古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山の竹を片付けて道をつけました。

2014年03月23日 03時59分28秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 母・妙子さんは、山陰の田舎で暮らし、子どもたちを生み育てて都会に送り出し、父と二人で老後を過ごすつもりでした。ところが64歳のとき、老夫婦は神戸の街に暮らすなりゆきになりました。父は米寿を祝ってから亡くなり、母もほどなく旅立つ心づもりでした。女学生の頃から文学少女で、老いても田舎の図書館通いをして本を読み、神戸に出てからは同人誌の仲間に加えてもらい、自分の書いたものを本にまとめることもできました。87歳のときには遺言のつもりで随筆集も出しました。そして94歳の誕生日に、三木市に引っ越してきました。
 一行でまとめようとしても100歳を越えて生きるとなかなか。三木での暮らしはあと一か月余りで8年目に入り、101歳になります。
                            
 写真は妙子さんがデイサービスで書いた習字です。町民文化祭に出したそうです。
 その妙子さんがいままで自分の仕事のようにやっていた「裏山に出て、花ばさみで竹の枝を切る」ことをしなくなりました。食事は自分でゆっくり食べますが、そのあと横になることが多くなりました。
 春になればまた竹の枝を切るか、と枝のついた竹を孝行息子は積み上げていましたが、このほど裏山に登りやすくするためにその竹を片付けました。
 もし母が出動するようになれば、また竹を切りましょう。
コメント
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