベースを全体的に徐々に低くしていく目的意識で取組む」位置づけで考えています。
運動という投資の回収は長期的展望で、です。
糖尿病患者はデイトレーダーであってはならない、一生涯の取引を膵臓と続けていくのだ、という考えを持っています。
ただし、実際のところは自分の運動量は、平日の仕事の日で万歩計が18,000歩くらい平均で出ていますし、そこにプラスして太腿の上下運動というのを週3回ほど30分ずつやっています。
これは、闘病最初の時にうっかり取入れたところ、階段が恐ろしくラクになったので、あまりの凄い効果に心酔して、辞めることができないという(笑)
休日は移動手段として徒歩を取り入れているので2時間は歩いています。
だから「運動していない」とも「運動している」ともいえない、中途半端な状態化もしれません。
また、肥満患者ですから、効果があるのかもしれません。
痩せ形の場合は、効果が出にくいという報告を散見しますので、その場合は有酸素運動よりも、筋肉を作っていくマシン系のほうがよいのか?とも想像します。
いずれにせよ、中高年になってからの本格的運動は別の怪我を招きがちですから、もし取り組まれるのであれば、最初は我流でないほうが安全かと思います。
自分は闘病以前に、万歩計が2~3万歩だった激務の時代に、足底筋を断裂して、歩き方のトレーニングを受けました。
中高年で足底筋を切ってしまう人は多いそうです(汗)
あと、糖質1gで血糖値3の上昇というのも、平均的2型糖尿人(体重63kgくらいだったかな?)のデータですから、これも個人差があります。
また、食材によって、糖質1gでも血糖値5以上の上昇がみられる、という報告も散見されます。
(ローソンのブランパンシリーズ等)
そういうことがあるので、血糖値自己測定器の必要性が叫ばれているのだと思います。
測定器を利用できる状況でしたら、もっと糖質を摂れる可能性も発見できるのでは、と思っています。
1食あたり40gでも大丈夫、となれば、かなり普通の食事になりますよね。
というわけで、結局は、どのくらい食べられるのかが知りたいから、血糖値測定器が欲しい、という思いは、相変わらずですね。
そして、痩せたらきっと、もうちょっと糖質摂れるハズ?
動機の不純さ。
それは最強のモチベーションだと存じます(笑)