古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

落葉を掃除しました。

2010年12月20日 05時42分01秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 我が家のある一群の新興住宅に行くには、村中を通る旧街道から200メートルほど山沿いの道路を上がらねばなりません。この時期、道路にはクヌギやコナラの落葉が降り積もります。そこで清清しい道で新年を迎えようと、ぼくは村の保健衛生委員という地位を利用して、ご近所に道路清掃を呼びかけました。
 そして日曜日のきのう、6軒中5軒に参加してもらって清掃をしました。はじめてみんなで清掃をした去年は雨降りで寒かったのですが、今年は風の無い晴天で、体を動かしているうちにあったかくなりました。
 側溝に詰まった落葉をかき揚げ、道路横の草むらから落葉をかき出して大きなバッグで運びましたが、集めてみて落葉の量に驚きました。それを燃やして午後には結構な量の草木灰ができました。後日畑に撒きます。
 このたびの清掃作業には、前日から来ていた孫の大志くんも参加しました。(小さく写っています)五歳ですから大した助けにはならないと思ったのに、金のさらえを引きずって上へ下へと走りまわり、作業している大人たちに分けへだてなく話しかけ、冬眠中の蛙が出てきたらみんなに報告してまわり、いちばん存在感がありました。子どもというのはえらいものだ、と感心しました。
 作業は一時間余りで終了し、我が家のウッドデッキでミーティングです。自家製の野草酵素飲料とぜんざいを食べてもらいながら、しばらくおしゃべりをして解散しました。道子さんは有機無農薬で小豆を栽培することがいかに大変かを話して、小豆を味わってもらいました。有機農業を志しても小豆は敬遠する人を知っていますが、彼は実際に栽培し、ムシにやられ、収穫ゼロになってしまう体験をして「これだけムシにやられてはどうしようもない」と悟ったのでしょう。小豆収穫までの苦労をずっとそばで見ていただけのぼくも、ぜんざいをおいしくいただきました。もちろん大志くんも。
 来年は村の役員が交代します。(二年任期)でもこの道路清掃は、ぼくたちの体が動く間はうちが呼びかけてつづけよう、と我が家では話し合いました。午後は二人で時間を掛けて道路清掃の仕上げをしました。草刈機で側溝横のアスファルトに生えている草を刈り、それを側溝に竹ぼうきで掃き落とし、側溝を十能でさらえる作業です。
 きれいな道路になりました。散歩で通りかかった隣り村の人が「まあ! きれいにされましたなー!」と感嘆の声をあげて行かれました。いい新年が迎えられます。
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