どーも、プーカプカです。
もうすぐ震災7年目が巡ってまいります。
自分は、災害の種類は違えど、自分と実家と2度の被災をしているので、「災害は実際に起こり自身にふりかかるモノ」という思考が出来ますが、普通は、正常化バイアスという心理的現象により、なかなか踏み込んだ考えには至らないかと存じます。
備えとは、7割がお金で、2割が想像力で、1割が物資かな~ ←ミモふフタもナイ
血糖値を管理したい人間にとって、災害時の食料は大きな心配事。
過去のブログでも、糖質制限の経験が深まるにつれて変化していった備蓄内容に触れました。
災害備蓄の再考 買い溜めましょう、その日の為に
それらの内容と重複しますが、今の自分が思っている災害時の食料について、書いておきたいと思いました。
というのも、先月、糖質制限の災害備蓄について広く語り掛けるような場にコメントをしたところ、参加者の一人から、糖質制限ちゃんとやってないやろすっこんどれー的に否定されまして、そこの管理者に迷惑をかけないよう反論せずに沈黙したのです。
糖質制限でけとらんやろ、とは、よう云うた
ま、そこはえぇのん。<エェのか
災害の備えとは、想像力(と財力)です。
自分以外の誰かが言ってる事を、なんでそういう事を言ったのか想像して、自分に適用できるんか、そうするメリットや損益分岐点はどうなんか、色々考えて、自分には不要やと思われる情報でも、それが必要な人間も居るやろし、とりあえず情報出してきただけでも、何もせんよりマシやんかーありがとさーん
というような人間力が、災害時に己を助けると存じます。
自分は、自宅と職場(災害時には職場に泊まり込むので)、両方に食糧を備蓄する必要があり、備蓄を始めた最初の頃の派手な内容から、思考を重ねて、このように落ち着きました。
●高野豆腐 1日1箱目安
●インスタント味噌汁 1日5個目安
●ツナ缶 1日3缶目安と、マヨネーズ1本
●焼き海苔
●あればソイジョイのチョコ味 1日2本目安
賞味期限の少し前に、新しいストックと入れ替えて、日常の食料として使っています。
普段使わない食材は、ストックのローリングが上手くできないので、最初の1回だけで終わってしまいがち。
災害時は、異常な状態なので空腹感も常とは違い、発生当初は最小限の量でも苦痛ではありません(経験者)
また集団の中で過ごす事を想定して、周囲の嫉妬を煽らない地味な食べ物を。
そしてストック入替が用意で安価、水だけで食べられる状態になるものを。
上に書いた内容は、あくまでも被災当初3日間程度の為の備蓄です。
最初の3日間位は、自治体から食糧が手当されたとしても、2人で菓子パン1個とか、おにぎりだけとか、そんなもん。
その期間は、やる事も多いし、ストレスMAXだし、パニクッてもいるし、ともかく食べて動ける状態にしておきたいもの。
4日目以降、長期戦であったり、自宅に戻れなかったり、また自宅でもなく職場でもない場所で被災した場合に、どうするか。
糖質制限推奨ドクターの第一人者である江部医師も述べていたのですが、それには分食が有効です。
自分の職場の先輩も、妊娠糖尿病の時期を、1日5分食に分ける事で、体重と数値を減らす事ができたと言っておりました。
よく登場する図ですが
食後2~3時間で、食事の影響が消えると考えて(糖尿病発症者の場合です)、1日3食分を6回くらいに分食すればいいわけです。
おにぎりとか、菓子パンしか配給が無かったとしても、一般的なそれらの糖質量は60~70g位までの商品が殆どですから、一度に食べずに分割しましょう、という方法。
被災のストレスで、空腹時血糖値も上がっているハズですが、実行不可能な事を並べ立てても仕方ないので。
災害の備えとは、想像力(と現金)と、その場にあるもので乗り切る胆力です。
避難先に持って行ける1か月分以上の低糖質食糧なんて非現実的な望み。
自宅で3日間耐え忍べば済む程度の災害であれば、なんてラッキーだったんだ、という事だと存じます。
一番最初に備蓄に取り掛かる時は、まずは、手持ちの食品(普段の、ね)を全部並べてみる。
賞味期限をマジック等で大書きすると、取り組みやすいです。
どういう食品が好みなのか。
ついつい賞味期限を超えてしまう、あんまり食べないモノは何か。
自分の家に、どれくらいの食材が眠っている(或いは死んでいる…)のか。
想定日数と、品目と、基本個数を決めたら、あとは「使ったら買い足す」をしばらく意識して続けると、そのうち意識しなくても在庫が回るようになります←なりませんかね
皆さんも生きた在庫とあられん事を
(参考)
コチラのブログも大変参考になります。
災害時の糖質制限