古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「寒さ」に弱くなりました。

2023年12月17日 17時13分09秒 | 古希からの田舎暮らし
 ぼくは鳥取県で生まれ育ちました。いまのように「外断熱」の家ではありません。冬はガラス窓に室内の蒸気が凍りつき、朝起きると窓が白くなっていました。子どもはコタツや湯たんぽや豆炭行火はなしで寝ていました。ぼくは兵庫県の南に住むようになっても「寒さに強い」と思っていました。
 ところが年寄りになって「寒さ」に弱くなりました。いまの家は外断熱ですから、窓ガラスが白く凍ることはありません。それでも暖房をよくつけます。石油ファンヒーターもときどきつけます。
 今日は道子さんが使っている棚を移動しました。写真のようなスペースができました。

 ぼくが使うスライド丸鋸を置く場所ができました。よーし、台をつくるぞ。午後あり合わせの材木で半分ほど大工仕事をすすめました。しかし寒い。午後仕上げるつもりでしたが、一時間で家に入り、コタツにあたりました。

 ちょっと板を置いてみただけです。好きな大工仕事なのに、あと一時間もあればできるのに、家に引っ込んでしまいました。
 
 次の写真は福地池の祠です。

 下に石の祠がありますが、堰堤上の台から転げ落ちたのです。祠を元の台に載せるために、どなたか草を刈ったのでしょう。だれが由緒ある祠を蹴落としたのか。前に「犯人はイノシシのようだ。あの斜面を走って祠にぶつかったのだろう」と村の方にきいたことがあります。あれは「福寿坊というお坊さんが堰堤の築き方を村人に教え、自分が人柱になって堰堤をつくらせた」と言い伝えのある由緒ある祠です。
 一度道子さんが元にもどせないかとさわってみましたが、石です。ビクともしませんでした。数人がかりでないと動かすのは無理です。そのうち元の台にもどされるでしょう。
 イノシシはけしからん。罰があたるぞ!
 
コメント
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