どーも。久しぶりに新聞記事からプーカプカ選です。
回顧2015年「食品の健康機能表示、解禁」
これ、4月からスタートしてたんですってね。
機能を示す科学的根拠を届け出て、不備がなければ受理され、それを取り入れるかどうかは、消費者自身に判断して貰う趣旨だそうです。
だから、消費者庁の管轄。
記事の中で、食品表示に関するルールが統一され、加工食品の栄養成分表示が義務付けられた、ともありました。
え゛っ…今まで表示してなかったってこと!?
金星に探査機を飛ばす時代に、なんだか緩いハナシだなぁ。
微細な血管、くっきり観察
国立循環器病研究センターでは、MRIを使って0.1ミリメートル以下の微細な血管を観察する技術を開発した。
3~5年後の実用化を目指す。
血流のわずかな漏れや詰まりも観察でき、脳梗塞やくも膜下出血などの早期発見に役立つ。
をを、これは、糖尿病の合併症発見にも役立つんでしょうか?
自分はMRIを受けたこと無いですが、聞いた話では、ちっとも痛くないそうで。うん、そういう検査なら大歓迎です。
がん発見、血や胃液1滴で
早期に、安く、高精度、だそうです。
1回の検査にかかるコストは数百円。
こちらは3年以内の実用化を目指すとのこと。
自分は、癌の治療を一切拒否した独身の伯父の最後を看取りましたが、癌が見つかったからと治療するか、しないかは、ヒトそれぞれ。
また、癌に対する姿勢は、自分に適用した場合と、肉親に起こった場合と、赤の他人のケースを論じる時とで、全然ちがうと思います。
自分の場合は、癌は放っておくと決めていますが、自分の母親がそうなったら、最後の1秒まで管に繋ぎまくってでも(たとえ97歳だったとしても)治療と延命を求めてモンスター家族になってしまいそうです…
専門管理栄養士の資格が始動
2013年に「がん病態栄養専門管理栄養士」の資格が創設されたが、2016年1月からは「糖尿病」「腎臓病」の専門管理栄養士の資格が創設される。
適切に栄養指導できれば無駄な薬を使わずに済み、医療費抑制にもつながる。
コレですね。
腎臓病は、分かりますが、糖尿病で、そこまで高度なサポートが必要でしょうか?
1年365日、家で素人が、しかも高齢になって、そこまで凄い事ができるとは、ちょっと自分には思えません。
糖尿の治療って、ソコか?まだソコのレベルなのか?と、なってみて分かった「人間のカラダって、ホントに解明されてないんだなー」です。
最後に、糖尿関連ではありませんが、日本ブログ村の病気ブログに登録している中で、とてもつらそうなブログを見ていたので、このニュースに飛びつきました。
病名不明の難病、DNAで診断
自分が見ていたブログは、歩けない病態なのに、病名が付かない為に支援が受けられず、また心の問題では?とさえ言われて…というものでした。
病名が付かないって、無実なのにテロ犯にされちゃったみたいな恐ろしい対応をされるんですね。
糖尿病のブログでも、お若くしてⅠ型を発症された方が、基礎検査もしてもらえずに心の問題にされて、あやうく死にかけた、というのを拝見しました。
これだけ解明されていない事だらけの人体なのに、医療者の知らない病態は「心の病では?」と云ってしまえる度胸というか、厚顔無恥というのか、現代医学が「分からなかった」ら、「そこに病気は無いということ」なんですね。
文明と科学の時代に生きていると信じていましたが、いつ我が身がそのような扱いを受けるか、分かりません。
慶応大病院では、大病院でもなかなか病名が特定できない難病を血液で診断する「未診断疾患外来」を新設する。
従来の検査で原因不明とされる患者でも、遺伝情報を詳細に解析すると、DNA配列の異常が見つかって病名が分かるケースが有る。
今年、約百人の未診断患者を分析したところ、3割程度で診断がついた。
かかりつけ医を通じて慶大病院の担当チームに相談し、受診が有用と判断した場合だけ受け付ける。
多くの方が、病名を付けて貰えることを祈ります。たとえ治療方が確立されていなくても。人間とは、そういうものです。