古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

〈ムラサキシキブ〉をまもるかなー。

2021年09月15日 18時08分23秒 | 古希からの田舎暮らし

 うちのムラサキシキブは大きな株になって枝を広げています。実が色づいてきました。この植物の名前/実の色/存在感/。なんとなくいい。道子さんはとくに気に入っています。ところがこの実をヒヨドリが食べるのです。「おいしいか。こんなもん食べんでも、いまは食べるものがいっぱいあるだろ」と言いいたい。去年は鉄筋の杭を立てて動物ネットをかぶせて守りましたが、眺めはわるくなります。
 今年もネットをかぶせるか。迷ってます。ヒヨドリというのは好きになれない野鳥です。
 写真にバードフィーダーが写っていますが、エサ入れに粟つぶを入れていません。スズメは一羽も来なくなりました。粟つぶを入れても来るのは二羽の鳩だけです。あの鳩はたぶん夫婦でしょう。スズメとちがってこちらの姿を見ても飛び立ちません。一応こちらの気配に反応して、しぶしぶ、のろのろ、飛び立ちます。
 今年の初夏は、15年間山には近づかず、村里にいたスズメが、大挙してやってきた。粟つぶに20羽をこえるスズメが群がった〈あの出来ごと〉はなんだったのだろう。「逃げてしまったのは、ひょっとしてときどき顔を見せる黒い猫のせいではないか。ぼくらの知らないところで猫がスズメを脅したのではないか」と思ったりします。

 いま『自壊するアメリカ』(ちくま新書/2001年発行/赤木昭夫・内田義雄・鈴木博信 著)という本を読んでいます。2001年9月11日の貿易センタービルのテロ直後に出た本です。あのテロ直後なのに、20年後の今をみる『確かな眼』に感心します。また紹介します。
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