古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「どなたに、どのように、感謝すればいいか」/「ありがとうございます」

2021年09月26日 02時52分41秒 | 古希からの田舎暮らし
 高齢の私に、昨日起こったことを、「どなたに、どのように、感謝すればいいか」。
「ありがとうございます」というしかない。不思議な気持ちです。くどくなりますが、きいてもらえればうれしいです。
 ここしばらく、ウッドデッキの改修で頭がいっぱいです。あれこれ改修の方法を考えて、足場パイプ(口径48,6ミリ)を田の字に組んで、その上に床板をのせることにしました。
 床板をのせるには、根太が必要です。人口木材の細い根太では、45センチおきの支えが必要です。しかし4メートルの足場パイプを45センチ間隔に組むのは大変です。そこで「細い根太に添え木のようにパイプをくくりつけて強くする」ことにしました。
 そのパイプは、農業用の細いパイプを考えていました。
 口径31,8ミリのパイプです。しかし細いので強度に不安がありました。そこで金曜日に、ホームセンター・ナフコに行ってみたら、口径38,1ミリの太い農業パイプがありました。
「おー、これなら間を1メートルにしても大丈夫だ」と買うことにしました。ところが1メートル/2メートル/4メートル/のパイプしかありません。根太は3メートルです。4メートルのパイプを切断して使うしかありません。とりあえず4本買いました。(10本必要です)
 買った4メートルの農業パイプは、ディスク・グラインダーで切断できました。手に持った感じは、強度十分です。
 土曜日、足場パイプを田の字に組みました。強度はOK。
 気持ちがはやり「ホームセンター・コメリには3メートルの農業パイプがあるかも」と軽トラで出かけました。コメリには1,5メートル/2,5メートルの足場パイプも売ってありますし、パイプの種類が多い。ところが口径3,8ミリのパイプそのものがありません。売ってあるのは細いパイプです。もしパイプが売ってあれば、6本買ったでしょう。
「仕方がない。日曜日ナフコに行って、4メートルのパイプを買い、切断してつかおう」。
 日曜日、午前中に組み立ててみました。

 田の字の足場パイプの上に4本の添え木強化用パイプをのせたところです。気持ちははやる。残りのパイプを買って、切断して、はやく床板をのせてみたい。午後、添え木用の農業パイプを買いに軽トラで出かけました。
 道子さんが「苗用の土やネモフィラの種がほしい」というので、道順にまずホームセンター・ナンバに先に寄ることにしました。ナンバの店内に入って、資材を物色していたら、鉄骨材があります。長さは6メートル。とても軽トラで運べません。店の人に「半分に切断できるか」たずねたら「一本100円かかりますけど」。「コ」の字型の鉄骨で強度は十分。これならパイプみたいにコロコロ転がることはない。「先に買ったパイプはやめて、この鉄骨にしよう」。5本買って、半分に切断してもらいました。10本の強度十分な根太添え木ができました。
 午後のお茶を飲んで、鉄骨に人口木材をのせてみました。「そうだ。鉄骨にこの根太がうまくはまるかも」と試しに入れてみると、ちょうどピッタリ。10本全部はめて、足場パイプの上に並べました。

 この上にデッキの床板をのせて、ビス止めすれば床ができる。
 土曜日、もしパイプがコメリにあれば、買ったでしょう。日曜日、もしナフコに先に行ったら、パイプを買ったでしょう。
「ラッキー!」/「恵まれてる」という言葉では気持ちが伝えられません。
 何度も何度も思い返しています。  …… ぼくの人生にはそんな恵みがいっぱいちらばっているんだなー。
コメント
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