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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

畑仕事はぼちぼちです。

2012年05月12日 01時46分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 うちの畑の入口に、写真のように三本の茎が立ち上がって伸びてきました。まだ30センチ超ほどですが、今年は1メートル以上になりそうです。マメ科の多年草で『クララ』という名前です。クラクラするほど苦く、猛毒をふくむ草で、人が死に至ることもあるとか。『オオルリシジミ』という絶滅危惧種の蝶の幼虫が食べる草です。いまこの蝶が見られるのは安曇野と阿蘇のどこかだけ。2011年10月3日、このブログでも『クララ』のことを書きました。
 むかし日本ではあちこちに見られた草だそうですが、農地が増え、機械による草刈りが行われ、クララは見られなくなってしまいました。どうしてここに生えているか。ホームセンターで買ってきて植えたのです。一株ではどうしようもないし、野菜につく虫退治に使えるほどには増えないでしょうが、生えてるだけでなんとなくうれしい。
 ホームセンターの『ナンバ』に『シモン1号』の苗を売っていたので買ってきました。サツマイモ類の一種で、『カイアポ芋』という商品名で売られています。ブラジル原産の芋で地中の栄養分を吸収してしまい、一度作るとその畑には5年シモン芋は作れないとか。いままでにこの畑で二度作り、一度目は多量に収穫、二度目は場所を変えたのに根ばかりで芋が採れませんでした。他のサツマイモ類とちがってそんなに甘くありませんが、栄養は豊富で、売ってあるシモン芋は高価です。控え目の上品な甘さがあり、天ぷらや味噌汁の具にすると忘れられない味です。
 きのうは土手の草刈りを少しだけしました。ほんとに〝ぼーちぼーち〝です。
















です。