どーも、プーカプカです。
今度という今度は、シリコン製のココロも折れそうな今日この頃
突然始まった高齢身内の介護キーパーソン生活ですが、病院に担ぎ込まれている間は良かったんです、まだ。今から思えば。
真夏のこととて、また退院後の生活の為に福祉関係者も自宅に出入りする準備もあるし、と家を見にったら、COVID-19禍でもマメに電話やメールで聞いていたハナシとえらい違いで…
そこから、長い長い、老夫婦拉致監禁断捨離強制虐待生活が始まるのですが(笑)
やっと、やっと、あとはそれぞれが衣類の引き出しの中味とか、ちまちま進めれば良いとこまでに至って。
その時わたしは見た!!
福祉用具を借り換えした時に、介護関連ってなんでかしらんけど全て郵貯銀行引き落としでしか手続きできないんですわ。
郵貯の口座から自動引き落としする為に、届出印を押すんですが、そのハンコは何処?って本人に聞いたら、冷蔵庫の一番上の和紙の箱を持ってこい、言うんですわ。
冷蔵庫の中で冷え切った(泥棒よけらしい)紙の箱の中には!!
印鑑が20本ほども
ケアマネージャーとプカは椅子からひっくり返りそうになりますたミャハ←シリコン製のココロが曲がった瞬間
これは…これは…と、家の中の断捨離が終わりつつあるのを待って、銀行口座と保険証券の把握に力点を移すことにしました。
一般庶民なのに、なぜか所有している金庫を開けさせると、中身パンパン!
もしやコノイエは隠れ大金持ちだったのか!?
金庫の中味を全部並べて、いちいち精査すること三週間(だって週末にしか行けないから…)
1円も出てこずに、商品券が二千円と、図書カードが三千円と、テレフォンカード(!!)四千円。
そしてそして、なんやしらんけど通帳が52冊!!!!!
まさか大金持ちなのではなく、マネーロンダリングを担う反社会勢力の構成員だったか
というわけで、その通帳が生きているのか死んでいるのか、また誰の口座で、どの印鑑で、残高いくらで、引き落としや入金がされているのか、全部をリストにするという作業を延々、捜査一課長なみ尋問を続け、今ようやく明らかになる犯罪の全貌…
なぜどうやったら、一般市民が16口座も所有できるのかワタシは知りたいココロが折れた←16というのは、あくまでアクティブな口座ね
来週からは、引き落としや入金を一つの銀行にまとめる為、アチコチに口座変更書類の請求をかけていくのと、引き落としはされていない口座の残高をゼロにして(銀行のヒト、ごめんなさい、いまこの状態で、本人連れて解約の手続きに現場臨場できましぇーん)
とりあえず休眠口座にしてまわるため、銀行カードと暗証番号を整理したところ。
ありがたい事に、地銀や信金、信託銀行などの多くが、いまやセブン銀行やイオン銀行で引き出し可能なので、都市銀行以外は身近で済ませられそうですが、今財布を落としたら謎の銀行カードがみっしり詰まった、テロ資金洗浄係みたいな状態なので、身辺に気を付けなくちゃ(笑)
わろてますけど、口座のリストが16になると判り始めた頃から、シリコン製に替えたハズのココロが折れ始めたでー
どんだけー
日本の高齢者、どんだけ混乱しきった生活しとんのー
1円も入っていなかった巨大金庫は、これ、死後に捨てるとなったら結構な処分代金取られるでー
しかも大事な印鑑をナゼに金庫には入れず、冷蔵庫に←金庫内が意味不明な紙類で満杯で、大事なハンコの入る余地が無かったからです!
こんな生活しとって、肝心の老夫婦は、一切ボケてないって、世間では80代とも思えない全然社会的に現役~って持ち上げてもらって自慢しとる(涙)
この夏の、長い長い闘いを通して自分は決心しました。
70歳になったら(定年がその歳なので)、第三者に生活介入されても恨みを買わないような状態にしておく!
という事は、今から既にそれに向かって走り始めておかないと、人生の先輩たちによれば50代後半に体力の崖を一度落ちて、60代に集中力の翼を折られるらしいので、ともかく自宅を「どこにナニがあるのか、書類の全てはこのようになっているのだ」にせなアカン。
そう思って、自分の家の更なる断捨離も実行したんですわ(でけたんですわ、なにしろ高齢者宅に引き続いて二度目の作業、スキルも上がるってもんで)
そやけど気づいた。
これを、あと何年か知らんけど、ずっとずっと、きちんとし続けて生きていかなアカン、て。
そしたら突然、シリコン製にしたはずのココロが折れた
やってられるかーっ
適当にフンフン云うて面白可笑しく生きて(死んで)いきたんじゃー
ちょっと血糖値と似ている←むりくり
一旦は良くできても、それが普通、ずっとやるん、と気づいた時から「やってられるかーっ!」反骨心がムクムクと←日本語まちごーてる